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こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境 映画館 上映時間 136分 製作国 日本 公開情報 劇場公開 (東宝) 初公開年月 2006/01/14 ジャンル コメディ/ドラマ
物語の舞台は大晦日の大ホテル。そこに集ったそれぞれの人々に起こるそれぞれのハプニング。彼らに、幸せな新年は訪れるのだろうか?“ホテルアバンティ”の副支配人である平吉(役所広司)はなんとか今日、大晦日を無事に終えたいと願っていた。しかしなぜだか総支配人(伊東四朗)は行方知れずになり、ホテルにはワケありの人物たちが続々集結。彼の願いもむなしく、トラブルばかりが発生していく。おまけに別れた妻(原田美枝子)と遭遇。働いていると言えなかった平吉は、授賞式に呼ばれて来たのだと嘘を付いてしまうのだった。
(goo映画より抜粋)
あ!すんまそ~ん。30年前にこのホテル予約したこっちゃんなんですけどぉ。
えぇ、今年の大晦日に超高級バリモア・スイートで御予約のこっちゃん様ですよ。ん?なに?あんだって?
犬はスイートに泊まれませんて....それってどーゆーコト?アヒルが走り回ってるホテルで、どーして犬がダメなのよっ!
総支配人呼びなさいっ、総支配人を!
って、出てきたアンタ.....顔面白塗りかいっ!
というわけで観ました。『THE 有頂天ホテル』。
タイトルからして、すでに面白い。
まったくもって、いつもながら三谷幸喜という人の才能には関心するばかりです。「笑の大学」でも彼の脚本世界に、頭のてっぺんから足の先までどっぷりと浸かり笑い転げたこっちゃんでしたが、この映画を駄目と言えるわけも無いことは、観る前から分かっていたこと。
もちろん「ラヂオの時間」「みんなのいえ」の監督作品や、数々のTVドラマも欠かさず観てたりしますけど、どれを観てもどっかツボにクル。こっちゃんにとって三谷幸喜とはそういう人です。だから、こんな感想なんて、書いても書かなくても良いのかもしれないですねぇ。正直、そんな風にも思います。でも書きたいから書きます(笑)。いいでしょ?
大晦日・・・・新年のカウントダウン間近の「HOTEL AVANTI」__。(実は有頂天ホテルという名前ではありません)映画俳優の名のついた4つのグランド・スイートルームを持つという高いステータスを誇る歴史あるホテルです。
そんなホテルの中で巻き起こる超ドタバタ劇を、ぎゅーっと1本の映画の中に詰めれるだけ詰め込んだというのが、この『THE有頂天ホテル』です。
年越しカウントダウンパーティを控えた忙しない雰囲気漂う中、様々な珍客と、どっかズレた従業員たちによって、観る者を「有頂天」気分に登りつめさせるというこの映画。
まぁ~、驚くのはこの登場人物の多さでしょうねぇ。なんせストーリーに絡む主要人物の数だけで、ざっと26人にもなっちゃいますからね(笑)そのほとんどがあっちやこっちで見かける有名俳優。オールキャストな楽しみが満載なのでございますよ。
ところでみなさん、この映画の予告編って事前に観ましたか?
こっちゃん、すでにあの予告編の時点で大笑いしちゃってたんですけど、あの予告編の中にはまぁ色んなショットがギッシリ詰まってましたよねぇ。「こんなにネタ見せちゃって大丈夫ぅ?」ってくらい、見せまくってました。でもね、本編はあんなモンじゃないですよー。
例えばこの画。
役所さんが嬉しそうにスピーチしてる。しかも鹿のカブリもの着用で。(笑)
ホテルの一副支配人が、いったいどーやったらこんな状況に陥るんでしょうねぇ。役所サン!アータ、素敵過ぎますッ!
ハリウッド映画(SAYURI)にまで出た日本の代表格俳優・役所広司にこんな役をやらせるなんて。(笑)これぞ、三谷映画の面白さ。
もちろんキャストの中には、三谷作品の常連サンもいますし、今回初めてこの作品で三谷カントクにキャスティングされた方もいらっしゃいますが、どこを取って食っても良い出汁(だし)染みてます。
今回も名物「三谷鍋」は、出汁たっぷり、隠し味もたっぷりで皆様をおもてなし。最後までお腹いっぱい笑わせてくれますヨ~。
そういえば「報道ステーション」で、ゲストに迎えられた三谷監督がおっしゃってましたが、「この脚本を組み上げるのに半年かかった」そうで。いやぁ、納得です。ここまで、人間関係を連鎖反応的に絡めて行くには、相当頭を使い、練り上げなければならないでしょうね。伏線、伏線、また伏線ですからね。
きっと、脚本家など「その道」を目指す方々なんかは、この作品を観た後で、喧々諤々と熱く語るのでしょうなぁ。まあ、こっちゃんの場合、小難しいコトなんか全然わかりませんけどね。とにかく理屈抜きで楽しませて頂けましたよ、この映画。
そういうワケで、この映画は十分★★★★★に昇格!
小ネタ、小ネタを積み重ねて行くストーリーが、いつしかレバー(肝臓)に入っちゃうような感覚。もうたまりません!ホテル内を走り回り、あちこちで目にする白い伊東四朗には、笑いすぎて涙がちょちょ切れましたし、一番シッカリ者に見えてた役所サンが元妻の前でその場しのぎの嘘をつき通すなんていうのはやっぱ楽しいワケ。「鹿には二種類あります。」にも爆笑しました。
それにしても今年の大晦日。このホテルで新年を迎えようとするお客さまは、どれもこれもワケありばかり。「普通でなくて何が悪い!」と言わんばかりの堂々たる個性が大集合!そして、そのお客様をおもてなしする側の従業員も、「これはどーでしょう?」ってカンジ。なんせ自分の好奇心や見栄を抑えきれず、どんどんドツボにハマって行くのですから。
ヅラまでカブって熱演した唐沢寿明
汚職に手を染めた我がまま政治家佐藤浩市
クネクネダンスのマン・オブ・ザ・イヤー角野卓造
ガラの悪いジャージのマジシャン寺島進
洗顔クリームを求めてSOSを発信する伊東四朗
客の装飾品を身にまといポーズをキメる客室係松たか子
耳のデカい大富豪親子津川雅彦と近藤芳正
スッチー姿でホテル内を歩き回る女性客麻生久美子
追い出され続けても何度でもホテルに潜入する篠原涼子
あとね、あとね・・・
とにかく、数え上げたらキリがないけど、こんな人たちとの大騒動なら、自分も一緒に巻き込まれたいと思っちゃうほど面白い。
三谷作品がおキライじゃなければ観る価値アリアリ。
きっと自分のツボにくるエピソードが、一つや二つは見つかるハズです。
こっちゃん的に好きなキャラは、オダギリジョーの”筆の達人”。
何故にオダギリ・ジョーがこの役を買って出たか?というのは相当理解に苦しむところでもありますが、基本的にこういうコトが好きなんでしょうね。あと、西田敏行の”死にたがる演歌歌手もサイコー!
今回、この映画では今まで三谷作品では見かけることのなかった俳優のYOUが、意外に良い役どころで登場します。そして今となっては意外な一面ともいえるシンガーとしての彼女を観ることが出来るんですね。
へぇ~、初めて聴きました、彼女の歌♪上手いですねぇ。ロリータボイスで唄い上げる「If My Friends Could See Me Now」は、なかなか素敵でしたヨ♪
感動に打ち震えるほどの名作とは違いますが、観終わるとちょっと幸せ気分になります。佐藤浩市が役所広司に言った「帰りは遅くなる」とかちょっとウルッときます。
な~んか、大晦日にもう一度観たくなる映画。
この幸運の人形の行方を追うのがなかなか楽しいです。
《2006.08.05記事一部改訂》
【作品】THE 有頂天ホテル
なんか、見所盛りだくさんで、面白そーだね。
これは映画館で観ようかな。
でも、来週になるけど~。
ワタシはクロフォードスウィートがいいな♡
そそ、劇場は大入りで久々に人がごった返した
映画館だったわぁ~~~!!!ずいぶん先の時間まで
「満員」表示でした。立ち見さんもいたよ!
笑える部分がいっぱいありすぎて何を書いていいやら。とりあえず、もう一回観たいな!!!
ダブダブストラップ欲しいんですけど、こっちゃんは?
TBさせてね
最高に楽しい映画だったねぇ~♪
三谷監督っぽい伏線がいっぱい張られたコメディを
思う存分楽しんで来ましたよ~
ちなみにホテル・アバンティでは犬のお客様も大歓迎です!
ただし、30年前のご予約は既に無効かと。。。
細かいな~~
ついアバンティのストラップ買ってしまったです。
ハナちゃん良かったな~~
DVDでまた観ます
ちなみにくまたんも鹿の被り物(偽毛)持ってるので被って行きました。
来週テストなのに観に行ってしまった。良い度胸してる「天国生まれ」のくまです
一番手おめっとーございます!
まぁ、笑わせてもらいましたわこれ
サイコーです!
コテコテのネタからビックリ仰天ネタまで
まあ徹底的に笑わせにかかってきましたねぇ
ぜひ観て下さいな、邦画ですけど
お金あたい笑わせてくれますよ
▼skaさんへ
お!skaさんもお泊りですか?
このホテルは随分賑やかですねぇ
寝れるかしら?
skaさん劇場では立ち見までいたの?
って今どき、立ち見させる映画館があるってことにビクリ!
指定席じゃないんだねぇ
こっちゃんはホテルアバンティのストラップ欲しいなぁ
篠原涼子の持ってたヤツ
映画館の売店で売ってたよ♪
でもダブダブストラップも捨てがたいなぁ~
うーん迷う・・・
▼miyuさんへ
miyuさんも泊まりに行ったんだね(笑)
こっちゃんカウンターで追い返されちゃったよ
そかー
犬ってコトじゃなくて30年前てのがダメだったのかぁ
でも、この映画のドタバタは扉の陰から一部始終観てきたよ
面白かったねぇ~
爆笑です!
▼ロシナンテくまたんへ
テストも忘れて観に行ったんだね
良い度胸してるね(笑)
って余裕あるんでしょ?ほんとは
さすが~
鹿のカブリものは目だってませんでしたか?
大丈夫?
アバンティのストラップこっちゃんも欲しいので
下さいね
待ってます
DVD楽しみ・・・っていつになるやら
こっちゃんさん、お元気ですかぁ!?
いやいや・・・大変な週末でした。金曜日には財布を盗まれ、お金がない状態でも根性で何とか映画を観に行って来て、あげくの果てに涙出し過ぎて疲れちゃって風邪も併発したので、今日は会社を休んでいます。
2006年の劇場鑑賞本格始動はやはり熱かった!!
ただでは済まされなかった!!クウ・・・・。
こっちゃんさんの記事、たっくさん画像ついているからいつも楽しいんだけど、この『有頂天~』に関してはまして面白い!ジョーの広いオデコにかぶりものの画像見たらまた泣き笑いしてしまったよ!
・・・・あの少し気持ち悪い人形、ちょっと欲しい。
個人的には笑いの大学でちょっと失敗したからどうしようか悩んでいたんだけど、見てみようかな?
笑いの大学も脚本はいいのだろうけど映画はおいらだめでした・・・吾郎ちゃんが(笑)
ろくな死に方しませんよ。
ああーこの面白い映画のことを、こんなに面白く紹介できるなんて
やっぱりスゴイや、こっちゃん!!
また見に行こう~っと!
何時見れるかな・・・この作品だけは絶対に観たいです!