koheiのおもちゃ修理記録

宇部おもちゃ病院 毎月第2土曜日 13:00~16:00
宇部新天町の西の端、市民活動センターで開院してます。

5/11 おもちゃ修理(1件)

2014-05-21 | おもちゃ

1個対応、連日で、鳴いて歩く犬のぬいぐるみでした。
20140511_dog1
いつも見る子達より、一回り小振りです。
全く動かないとの事。あと、右前足が骨折してます。

いつも見る子達よりぬいぐるみはゆるゆるで、簡単に脱がせられました。
が、ぬがせてビックリ。いつもと違う...何やら線がいっぱい、基板も入ってます。
20140511_dog2
背中に圧電センサがついてます。
これは2013/3/9等の、ダンシングイルカちゃん等と同様に、音or衝撃で動作開始する電子式です。
とりあえず、圧電センサの線が1本断線してます。
まずこれを繋いでみましたが、動きません...

電池ボックス端子から、基板の赤線のところに直結すると動くので、メインSWの不良と判断。
メインのスライドSWは、2回路で端子も4×2ぐらいあって、配線も何やら複雑についていてよく分かりません。電池ボックスふたを見ると、「ON-OFF-DEMO」と書いてあります。
推定するに、「DEMO」にすると、圧電センサに関係なく動きっぱなし、「ON」にすると、センサに反応して動く、という作りと思われませす。

スライドSWは分解整備することにしました。その間に、右前足の骨折は、他の手すきのドクターにお願いしました。
小さいスライドSWでしたが、何とか分解。接点4×2回路で、移動接点がどう繋がるのかよく分かりませんが、接点磨いて確認...するも、動きません...
ふと、電池ボックス出口に直付けしてあるガラス管ヒューズを見ると、切れてました。
どうやら、作業・確認中に、2回路の移動接点が違うところになったときに、短絡が発生してしまったみたいです...

スライドSW組みなおしてから、ヒューズ除去して直結。作業中に案の定、電池ボックス~SW間の線が1本切れてしまったので、引きなおし。
これで動くようになりました。
「DEMO」にすると、クンクン鳴いたりキャンキャン鳴いたり動いたり、単純機械式より、鳴き声や動作のバリエーションが色々あるようです。
「ON」にすると、背中を軽く「ポンッ」と叩くと動き出しますが、どうも「クゥ~ン」と鳴くだけで、正しく動作してるのかいまひとつ分かりません...
が、まあこれで直ってるのだろう、と、終了しました。

コメント
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