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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

ウスバカマキリの卵鞘

2011年03月02日 | カマキリ
本格的な春到来を目前にして今のうちに見ておきたいモノがあった。それはウスバカマキリの卵鞘である。

ネット検索してウスバカマキリの卵鞘を調べてみたもののはっきりしないモノが多く確信が得られなかったので、やはりここは自身の眼で確認すべく、昨年の秋にご協力をいただいた須田真一さんからの生息情報をもとにウスバカマキリの成虫を発見し、撮影する事ができた生息地へと卵鞘を探しに足を運んだ。

枯草に覆われた河川敷

ここは大雨や台風などによる洪水に見舞われやすいだろう。なぜウスバはそのような場所にある草地を敢えて選らぶのだろうか?秋に発見できたメスの個体数が少なかったので果たして卵鞘は発見できるのか?そんな事を思いながら生息地へと入り産卵箇所である石を片っ端からチェックして行く。

すると、それは呆気なく現れた!なんと、目の前にある石の表に産みつけてあるではないか!誰かがひっくり返したとも考えられるが...

こちらは空気口があるタイプ

他にもないかと同じような石を見て廻ると次々と簡単に発見できてしまった。


のっぺりとした表面は固くコカマキリの卵鞘に似ているが形状はハラビマロカマキリの卵鞘に似ていた。


呆気なく簡単に発見できてしまったが、計8個の卵鞘を確認できた。秋にはタイミングをみて幼虫、成虫と撮影しに訪れるとしよう。


D300s+AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G ED
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye+Sigma ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED


撮影日:2月27日




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