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http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/194.html
腰を痛めて珍しく自宅で安静にしている。
幸か不幸か・・・
高知白バイ事件についてジックリとブログを書く事が出来る。。。この事件については、『ネットで騒ぐのは控えて欲しい。』という裁判所からの要請があった旨、伝え聞いており、対応に苦慮していた部分もあるのだが、再審請求は無残にも棄却された。
今後は、ネットと地元高知で思う存分暴れたい(活動したい)と思う。
。。。 。。。 。。。
高知白バイ事件の再審請求は、4年2ヶ月という長期間、関係者を右往左往させた挙句、昨年12月14日の衆院戦結果(自民党大勝)を確かめるかのように、二日後の同月16日に棄却された。。。判決を下したのは高知地裁の武田義徳裁判長である。
政治と裁判が密接に繋がっている事を再認識させられる判決タイミングだった。
武田裁判長の棄却理由は、2007年(原審)高松高裁の柴田秀樹裁判長(当時)が下した『生徒や教員のほか野次馬等もいる中、警察官が被告人を逮捕して警察署に引致し、現場に戻すまでの間に捏造し得る状況ではなかったから、ブレーキ痕様のもの等を捏造した疑いは全くない。』という判決を踏襲したものだ。
要するに、武田裁判長は漫然と柴田裁判長の判決を支持しただけで何もせずに再審請求を退けたのだ。。。実際には、全ての証拠は、実況見分が終わった後に高知県警によって捏造されている(中段の証拠写真参照)。
この再審棄却については凡その予想はついている旨、片岡晴彦氏を支援してきた中心的人物から、『衆院選が終わったタイミングで、ドサクサにまぎれて判決を出すだろう。』という情報が私の元にも入っていた。
これで武田裁判官は、柴田裁判官らと共に出世コースを確保した。。。彼らは最高裁事務総局のお覚え目出度く、数年後には東京地裁、いや東京高裁判事として特別な事件を精力的に裁いているだろう。
あの陸山会事件を無茶苦茶な「推認判断」で裁いた登石郁朗と同じ出世コースを歩むのだ。我々はこの事実を肝に銘じ、努々(ゆめゆめ)忘れてはならない。。。忘れなければ、必ず逆転のチャンスは到来する。
今は、艱難辛苦に耐えてジッとその時を待つのだ。
国民の意志で裁判官を裁く事が出来る。。。その時が来るまで・・・
さて、高知白バイ事件を知らない方のために簡単に説明すると・・・ウィキ情報はこちら
2006年、高知市で仁淀川町の中学生20数名と引率の教師を乗せたスクールバスと高知県警の白バイが衝突事故を起こした。不幸にも若い警察官(当時26歳)が死亡し、スクールバスを運転していた片岡晴彦さん(当時52歳)が業務上過失致死罪で有罪判決を受けた。
片岡さん有罪判決は、高知県警が証拠として提出したバスのスリップ痕写真が決め手だった。
片岡さんは、無罪を訴え続けながら禁錮1年4月の刑期を終えて満期出所している。
片岡さんは、事故当初の裁判から無罪を主張し続け、再審請求を高知地裁に提起していた。。。現在も高知地裁・武田裁判長の判決を不服として高松高裁に即時抗告している。
私は、2008年片岡さんの収監前にインターネット新聞JANJANの取材で本人に会い、事件の酷さを直に聞いて解決に向け努力することを約束した。その後、この事件が高知県警と警察庁キャリア官僚による「1億円保険金詐欺事件」である事を突き止め、裁判資料の中から決定的証拠写真を発見した。
2010年これを高知新聞に提供して報道を要請したが握りつぶされたことから、各種選挙に出馬してビラを配るなどして周知・広報活動を続けてきた。
私は、2012年衆院選で未来の党公認候補になった時も、昨年末の衆院選でも候補者としてこの写真入りのビラを配ってきた。。。損得など考えずに徹底的に司法の闇と対決している。
司法は民主主義の根幹を守るものであり、警察、検察、裁判所がグルになった冤罪事件を許していては、法治国家の存立そのものを否定することに繋がるからだ。
政治を真剣に考える者なら、この事件を看過できないはずだ。
現在も、今年4月の高知県議会議員選挙(高知市選挙区)出馬準備として2万枚の同証拠写真入りのビラ配布を行っている最中だ(写真の解説はこちらのリンクで)。
ところで、この事件の特徴のひとつにマスコミ対応がある。。。
私も激しく対立しているところだが、地元新聞シェア84%を誇る高知新聞や地元民法テレビ各局が高知県警からの圧力に屈して、この国家的冤罪事件を報道出来ない。
これに対して高知県警の影響を受けない(高知で商売をしていないと言えば分かり易いか?)、KSB瀬戸内海放送やテレビ朝日が積極的報道姿勢を見せている。。。結果、高知県民が一番この事件を知らないという矛盾、逆県民ショー的状況が生まれている。
(KSB瀬戸内海放送の特集)
4年2ヶ月の時間を要した再審請求の過程では様々なドラマがあった。なんと言っても大きな驚きだったのは、高知地裁で再審請求を審査した前任の平出喜一裁判長が、高知地検に県警証拠写真のネガフィルムの開示を要請し、片岡さん側にその精査を許した事だった。
これは画期的判断であり、関係者は飛び上がって喜んだ。。。再審開始に向けて一気に期待が膨らんだ。
そして、ネガフィルム鑑定結果は素晴らしいものであった。
心ある裁判官はいるんだ。。。
此の国の司法は腐り切る前にようやく踏みとどまった。
再審開始がいよいよ現実味を帯びてきた。
しかし・・・
喜ぶ関係者に冷や水が浴びせかけられた。最高裁事務総局の暗躍だ。
それは・・・ ネガフィルム開示を認めた平出裁判官を転勤させるという、最高裁事務総局が使ういつもの汚い手だった。。。
(追記事は現在作成中です。)
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