城郭探訪

yamaziro

VR安土城タイムスコープ

2013年04月07日 | 番外編

=アプリの認可待ちで公開遅延=

完成した「VR安土城タイムスコープ」を確認する委員

◇近江八幡
 近江八幡市VR安土城創造会議の第四回会合が四日、安土町総合支所で行われ、今月一日から公開される予定だったiPad(タブレッド端末機)とiPhone(スマートフォン)で楽しめる「VR安土城タイムスコープ」は、アップル本社に申請した専用のアプリケーションソフト「タイムスコープ」が認可審査中で、まだダウンロードサイト(appstore)に登録されていないため、公開に至っていないことを報告した。
 アップル本社での審査は世界からの膨大な申請数を受け付けていることからチェック作業が遅れているものとみられる。同ソフトの申請は受理されており、近日中に認可される見通しだという。市文化観光課には、一日から「映像が見られない」という問い合わせが数件あったが、事情を説明して理解を得られたとしている。
 今会合では、市役所が所有しているiPad六台を有効活用するため団体等に貸し出して事業の周知拡大を図り、観光振興に役立てていくことやバーチャルゲームメーカーとの連携および関心を示しているプラモデルメーカーに協力を求め、タイムスコープの価値を高めていくことを目指す。また、インターネットで取り上げられていることや著名なテレビ番組から引き合いがあることも報告された。
 今後の課題として地元安土住民への広報と周知、市内十二か所のビューポイントを巡るツアーやJR近江八幡駅と安土駅を繋ぐ観光ルートの創出、小・中学生への歴史教材として活用することなども話し合われた。
 完成した安土城のバーチャル画像をさらに進化させ、今年度中に3D立体画像をメガネのようにかけて楽しめるHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の導入や来年度中に大型スクリーンに投影できる高精度な映像の公開を予定している。

 

http://shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0012618

 


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