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こっちゃんポイント
鑑賞環境
★★★★
こっちゃんシアター
上映時間 121 分 製作国 日本 公開情報 東映 初公開年月 2004/01/10 ジャンル ドラマ/ミステリー
“私、梶聡一郎は、3日前、妻の啓子を、自宅で首を絞めて、殺しました”―元捜査一課の敏腕警部・梶聡一郎は、妻を殺害したと自首をする。アルツハイマー病に苦しむ妻・啓子の「殺して欲しい」という嘆願に応えたのだという。しかし、そこにはひとつの謎が残った。自主をするまでの空白の2日間に何はがあったのか…ということだ。聴取を担当し、梶の人柄を信じる志木刑事の問いにも、頑なに黙秘を続ける梶。真実は、未だ明かされる気配がなかった…。
(作品資料より抜粋)
日本アカデミー賞で主演男優賞に輝いた 寺尾聡主演の作品。
優秀なはずだった刑事が「妻を3日前に殺害した」と自首してくるところからドラマは始まります。
なぜ 妻殺害後すぐに出頭しなかったのか?
そして妻を殺した後の2日間はいったいどこで何をしていたか?
取調べ室で追求を受けるも、決して口を割らない元刑事。
真実はついに裁判で裁かれることに。
自首であるにも関わらず、謎は深まります。
なんと言ってもこの映画、寺尾聡の表情の良さに尽きます。
彼は ”目”の役者ですね 。
優しさ、憂い、悲しみ。
それらの感情をすべて”目”だけで語ることが出来る役者さんに思えます。
心情の奥深さを語るには、
寺尾さんのキャスティングがどうしても必要だったのだと思いました。
サスペンスドラマ風でもあり、またそこまでのインパクトもないような映画ですが、
それでも深く見入ってしまう。そんな映画でした。
ラストに流れる森山直太郎の歌は良いですね。
それと、法廷の場に座る吉岡秀隆くん。
これが良いんだな、また。
《2006.07.13記事一部改訂》
くまたん、言ってますが、裁判官にアルツハイマーの父を持つ人間がいる配役に拍手です。
吉岡君のおかげでかなり泣く要素が増えてると思います。
何よりも、俳優陣が印象的でした。
日本アカデミー賞の最優秀作品賞を受けて観ましたが、
納得! でした。
寺尾聡も柴田恭平もとっても良かったです!
またこんな邦画作品を観たいです。
日本アカデミー中継を見ていて、
吉岡くんはまだ何ももレッ弟妹ことに築きました。
早くあげてください。
金犬賞でもいいです。
もう「北の国から」のジュン君のイメージは
払拭できたねぇ~♪
こっちゃん
TV放送はやっぱCMがネックだよねぇ。
せっかく盛り上がった感情もブツ切れ。
あれは良くないデス。
ちゃんと観れば泣けますよね
こっちゃん
日本アカデミーの評価を意識しないようにと
意気込んで見た映画ですが、
素直に心に響きましたね~。
こっちゃんも好きですよ。
こんな邦画、これからも出会いを期待しましょう!
こっちゃん
なんだか暗い感じのカラーが強いですが、
今後応援したくはなりますね。
次回作品にも期待が高まります。
今度は「金犬賞」あげれるかな?
こっちゃん
それにしても、原作を読んだ物を映画で見ると、不満が多くなりがち。その反対は、OKなんだけどね。
出演者の中では特に樹木希林の上手さが特出していたように思います。
彼女の演技で泣けました・・・(^^ゞ