甲賀の城より
住所 :甲賀市水口町牛飼字城山
現在の状態 :山林・八幡神社・信楽高原鐡道線路
遺構 :曲輪・土塁
形式 :丘城
築城者 :
有名城主 :
築城期:室町期
訪城日:2014.4.25
牛飼城は、旧信楽道沿いに密集した牛飼集落の北西に、細長く延びる丘陵上の北端付近に比定されている。
現在はその丘陵上に信楽高原鉄道が開通しているため、旧状を留めていないが、線路脇に高さ2~3mの土塁の痕跡が残っている。この土塁は方形居館の南西辺にあたると指摘され、それに伴う空堀の存在も伝承されている。
比定地とは外れているが、丘陵上の南西に所在する八幡神社などが鎮座する小公園付近には、複数の平坦地が存在する。これらも城遺構の可能性があるが、後世の改変なのかも知れない。
参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、甲賀市史(甲賀の城)
本日も訪問、ありがとうございました