甘えた自分

実家にいたとき、職場の同僚に言われた。

親が嫌いなら出ていけばいい。
一緒にいるからには甘えてるからだ。

その後わたしは地道に貯金し、敷金礼金や引越し費用をためていた。

そんなある日、玄関に一枚の名刺があった。

不動産会社の肩書きだ。

不審に思い親に聞いたら、家を売って引っ越すとのこと。

初耳だ。

しかもすぐに買い手が決まってしまい、仕事忙しい中荷造りし、またゼロから計画練り直し。
私はまた親に振り回されるのか。

私はそこで、資金は足りないが一人暮らしすることにした。
これまたら親が勝手に決めた新しいマンションは、会社から遠い。

当時も遠かったが、知らない路線だから乗り継ぎも何回もありそうだ。
何より、ここでいうなりにしたら一生親に依存され、依存する生活になると感じた。

それから色々あり、無事親とは距離置けた。
何かに依存する体質はあまり変わらないが。