ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

単位認定試験 一日目(7月21日)

2019年07月22日 16時10分08秒 | 勉強
きょうから試験が始まりました。
きょうの試験は「日本美術史の近代とその外部」でした。
この科目は記述試験です。ノート、放送教材、その他ものの持込が許可されています。
この試験は変わった方式で行われます。あらかじめ解答を記述したものを受験者が用意しておいて、試験時間に配られた所定の解答用紙に糊付けして提出することになっています。講師から出された課題にその場で学生が解答するのではなく、回答を受験生があらかじめ用意できるというものです。問題の選択権は回答者である学生にあるということなのです。一般の大学で言えばレポート提出のようなものです。
この科目の講師は稲賀繁美先生といいます。国際日本文化研究センターの副所長をなさっている方です。
中間試験に当たる「通信指導問題」も同じ方式でした。第何回の講義に関連して、自分はそれについてこのように考える、と言うような回答を講師は求めていました。授業で述べられたことをどのくらい覚えているのかなどを試験で検証するのではないと、はっきりと言っておりました。
以前、ある科目で次のような問題が出されたことがありました。
「16世紀で銀鉱山が発見されたのだが、その鉱山のあった所は今の国名ではどこか?」と言う設問でした。4択から選ばせるというものでした。私はメキシコと回答しましたが、正解はチリでした。これは知識があるのかないのかを問う設問であったわけですが、それが大学の試験だったことについては疑問を持ちます。
銀鉱山の発見がその後の「銀本位制」をもたらし、それがヨーロッパ列強の経済発展の原資となったのですから、それに関する設問が大学の試験にはふさわしいと思うのですがね。銀鉱山がどこにあったか、などとは設問のレベルが低すぎますね。

さて、受けた「日本美術史の近代とその外部」のわたくしの回答はどのように評価されるでしょうか。結果の発表を楽しみにすることにしましょう。

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