こっちゃんポイント ★★★★★
鑑賞環境 映画館 上映時間 111分 製作国 日本 公開情報 劇場公開 (東宝) 初公開年月 2006/06/10 ジャンル ミステリー/コメディ
自称・売れっ子奇術師の山田奈緒子(仲間由紀恵)は、物理学教授の上田次郎(阿部寛)と筐神島(はこがみじま)に乗り込んだ。例のごとく、ひとりでは恐かった上田が奈緒子を巻き込んだのだ。事の発端は、上田の研究室に、“どんと来い、超常現象”を持った青年が現れたこと。10年前、彼の幼なじみを連れ去ったという筐神佐和子(片平なぎさ)に会うべく、島へと入ったふたりは、佐和子による数々のスペクタクルな奇蹟を目にする。佐和子の霊能力は本物なのか?最強の霊能力者を前にした奈緒子と上田の運命やいかに。
(goo映画より抜粋)
笑いすぎて、泣きました。
泣くほど笑ったのって久しぶりだなぁ。「下妻物語」以来かな。
これね、もう『コメディ』のジャンルを超えてきてませんかね?
ジャンル分けするなら「ギャグ」ですよ、「ギャグ」。
それ故、めちゃめちゃこっちゃんのストライクゾーンです!O(≧∇≦O)(O≧∇≦)O ウキャキャ!
この「トリック」というドラマは、もともと深夜の時間帯で放送された
TV朝日系の番組だったらしく、
実はその頃こっちゃんは、こんなバカバカしい世界が日本に生まれたなどとつゆ知らず、
のほほんノンベンダラリと生きておりました。(今でものんべんダラリですが)
その後、TVシリーズは「2」、「3」と放送を重ね、その間に劇場版の第一作目も誕生。
この「トリック 劇場版2」は、その「劇場版1」から約3年半もの時を経過した今、
ここにスクリーン公開となったわけです。
今回、阿部ちゃんと仲間の二人は、
片平なぎさ演じる筐神佐和子(はこがみさわこ)の奇想天外なイリュージョンと対決します。
「浮遊し崖を駆け上がる巨大岩」「目を疑う瞬間移動」「一瞬にして消える村」
など、スケールの大きなトリックに真正面から挑むわけですね。
あ、例のごとく、ネタは分かってしまえばショボいんですけど。
なんたって「トリック」ですから。
怪しげな霊能力で島の住民を手玉に取り、自分の宗教の信者に迎え入れた筐神佐和子。
なにやら怪しげな呪文を唱えます。
「パットシテグトキテ~ハットメザメルコイダカラ~・・・。」
一瞬、トシちゃんのあの歌の歌詞に聞こえるかもしれませんが、それは気のせい?(笑)
霊験あらたかな彼女が、そんな言葉を口にするわけがありませんもんね。
とにかく今回のトリックネタは「筐神(はこがみ)」の名前にもあるように、「箱」がカギなのです。
ちょっとだけ中身に触れますが、この「トリック 劇場版2」は、
ギャグのボリュームの多さにまずビックリです。
始まってそうそう飛ばす、飛ばす!
正直、最後まで身が持たないかと思いました。
一つ二つ笑いのツボをハズしても、そんなことお構いなしにドンドン進みます。
この勢いには圧倒されてしまいますね。
とは言っても、ネタの多くはパクリネタ。
今までTVや映画でお馴染みの”あんな名場面”や”こんな名セリフ”など、
片っ端からイジくりまくり、オチョくりまくり、暴走しまくりで。
しかし、そのチョイスの基準は実にバラエティに富んでいます。
ネタバレ(ドラッグ反転で見れます)>>「千と千尋の神隠し」「リング」「クレヨンしんちゃん」「北斗の拳」「マトリックス」と来たかと思えば、「スチュワーデス物語」「幸せの黄色いハンカチ」までもが飛び出します。加えて「演歌ネタ」「第一次漫才ブームネタ」など・・・<<(ネタバレ:ここまで)
こんなカンジで若い世代のみならず、中高年齢層にも大いにアピール、アピール。
老若男女を問わず楽ませようという意気込みが伝わってくるではないですか!
結果的にネタのほとんどは気持ちチョット上の年齢層にウケていると思います。
個人的には「ハム太郎かよ!」と「ブック・オフで。」が気に入りました。(笑)
しかし、バッカですねぇ~。
登場人物のオバカっぷりにも益々磨きがかかり、最後の最後まで転がりまくる。
今回も最後まで「貧乳!貧乳!」と呼ばれうろたえる仲間由紀恵。
ミエミエの猿芝居で危機を逃れる阿部寛。
相変わらず、ダレがボケでダレがツッコミか分かりません。(てか、みんな結局ボケ)
もちろん、あのお母様:野際陽子も登場。
今回は文字の力を引っさげ孤立無援で選挙に出馬です。
頭部に悲しい秘密を持つ刑事:生瀬勝久は出番が少な目でちょっと残念でしたが、
まぁそれはそれで良いでしょう。
アパートの大家夫婦もお約束で登場。
相変わらず今度こそ山田奈緒子から家賃を取立てようとプレッシャーをかけてきます。
(あの”デカ顔”は凄いですよ)
そんなお馴染みキャストで楽しませてくれるこの映画、「トリック 劇場版2」ですが、
「別にウケようがハズしようがお構いなし」と言わんばかりの御気楽さが、実に小気味良い。
次々に繰り出されるギャグの波状攻撃を受けているうちに、
劇場の酸素濃度が24%に上昇したかのようなハイな気分を味わえます。
この「トリック」はTV・映画シリーズ全編を通して
堤幸彦氏が監督、もしくは演出という形で手がけられた作品ですが、
カントクの作品としては、「明日の記憶」がロングラン公開のなか、この映画も公開。
「明日の記憶」で思い切り泣かせ、「トリック劇場版2」で思い切り笑わせる。
ここが堤カントクのすごいトコ。
いずれにしても「今年はつくづく堤カントクに泣かされる年だ」と、思うわけで。
あらためて堤ワールドの奥行きと、こだわりに感服してしまった次第です。
この映画を観たときに、こっちゃんはTVシリーズを全部観ていませんでした。
ただし、「トリック 劇場版」だけ3回観てます。(モノ好き)
一応、そんな立場から言わせて頂けばこの「トリック」は
「劇場版1」だけでもその内容やキャラの面白さは十分分かりますので、
ぜひ前作の「劇場版1」をご覧になってから「劇場版2」を観ることをオススメします。
あ、そういえばどこかのレビューでこの「劇場版2」は、「TV版トリック3」の感覚に近いと読みました。
なるほどねー。
それを聞いて「ちょっとレンタルしてみようかな?」という気にはなりましたね。
ただし、前作に比べギャグのボリュームがあまりにも多いため、
「トリック・ネタの薄さをギャグでカバーしたのでは?」「過剰ギャグで本筋が霞む」
などの辛口レビューも出ているようです。
でも、もしかすると堤カントクは
ワザと世間にそう言わせたくてこの作品を作ったのかもしれません。(勝手な憶測。)
ま、細かいことなんてどーでも良いや。
どうであれ、こっちゃんのハートには大ヒットしたわけですから。
ともあれ、この”濃ゆる~い”世界感が好きな人には見逃せない映画ですね。
それじゃあ最後に、「ヨロシクねっ!」っと。
かなりギャクが炸裂してましたねw
今回は爆笑しっぱなしでした!
>「TV版 トリック3」の感覚に近い
ストーリーがどうでも良くなったのが3くらいからなんですよね(笑)
僕的にはドラマ1,2がオススメです♪
この映画。
って、知ってるか~。(´▽`*)アハハ
これはTVシリーズを観てなくてもOKなんだね。
何気にこのギャグは好みだなぁ~。
炸裂ギャグは大好きです。(・ω・)bグッ
これ読んで、かなり観たくなってきたぜ。ふぉっふぉ。
何?ロケ地はウルルン島?(なんでやねん!)
公開中に前作観れたら映画館に行こうかな?
だって全然キャラ設定が分からないんだも~ん(^-^;
テレ朝深夜枠だと時効警察&八雲は見てたんだけどなぁ~。
もちろんこれも楽しみにしてます。
でも、見に行く時間があるかなぁ・・・
私はTVの1,2がよかったな。3はイマイチでした。
ふふふ。ドラマ「1」を観始めましたよ。
ハマってます。
カンペキにハマってます。(笑)
感化されやすいのだ~(*^▽^*)
▼mくんへ
あはは~♪
でしょー。でしょー。
八丈島のきょんが登場しました(笑)
mくんなら良く知ってる風景がでてくるんだろうね。
観に行くべきだよ、それは。
これはmくん向きです。(笑)
▼かぶさんへ
笑って終わりの感じもあるけど、
このギャグはかぶさんのツボでは?
映画館でわざわざ観なくてもとは思いますけど、
同じ金を出してここまで笑えるならOK,OK!
こっちゃんは堂々の★★★★★です。
いかが?
▼miyuさんへ
まぁ、これだけでも設定は掴めるけどね。
でも絶対「劇場版1」を観ておいたほうが笑えると思うよ。
「時効警察」もまたやって欲しいね。
あれももっと膨らましたら面白いと思える話だよね
▼Anvilさんへ
TVを欠かさず観てたとは・・・。
それはスゴイですよ。うんうん。
観に行く時間はキビシイですか?
なんだか忙しそうだもんね。
ドラマ派は「1」「2」派と、「3」派に分かれると
最近知りました。
Anvilさんは「1」「2」派なんだね
ありばばも明日観に行く予定なので、スル~させていただきました~~!
あー!明日が楽しみ♪
ありばばさんは明日ですか?
レディースデイですね?
ぜひ感想聞かせてね~
爆笑できると良いですね
若い層に混じってのレイトショー・・・
もう、笑いっぱなしでした。
最高のお気に入りは「片平なぎさ」の手袋シーン。このシーンはきっとこの中で(映画館の中、20人程度)、私しか解らんかったと思う。(トシがバレバレですね)笑いが取れたのは私一人!!
ギャグ満載、パロディ一杯、抱腹絶倒、かなりお勧めですね!
でも確かに「トリック」ネタはちゃっちーかな・・・
だから「トリック」かーー
Ps・あべちゃんも、いいキャラですねーーこんな人大好きだわ♪
これバカウケするのは若い世代ではないですよね。
20歳代ならたいしてウケないでしょうね。
片平なぎさの手袋ネタ(笑)
あれ盛り上がるよね。
絶対出ると思ったモンね。
笑いに全てを賭けた割りきった映画として観るほうが
いいみたいですね。
トリックの中身がショボいのよ~~~
アベちゃんのキャラ、ハマるでしょ?最高に笑えるよね♪