東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

LEICAで虫撮り

2021年05月25日 | LEICA M
父から譲り受けたLEICAアクセサリーの中に、嬉しくもMマウントの各レンズと併用可能なマクロアダプターが含まれていたので、早速、虫撮りに向かった。

アオモンイトトンボ ♂型♀(摂食中)
良く確認せずうっかりオスと記載してしまいましたが、Tさんのご指摘により拡大して観ればオス型メスと判明。Tさん、お知らせくださりありがとうございました。マクロアダプターとは言っても、カメラ本体とレンズの間にセットする接写リング的な物。通電がないので、EVFに表示されるフォーカスピーキングや水準器も反映されない仕様に苦戦しつつ、マクロ撮影の基本である、置きピンでカメラポジションを前後微妙にずらしつつ、ここかというところでシャッターを切る、渾身のワンショットを楽しんだ。

ルリシジミ ♀(夏型)

春型の倍の大きさだったので別の種類かと思ったけれどルリシジミだった。絞りは全てF4固定で撮影。被写界深度はいつも使用しているフルサイズ+マクロレンズの組み合わせよりも浅いけれど、ボケ味は柔らかくこっちの方が好み。

ハラビロトンボ

ここでは初めての遭遇。今までの知見だと浅い湿地環境に生息していて、生息場所からあまり離れず、飛翔能力もそれほど高くないと思っていたけど、想定外の飛翔能力を持っているのかも知れない。定着してくれると嬉しい。

クロイトトンボ ♀(テネラル)

残念ながらここでバッテリー切れ。意外と持たない事が判明。昆虫撮影には実用的ではないけれど、LEICAの楽しさが少しだけ実感できた。次回はもう少し絞った撮影を試してみたい。

全てLeica M Typ 240+Summarit-M 90mm F/2.5+Maco-Adapter-M Typ 240

撮影日:5月22日

初めてのライカ

2021年05月19日 | LEICA M
この日曜日は雨が降り出すまで久しぶりに娘達と一緒のフィールド散策。

LEICA M (Typ 240)+SUMMICRON-M 50mm F/2
フィールドに到着早々、昆虫を探す前からアイス休憩かい...トンボの羽化観察が大好きだった長女は、私立中学に進学し次女は小2。本当あっという間の成長。今はもうトンボを観に行こうかと誘っても、行かない!!と断られてしまうのが残念。

LEICA M (Typ 240)+SUMMICRON-M 50mm F/2
今回の記事は昆虫写真では無く、父からこれ使ってみろ!と譲り受けたLEICA Mで試し撮り。カメラ内設定はシャープネス、コントラスト、鮮度、全て中に設定。画像は見た目に近いあっさりとした色合いで解像度、ダイナミックレンジも良好。カメラ本体の操作性の悪さを除けば全く申し分ない写り。昆虫撮影に必要不可欠なマクロレンズは高額過ぎて購入予定はないけれど、景色や子供たちのスナップ撮影には良さそうなので、この先も機会をみてLEICAの画を楽しみたい。

撮影日:5月16日