しみじみしちゃったな。
2007年 アメリカ・ドイツ 117分
監督・・・ラホス・コルタイ
出演・・・クレア・デインズ トニ・コレット バネッサ・レッドグレイブ パトリック・ウィルソン メリル・ストリープ
死の床にある老婦人アンを、枕元で見守る二人の娘。混濁した意識の中でアンは、娘たちの知らない男性の名前を何度も口にする。意識と無意識の狭間を漂うアンの記憶は、1950年代のある週末の出来事へと遡っていく。歌手になる夢を持った24歳のアンは、親友ライラの結婚式でブライズメイドをつとめるために、ロードアイランドの海辺の町を訪れ、そこで運命の恋に落ちたのだ。だがその恋には悲劇的な結末が待っていた…。
私くらいの年代・・・というか人生中盤を越えた女性にはかなりグッと来るものがあったんじゃないかな。
自分のしてきた選択が正しかったのか、間違っていたのか・・・。
人生の終わりを迎えつつあり、意識が混濁する中で現在と過去が交互に語られていきます。
←若い頃の2人
←やっと再会できた2人
そして彼女の娘も、人生の選択を決断する事への不安を胸に抱いていて、
その答えを母親に求めようとします。
私も彼女のように最期を迎える時に
人生に失敗なんてない
って言える人生を送っていきたいと思いました。
映画を見ながら、自分が今まで選択してきた事は正しかったのかと考えてしまいました。
アンはずっと悔いていたけれど、ライラと再会し話をする事で胸のつかえが取れたように穏やかな表情になるんです。
実感として自分の最期の時を考えるにはちょっと早いかも知れませんが、
悔いはなかった、と思いながら死にたいな~なんて。
同じ人をずーっと想い続けていたのに報われなかった姉弟も切なかった・・・。
ラストも唐突に終わったようにも思えたけれど、
余韻が残るラストでした。
年配の女性向けの映画にも思えますが、娘が抱く不安は若い人にも理解できるものじゃないかと思います。
そしてアンの助言も心に沁みるのではないでしょうか。
全ての女性にオススメします。
しんみりしちゃう映画でしたねえ。
私はアンとハリスの再会にこみあげてくるものがありました・・・号泣
キャストもよかったし、ファンタステッィクな作品でもありました!
私もこの映画はかなり泣きました。
ぼちぼち自分の最期のときを考えるようになって(実際はまだ早いと思うんですけど)、
映画を見ながらいろいろ考えちゃいましたよ。
アンがハリスと再会したときに、まだあんな事言われたら、
自分だったらいくら後悔しても足りないんじゃないか・・・なんて思ったりしました。
結ばれた人との思い出より、結ばれなかった人との方が記憶に残ったりしますよね。
私もこの映画みてきました~。
ライラとの再会でアンの表情がやわらかくなっていく様や、
アンがニナに伝える言葉一つ一つにとてもあついものが込み上げてきました・・・。
私も自分の最期を「悔いはなかった」って言える人生を送りたいな~って思いました。(まだ早いな~笑)
考えさせられました・・・。
ライラと再会してアンは本当に嬉しそうでしたよね。
思い残すことなく一生を終える事が出来たんだろうと思いました。
後半は涙が止まりませんでしたよぉ・・・
もうちょっと歳とったら、また見たいです。
お忙しそうだし申し訳ないなぁ~と思って
TBだけで失礼してしまいました。ペコリ
私も しみじみしちゃったな。
若い頃の登場人物の言動や行動には、
其々引っ掛かる部分もあるんだけれど、
現代版の方のエピに色んな思いがグルングルン渦巻いちゃって。
やはり自分なら・・・って、考えさせられました。
最期は過ちなんて考えたくないですね。
色々失敗もあったけれど、生きていく上で
どれも無駄では無かったと思える自分で居たいです。
同じく私も、もうちょっと歳を取ったらまた見たい映画です。
確かに若い頃の出来事には私もいろいろ言いたい事もありますが、
そういうことがあったからアンはずっと苦しんでたんですよね。
でもライラと再会する事で胸のつかがとれたように穏やかな表情になって、
いい最期を迎えられたのでは・・・と思いました。
ホント自分の最期は、失敗する事も大切だったんだ、と思えるようになっていたらいいなぁ・・・。
ほんと,すべての世代の女性にその立場から
観て,考えてもらいたい作品かも・・・
女として,妻として,母として,そして娘として・・・
悔いのない人生の幕を閉じることができたら
どんなに幸せかと思います。
もしアンのような後悔があったとしても
それを持ったまま天国にはいきたくないですよね。
過ぎてしまったことは取り返しがつかないけど
心を解放してくれる,友人や家族に囲まれて死ねるのは
理想ですよね~。
どの世代の女性が見ても共感できる部分があったと思います。
でもこれから人生後半を生きていく女性にとっては格別なものがあったのでは?
最期の時を迎えた時にもし後悔するようなことがあっても、
それを納得してその時を迎えられたらいいな、なんて思います。
言って死にたいですよね。
今の人生に後悔はしてないけど、失敗はなかった、と
言い切れるほどの自信はないし、あのときこうだったら・・・というのは考えたことあるし、その場に
なってみないとわからないところってありますよね~。
ささやか過ぎるくらいささやかですが、今は幸せだなぁ、と思っているので、この人生、丸ごと受け入れて
幸せだった・・と最期を迎えたいものだと、この映画を見て思いました。
ホント、実際に最期の時を迎えてみないと、
自分がどう思うかなんてわからないけど、
後悔はしたくない・・・というか、納得して最期を迎えたいと思いました。
私らくらいの年代になると、どうしても自分に置き換えて見ちゃうところありますね~