子育てと学び BY 朝日学習館

子育てや勉強の仕方を読者の皆さんと考えたい。人が幸せになれる子育てを。朝日学習館

子どもの未来、幼児期の学習が支配!

2015年08月27日 | 育児
シカゴ大学ヘックマン教授らの一連の研究

子どもの未来、幼児期の学習が支配! 「臨界期の効用を証明」
ヘックマン教授は2006年の「アメリカ科学アカデミー紀要」誌に神経生物学者であるスタンフォホード大学のクヌーズセン教授らとの国家の教育を向上させるための共同論文の中で「経済学的にも神経生物学的にも、将来の労働力を強化し生活の質を高めるための最も効率的な戦略は、幼少期の恵まれない子どもたちの境遇を改善することである」と主張した。ヘックマン教授らの研究は、恵まれない子どもに対する長期の介入実験の経済学的な解析結果と、脳の発達メカニズムに関する脳科学の研究の学際的な成果だったのである。

ヘックマン教授は、ペリー就学計画という就学前の子どもたちに行った教育支援の実験的政策の効果を明らかにしている。三歳から四歳のアフリカ系アメリカ人の恵まれない子どもたちに対して行った、午前中の学校教育と午後からの先生の家庭訪問を含む二年間の介入実験の結果、同じような境遇にあった子どもたちが四十歳になった時点で比較すると、介入実験を受けた子どもたちは、高校卒業率、所得、持ち家比率が高く、婚外子を持つ比率、生活保護受給比率、逮捕される比率が低かった。
 学校教育の段階で恵まれない子どもたちへの援助をしたところで、就学以前の段階で家庭の教育環境が悪いとあまり効果がないことも明らかにされている。アメリカの研究によれば、親の所得階級による数学の学力差は、六歳時点において既に存在し、その学力格差は、その後も拡大を続ける。 「競争と公平感」 著大竹文雄 中央公論より引用

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人工知能が人工知能を作る日

2015年08月23日 | 社会
2045年問題の夢

2045年まであと30年、今日生まれた子どもも大人になる日だ。

2008年、アメリカのシリコンバレーに、特異点大学(Singularity University)という研究機関が設立された。メンバーは、アメリカ政府、NASA、グーグルなどである。研究テーマは、ロボット・人工知能・バイオなどである。この組織が人工知能が人間を超える日の目安を2045年としたのである。

映画の中では、すでに人工知能が人間を超えて大騒動を引き起こしている。古くは、攻殻機動隊・2001年宇宙の旅・マトリックス・ターミネーターなどである。映画は、人類の滅亡する危機がなければドラマにならない。大混乱の後は、ほとんどがハッピーエンドだ。

既に、人工知能は、将棋・チェス・クイズ大会で人類に勝っている。しかし、2045年は、希望にあふれる時代とも読める。人の最後の発明ツールは、人工知能で、その後は、人工知能が人工知能を創る。人工知能は、半導体が指数関数的(2の二乗、2の三乗・・・)に発達するのと同様に発展するのだという。とすると、いま人の解決することの出来ない、エネルギーの問題、温暖化の問題、核汚染の問題を全て解決できる可能性がある。

 問題は、ロボットが感性や意志を持つようになるので、善良な市民としての性格を持つ人工知能を創ることが出来るかというということである。核の平和利用で人類が危機に陥っているように、人工知能も両刃の剣。すべての道具の平和利用の道は厳しかった。

キャノンが無人のカメラ工場を作り、ソフトバンクのpepperが受付や介護のお手伝いを始めたが、人間が遊んで有意義に暮らす時代などあり得ない。

映画でもドラマでも小説でも、私たちの感動は、頑張って夢に燃えた人について離れない。何がどう発展しようがこれは永遠である。


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