福島城址に建つ「滋賀県教育委員会の石碑」
お城のデータ
所在地:米原市(旧坂田郡)梅が原福島 map:http://yahoo.jp/j_WhMJ
国道8号線の飛騨運輸 米原物流センターの西方、JR東海道線と新幹線の交差地点(8号線側の新幹線高架下に石碑)
築城期:永正7年
築城者:今井肥前守
城 主:平野土佐守・西山数馬清照又は今井肥前守・磯野左衛門大夫
区 分:平城
遺 構:福島城址に建つ「滋賀県教育委員会の石碑」
訪城日:2015.3.8
お城の概要
米原駅の南、新幹線とJR琵琶湖線が分岐する地点が福島城の跡。
辺り一帯は田圃で、JRの東海道線と新幹線の立体交差地点
現在では遺構は何も残されていないが、「滋賀県教育委員会の石碑」のみ。
福島城址の存在を示す唯一のものが、滋賀県教育委員会が新幹線ガード下に建てた石碑である。その石碑には"現状を変更する場合は届けてください"と彫られている。
歴 史
福島城は浅井氏の配下であった今井氏によって築かれたとされる。
他にも平野氏の居館とする説があるが。
米原周辺は近江の北と南の境目であり、美濃から近江への入口であることから、国境防備のために多くの城が築かれている。
近江輿地志略」には平野土佐守・西山数馬清照ら観音寺の旗下が城主と記し、福島城の詳細は不明である。
「西山数馬清照、平野土佐守らが在城し、観音寺城に属していた」とある。
滋賀県中世城郭分布調査6にあげられている平野館はこの城と同じものであろうか?。
「浅井家記』には、永正七年、今井肥前守・磯野左衛門大夫がここに砦を置いたと記している。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、城郭図鑑・城郭ドットcom・近江の城郭
本日も訪問、ありがとうございました!!感謝