マダ～ム ふたたび

昨日とはうって変わって
ぽかぽかの春の陽気なのだ～


冬から春にむかうのに
三歩進んで二歩下がって…また三歩進んでるのですね～



　　　　　あ～～～春の土のニホヒがするぅ～
　　　　　
　　　　　ふんがふんがふんがふんが



　　ああ～ら　素通りだなんて
　　ずいぶん冷たいんじゃなくって？

ふんがふ…？



　　　　　あ！看板マダム！
　　　　　



　　　　　　　　マダム、ごめんなのだ～
　　　　　　　　
　　　　　　　　こげは春のニホイ探しに夢中だったのだ～



本日のマダムは黒のロングコートがお似合いなのだ！

でもこう毎日お天気が変わると
さすがのおしゃれ番長のマダムでも
コーディネートが大変そうなのだ～


　　　　そしてよく見ると…
　　　　ショートヘアだと思っていたマダムの髪型は
　　　　微妙に編みこみがほどこされていたのだ！
　　　　



あなたの毛皮…この間と一緒ね…？

む？
こげの高級毛皮は
この一点ものでじゅうぶんなのだ！



ああらイヤだ
おしゃれを楽しまない人生なんて
英知を極める賢者が実りの秋の収穫物という名の贈り物を受け取らないばかりか吟遊詩人の成功を支える善人の杖の導きを知らずに一滴の葡萄酒を悔やんだまま光明を得ないようなものだわ




　　　　　　　別に深い意味はないわ

　　　　　　　・・・・・。

意味を考えながら読んではいけないのだ！　→