3連休初日の16日土曜日一般社団法人 静岡県フロン回収事業協会が主催する「地球環境保護シンポジウム」にお招き頂きました。
今回のシンポジウムはフロン対策30周年を記念しての開催であり、私が2001年「フロン回収・破壊法」をまとめ上げる以前から付き合いがあるNPO法人ストップ・フロン全国連絡会代表であった西園大実先生(現群馬大教授)や南極基地での観測隊員であり国立環境研究所の主席研究員でもある中島英彰氏が講演されます。この日は10分ほどの時間を頂戴しご挨拶させて頂きました。
1980年代、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書採択により特定フロン(CFCやHCFC等)の製造・輸入の禁止や将来全廃が決まりそして昨年10月ルワンダ国キガリにおけるMOP28(第28回締約国会合)において代替フロンであるHFCも新たに規制対象となりました。(HFCはオゾン層は破壊しないが強力な温室効果ガスである)フロンのような人類が生み出した物質が、人畜無害とはいえオゾン層を破壊し地球温暖化の原因となりまわりまわって人々の生活・環境を壊してしまう。今後温室効果ガスでない新たな冷媒を作らねばならないことと、フロンの回収率の引き上げを図るために真面目に回収破壊を取り組んでいる方が馬鹿をみないような制度にする必要があると考えています。
(両講師とNPOストップ・フロンや日設連の理事等と開演前に記念撮影)
先ずオゾン法を、そしてその後フロン関係法を改正して、問題のある業者には罰則規定を設け大気への放出を防ぎ回収を高めるつもりです。是非皆様方のご支援・ご協力を賜り、ともに環境問題を一歩ずつでも解決していきましょう。