先週、アルゼンチン人のフランス人のカップルが2泊して行きました
フランス人の彼女がスペイン語留学でアルゼンチンにいたときに2人は出会ったそう
日本にすでに2カ月いて、成田から神戸まで自転車で!移動しているとのことでした
しかも東海道をすんなり走るわけではなく、長野に行ったり富山に行ったり
ものすごくバイタリティー溢れる2人。
アジア旅行の最初の場所が日本で、この後インドネシアやタイや中国、韓国にも行くそう
うちに来る前日まで大阪にいて、神戸が最後の日本観光の場所でした。
自転車は大阪に置いてきていたので、小さなバックパックひとつでうちに泊まりにきました
くま一家が最寄りの駅に迎えに行き、うちに招き入れるとすぐに、アルゼンチン人の彼が何かを取り出しました
マテ チャイって知ってる?
マテチャイ…?
マテ茶のこと??
マテ茶ってどこのものか知ってる?
くま
ペルーじゃない?
くま夫
コカコーラでしょ
ゲスト、爆笑
NO!!!!
と叫んで、
マテ茶は、アルゼンチンのもの!
へ〜、いまはCMしなくなったし店頭でもあまり見かけなくなったけど、3,4年前にコカコーラが出したときのCMのイメージは、なぜかペルーだったなぁ
実際はブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国のお茶らしいです。
ちなみにコカコーラの出したマテ茶が好きで、好んで買っていましたが、くま母や妹は全然ダメ
だったそう。
くまはプーアル茶、ルイボスティーなどのくせのあるお茶も結構好きなので、素敵なティータイムを過ごせます
さて、そのマテ茶に関してすごく熱い想いを持っていたゲスト。
着いたらすぐ夕飯にしよう
と思っていたので、準備しようとキッチンに入ると、ゲストもマイ・マテ茶を持ってキッチンへと入ってきました。
マテ茶の茶葉がたくさん入ってます。
どうやらこれからマテ茶を淹れる気マンマン。
くまがマテ茶を好きなこと、そしてI'm a
tea master,too!!と言ったばかりに彼は喜び、夕飯そっちのけで、mate tea masterの技の披露が始まりました
この日はお好み焼きの予定だったので、粉の袋が置いてあったり、キッチンは散らかり放題
まずゴム製のティーカップのようなものに茶葉を入れます。
それも、たくさん。
ほうじ茶なら10杯くらい出そうです
このティーカップはトラベル用なんだそうで、彼は
トラベルマテと呼んでいました。
自国ではもっと本格的なカップ?壺?で淹れるんだそう。
地球の歩き方 オンラインに詳しい情報がありました。
カップに入れた時点で、マテ茶の独特な香りがします
お腹が空いてキッチンに来たいこも匂いを嗅がされていました
鉄製のストローのようなものを差したまま、茶葉は入れます。ストローの先は丸く膨らんでて、網目状になってます
ここにお湯を注ぎます。
お湯は70〜80度くらいかな?沸騰したものを冷まさないといけないそうで、彼は一度魔法瓶に入れて温度を下げてから使っていました
ひたひたくらいまでお湯を入れて完成です
これを家族や友人とまわし飲みするのが礼儀だそう
くま一家は気にしないほうなのでもちろんやりましたが、潔癖気味の人は無理だな〜
まずはくまから飲みました
当然だけど、
ストローからして熱い。
熱いお茶を鉄製のストローで飲んだことありますか?
ないですよね…。
でもここでは、礼儀に従ってそうしなくてはなりません。
ほんまに熱いので、ちびっとだけ飲みました
お、おいしい…
やはり茶葉から入れてるだけあって濃いです。そして香りも抜群
マテ茶のティーパックは買ったことあったけど、ここまで濃くなかったです。
もともと少しずつ飲んで次の人にまわすようで、次はくま夫に。
この、
あっつっ!となってるのが伝わるでしょうか
くま夫も何でも挑戦するタイプでよかった
さすがに熱すぎて、いこには飲ませませんでした
くま夫の次はゲストにまわし、またお湯を足して二煎目をくまへ…と、まわして飲んで味の変化を楽しむようです。
滅多に飲めない、茶葉から入れたマテ茶、飲むチャンスが来て本当に嬉しかったです
ゲスト曰く、アルゼンチンでは歩きながら飲んだり公園で飲んだりするそうで、生活には欠かせないんだそう
カフェで注文しても出てこないそうなので、日本でいうとこの緑茶やほうじ茶みたいなものなんだと思います。
フランス人の彼女は、最初アルゼンチンで飲んだときは全然飲めなくて、いつも砂糖を入れていたそう
でも飲みなれて今ではストレートのマテ茶が大好きになったとのことでした
お湯の温度が高いとかダメ出ししてたもんな…
くまは抹茶のtea masterですが、抹茶はカフェインが多いので翌日の朝に淹れる約束をして、急いでお好み焼きの準備をしました
マテ茶はカフェインフリーだから夜も飲めるそう。
ちなみに彼は、朝起きてマテ茶、昼前にマテ茶、夕方にマテ茶…と自国では1日に何度も飲むそうです。
この日はお好み焼きとビールで乾杯でした
陽気な2人と話が弾み、楽しい夜でした
彼らについてはまた書きますね