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扉の向こうにあるものは・・・

2013年09月23日 11時18分55秒 | 花の神話と伝説


花言葉 「節度」「節操のある」

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竹の分類
  植物界  Plantae
  被子植物門   Magnoliophyta
  単子葉植物綱 Magnoliophyta
  イネ目     Poales
  イネ科     Poaceae
  タケ亜科    Bambusoideae

タケ(竹)とは広義には、イネ目イネ科タケ亜科のうち、木本(木)のように茎が木質化する種の総称。
しかし、通常の木本と異なり二次肥大成長はせず、これは草本(草)の特徴です。
このため、タケが草本か木本かは意見が分かれております。
ただし、タケの近縁種は全て草本で木本は存在せず、近縁種に限った話題では、
近縁の完全な草本と対比してタケは木本とされることが多い。

分類学的には従来、タケ連 (Bambuseae) にまとめられておりましたが、単系統ではないことが判明し、分割が提案されております。
広義のタケは、その生育型から、狭義のタケ、ササ(笹)、バンブー (bamboo) の3つに分けられます。
以下では便宜上、狭義のタケを「タケ」、広義のタケを「タケ類」と表し(ただし一般には、「タケ類」はタケ亜科、あるいは狭義のタケの意味で使われることもある)、タケ類全体について述べます。漢字の「竹」は人文・産業的な文脈に限って用いております。

概要タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多い。
ササは寒冷地にも自生します。
タケ・ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、
西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及びます。
北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られません。

通常、地下茎を広げることによって生息域を広げ、
一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られております。

その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されております。

しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い(日本におけるモウソウチクの例では、
種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されております。

竹の種類によって開花周期に幅が見られますが、一般にはおおよそ60年から120年周期であると考えられております。
タケ類は成長力が強く、ピークの時は1日で1メートル以上成長します。
竹林の近くにある民家の中に竹が侵入する(タケノコが生える)被害もあります。

地下茎が地面を広く覆うことからがけ崩れには強いが、逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの発生が多いという研究もあります。
事実、放置竹林による地すべりの事例がいくつも報告されており、問題が指摘されております。
また放置竹林によって山地が覆われ、元々植生していた広葉樹や針葉樹の光合成が妨げられ、
結果として森林の減少を招くという問題も起こっており、各地で対策が講じられております。

乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、さまざまな素材として利用され
その繊維を利用して紙も作られております。
竹酢液や竹炭としても利用されるほか、飼料、建材、工芸材料などとしても用いられます。

前述した放置竹林の問題にも、これらの素材としての活用を求め、様々な研究、試行錯誤が行われております。
また、食材としては、若いものを筍として食べるほか、葉を食料として利用する動物もおり
、ジャイアントパンダはこれを主食になっております。

モウソウチクを除く種の多くは、その地域でしか生育しないことが多いが、その理由は不明です。
分類タケ亜科内の位置づけ

タケ類(タケ連)はイネ科タケ亜科に属す。
タケ亜科にはタケ連のほかに Olyreae 連が属するが、Olyreae 連は典型的な草本であり、
タケ連のような木質の茎を作らない。

Sungkaew et al.の分子系統学的解析によると、タケ連は単系統ではなく、
熱帯性木本タケ類と温帯性木本タケ類の2つの系統に分かれる。

熱帯性木本タケ類が Olyreae と姉妹群となり、温帯性木本タケ類はそれら全体と姉妹群である。
彼らはこの結果から、温帯性木本タケ類を Arundinarieae 連に分割すべきとしている。

竹と笹とバンブーの違い

タケ類にはタケ(竹)とササ(笹)とバンブーがあります。

タケとササとバンブーの相違点
地下茎の有無地下茎で生育繁殖するタケ、ササとは異なり、
バンブーは分蘖(株分かれ)によって株立ち状になります。

竹皮の着生タケは生育後落下しますが、ササは生育後も着生している。

葉の形態タケは格子目があるが、ササにはそれがなく縦に伸びる平行脈である。

開花タケは約120年周期、ササは40年から60年周期でどちらも開花後には枯死する。

分布日本ではタケは青森から九州だが、ほとんどは帰化と見られます。

ササは北海道や高山地帯にも自生する。
一般的には丈の低いものが笹竹の略とされる。

名前に○○ダケ・○○ザサ・○○チクとついていても実際のタケ・ササの判断とは違う場合があります。
ただし、植物学的には「成長すると稈鞘(たけのこの皮)が落ちるのが竹、
残って稈(タケ・ササにおける「茎」)を包むのが笹」とする。
しかし、オカメザサのように膝丈ほどのタケやメダケのような背の高いササもあることになる。
バンブーは、熱帯地方に生息し、外見がタケに似ているものの、地下茎が横に這わず、株立ちになる。
紙パルプ業界にはタケとバンブーの区別があります。

ちなみに、日本に見られるタケの多くは帰化植物と考えられ、
一部種類には日本野生説もありますが、ほとんどは中国原産である。
ササは日本産のものが多くあり、地方変異も数多い。

主な種
タケ類の種は、世界で600種とも1200種とも言われる。
日本には150種、あるいは600種があるといわれる(いずれも学説によって異なる)。

●竹の花について・・・
竹は多年草ですので何年かにいっぺん花が咲きます。花が咲くと草はその生涯を終えることになります。竹は地下茎でつながっておりますで いっぺんに全部枯れてしまいます。
たとえば一山全部枯れたら見てるだけでも不気味ですし土を支える根っこがなくなってしまいますので地盤が緩みやすく土砂崩れなどの災害の原因になります。
そんなことから、昔の人は経験から そういった災害から身を守るための用心として
竹の花が咲くと不吉だといっているのです。

●竹の花の神秘・・・http://kotobahiroi.seesaa.net/article/21840083.html
竹の花は60年とか100年とかに1度しか花をつけません。そして、花をつけた後はいっせいに枯れてしまうのです。竹の花が咲くと不吉なことが起こるという言い伝えも聞かれます。
竹はイネ科なので、花も稲の穂のようです。めったに咲かない希少な花ですけど、地味です。
地下茎で増えていきますから合理的に考えれば、竹はめいっぱい地下茎を広げて繁栄したけれでも、その土地でのこれ以上の増殖が難しくなってしまった。
それで花を咲かせ子孫を残すことにしたのでしょう。
しかしそういう合理性だけでは説明のつかないことが起きております。
昭和30~40年代にかけて日本全国のマダケに一斉に花が咲き、竹林が壊滅状態になったことがありました。ところが この開花現象は日本だけでなく、世界中の出来事だったのです。
つまり マダケは世界のどこに植えてあっても一斉に開花したのです。
また、株分けや挿し木で繁殖させたものが、環境や場所が異なるのにもかかわらず、親の竹の枯れる時期と同じ時期に花を咲かせて枯れてしまったのです。
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ウイキより一部 抜粋 


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