ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

国の防衛計画って、どうなってんの。

2020年06月16日 18時52分37秒 | なぜ?どうして?
今朝の地元紙を見て驚きました。秋田県と山口県に配備するとしていた「地上イージス」(ミサイル防衛システム)の計画を「停止」するというものでした。まさに青天の霹靂です。防衛省はこれまで、両県への配備は国防上どうしても必要なものだとして計画を進めようとしていたのですが、ここにきての豹変は、ただ驚くばかりです。

新聞報道によれば迎撃ミサイルを打ち上げる時に初速を増すために使われるブースターロケットが確実に安全圏内に落下させる技術に懸念があり、それをハードとソフトの両面で改修するには当初の必要金額と同額ものお金がかかるので、地上イージスの配備計画を停止するとされています。
防衛省のこの発表に対して、自民党内からも驚きと不信の声が上がっているようです。新聞報道を見る限りでは、「金がかかり過ぎるので、やめたー」という事なのでしょうか。もしそうだとすれば、国土を守るためにどうしても必要とされた、当初の計画は一体何だったのでしょうか。
ここからはゲスの勘繰りなのですが、コロナ対策に追われる今のご時世では、使える財政資源も先細りになるのは目に見えているので、先手を打って防衛予算もなるべく支出を増やさないようにとの配慮なのでしょうか。
それにしても金がかかり過ぎるので、決定された防衛計画を見直すことがあるとは、意外でした。

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