以前にも似たようなことを書いた気がしないでもないですが
個人的な考察なので気にしない。
陸上競技の指導をするうえで、種目はやりたいのをやらせ、その後
なんとなーく向いているであろう種目に誘導する。ということを
していました。
この最初の種目選び、足があまり速くない、速い人がいるからなどで
中、長距離を選ぶ場合があります。長い距離を走るのが好きという
人もいますが、なんとなくで選ぶなら、まずは短距離をさせるのが
よいと思います。
理由として
①FT繊維、ST繊維の割合は決まっており、FT→STはあるが
その逆はないため、長距離の選択がFT繊維の強化の機会を
奪う可能性がある。
②指導対象者の多くが成長期ということもあり、長距離を走ることでの
傷病が非常に多い。というか、ジョグなどでかかる足への負担を
甘く見すぎる人が多すぎる。年齢的な特徴として、低い強度で長く運動
することができるのも、傷病の可能性に拍車をかける。
③ほとんどの人が考えなくてもできてしまう為、フォームや練習に
関しての知識を学ぶ、学ぼうとする姿勢が少なくなる。
適度の運動の為、ランニングを始めますならば、有酸素運動になる
長距離がよいかと思いますが、陸上競技をするうえで、少しでも速く
というのが大前提かと思います。
ST繊維強化、心肺機能強化、エネルギー効率向上、血液循環の向上などが
長距離練習によって向上しますが、スピード練習をいれなければ
記録の向上はあまり期待できません。
長距離でもスピード練習いれている、という方が大半でしょうが
そのスピード練習は、短距離の練習に比べ、きちんと目的、距離、強度は
設定されているでしょうか。
設定されていると仮定して、選手はその練習をこなせる技量をもっているでしょうか。
ながなが書きましたが、まずは全力で体をコントロールする短距離から
スタートし、適正をみて徐々に種目に分かれていくべきでは
ないでしょうか。その過程で、適正かなーと思われる種目に少し寄った
練習を取り入れることで、スムーズな種目移行にもつながるでしょう。
今回の考察のきっかけは、同業の方と話す中で、
「中学時代は1500、3000、
高校で5000、3000障害だったが、そちらの記録の伸びより
マイルの為の400、800の記録の伸びが圧倒的によかった。」
という話があり、短距離の方が向いていたんじゃないですか。とお聞きした
ところ、中学時代短距離はおそかったですよーとのことから
FT繊維の量が多くても、鍛えなければ速いことはない。
年齢の上昇と練習内容にともない、FT繊維の強化がなされ、中距離に
記録の向上につながった。という考えがもとになっています。
個人的な考察なので気にしない。
陸上競技の指導をするうえで、種目はやりたいのをやらせ、その後
なんとなーく向いているであろう種目に誘導する。ということを
していました。
この最初の種目選び、足があまり速くない、速い人がいるからなどで
中、長距離を選ぶ場合があります。長い距離を走るのが好きという
人もいますが、なんとなくで選ぶなら、まずは短距離をさせるのが
よいと思います。
理由として
①FT繊維、ST繊維の割合は決まっており、FT→STはあるが
その逆はないため、長距離の選択がFT繊維の強化の機会を
奪う可能性がある。
②指導対象者の多くが成長期ということもあり、長距離を走ることでの
傷病が非常に多い。というか、ジョグなどでかかる足への負担を
甘く見すぎる人が多すぎる。年齢的な特徴として、低い強度で長く運動
することができるのも、傷病の可能性に拍車をかける。
③ほとんどの人が考えなくてもできてしまう為、フォームや練習に
関しての知識を学ぶ、学ぼうとする姿勢が少なくなる。
適度の運動の為、ランニングを始めますならば、有酸素運動になる
長距離がよいかと思いますが、陸上競技をするうえで、少しでも速く
というのが大前提かと思います。
ST繊維強化、心肺機能強化、エネルギー効率向上、血液循環の向上などが
長距離練習によって向上しますが、スピード練習をいれなければ
記録の向上はあまり期待できません。
長距離でもスピード練習いれている、という方が大半でしょうが
そのスピード練習は、短距離の練習に比べ、きちんと目的、距離、強度は
設定されているでしょうか。
設定されていると仮定して、選手はその練習をこなせる技量をもっているでしょうか。
ながなが書きましたが、まずは全力で体をコントロールする短距離から
スタートし、適正をみて徐々に種目に分かれていくべきでは
ないでしょうか。その過程で、適正かなーと思われる種目に少し寄った
練習を取り入れることで、スムーズな種目移行にもつながるでしょう。
今回の考察のきっかけは、同業の方と話す中で、
「中学時代は1500、3000、
高校で5000、3000障害だったが、そちらの記録の伸びより
マイルの為の400、800の記録の伸びが圧倒的によかった。」
という話があり、短距離の方が向いていたんじゃないですか。とお聞きした
ところ、中学時代短距離はおそかったですよーとのことから
FT繊維の量が多くても、鍛えなければ速いことはない。
年齢の上昇と練習内容にともない、FT繊維の強化がなされ、中距離に
記録の向上につながった。という考えがもとになっています。