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弟切草(おとぎりそう)

2012年10月11日 19時09分32秒 | 花の神話と伝説
〈別 名〉 「薬師草(ヤクシソウ)」「青薬(アオグスリ)」



〈花言葉〉  「迷信」「秘密」「盲信」「信心」「恨み」「敵意」

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オトギリソウ科の多年草。
山野に自生。高さ30~60センチメートル。
葉は茎を抱くようにつき、黒色の油点があります。
夏、茎頂に数個の黄色五弁の小花を開きます。
花の寿命は一日で、日中だけ咲きます。
原産地 日本
草丈 30~80センチ
花期 7~9月
花色 黄色
学名
Hypericum erectum


・茎葉をもんで傷薬とします。
 また、干したものを小連翹(しようれんぎよう)といい、止血・洗浄
 うがい薬とし、関節炎にも用いられます。

・「西洋オトギリソウ」は「セントジョーンズワート」の名で、
 サプリメントやアロマテラピーに使われております。

名前の由来昔、この草を、鷹の傷を治す秘薬としていた鷹匠がいた。
草のことは「秘薬」として決して口外しなかった。

ある日、鷹匠の弟が草のことを他人に話した。
それを知った兄は、激怒のあまり弟を斬り殺してしまった。

その時、弟の血潮がこの草に飛び散り、

「弟切草」の名がついたという。

斬られた弟の血潮を思わせるような、
黒褐色の細かい斑が葉に散らばっている

薬効
葉をもんで切り傷につけて血止めにします

葉の表面に褐色の油点が見られますが、これはヒペリシンという
光作用性物質で、これを摂取した後に日光に当たると
皮膚炎や浮腫を生じます。

またオトギリソウにはタンニンが多く含まれており、
全草を乾燥させたものを小連翹(しょうれんぎょう)と称して
生薬として用います。

基本的には薬草であり、タカノキズグスリ(鷹の傷薬)、
チドメグサ(血止め草)などの悪いイメージのない異名も持ちます。
(同様に民間療法で傷薬として使うチドメグサは別種に存在する)。

季語 秋

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正直申しまして 名前の由来にはうんざり致しました。
調べますと 必ずやその由来が出て参ります。
それだけ知られており、劇的な内容だったのでしょう。



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