お城のデータ
所在地:愛知郡愛荘町東円堂 (旧愛知郡愛知川町) map:http://yahoo.jp/B0M1eO
現 状:集落
遺 構:土塁・石碑
区 分:平城
築城期:南北期
築城者:
城 主:
廃 城:
目標地:東円堂公民館
駐車場:東円堂公民館無料駐車場
訪城日:2013.8.21
お城の概要
東円堂城は、東円堂地区の中心部にある東円堂公民館の東側にある住宅地一帯に築かれていた。 公民館の東側道路はかつての堀跡だ。
この道路がぐるりと長方形の区画の住宅地を囲繞している。 住宅地は中程で括れたようになっていて、ここで南北二つの曲輪が分かれていたようだ。 区画の西南角に城石碑があり、かつての土塁を利用した生け垣があった。
東円堂城は愛知川の右岸にあって、東円堂地区の住宅地の中に石碑が建てられている。
石碑の建てられている辺りは周囲の地形よりも低く、窪地状態である。愛知川のすぐ横だけに、低い場所に城が築かれるとは考えにくい。
石碑は、「東円堂城は、概ねこの辺り」といった感覚で建てられているのではないか。
明治の「地取巻調総絵図」には周囲に堀が確認されるという。また、同城は複郭の城であるともいう。
一帯を見て廻った感想では、豊国運動公園辺りが微高地で、その可能性を示唆しているように思えた。
歴 史
東円堂城主は、文献でも「名字不知」としており、詳細不明で、廃城となったのは比較的早いものと思われる。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、近江の城郭
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