別名 アルクトゥルス・五月雨星・麦刈り星・麦熟れ星
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由来
アルクトゥルスという名前は、ギリシア語で「熊を護るもの」を意味します。
Αρκτουρο? (Arktouros ; アルクトゥーロス)に由来しております。
これは、日周運動によって、おおぐま座の後を追いかけていくように見える
ことから来ております。
麦星などは、麦が熟れる頃になるとアルクトゥルスが昇ってくることから
名付けられました。
特徴
アルクトゥルスは、固有運動が大きい高速度星として知られておりすま。
1717年、ハレー彗星の発見者でもあるエドモンド・ハレーは、
自分が観測したアルクトゥルスの位置と、
1800年前の古代ギリシャで観測された位置が、
約1度(月の視直径2個分)ずれていることを発見しました。
これが、恒星の固有運動の発見となった。
アルクトゥルスは、太陽系に対して秒速140kmでおとめ座の方向へ
移動しております。
およそ50000年後には、アルクトゥルスとスピカが非常に接近して
輝くという。
北斗七星の柄の部分のカーブを延長すると、
アルクトゥルスを通ってスピカへたどり付きます。
これを春の大曲線という。また、アルクトゥルスとスピカ、
それにしし座のデネボラを結ぶと、大きな正三角形ができる。
これを春の大三角といいます。
春の夜空を代表する星として昔から親しまれている。
おとめ座のスピカが近くに輝いており、
アルクトゥルスのオレンジ色とスピカの青白い色の対比から、
アルクトゥルスとスピカは夫婦星と呼ばれる。
アルクトゥルスが男性、スピカが女性である。
(ウィキペディアから抜粋致しました。)
今回は【俳句】夏の季語として取り上げました。
これに付随して、《麦》も掲載致します。