浄土真宗親鸞会 伏木桜の集い

富山で親鸞聖人の教えを学ぶ仲間たちのブログです

「笑顔、挨拶、真面目に」で、コンビニ繁昌

2012-01-24 22:25:25 | ひと


 最近、コンビニを経営しておられた方と話す機会がありました。
 24時間365日、年中無休で、「その頃、どんな生活をしていたか思い出せないくらい、
忙しくて」と話が始まりました。一日1000人以上が訪れる店だったそうで、アルバイトを
募集したことも何度かあったそうです。

 面接や採用をしているうちに、その方が知らされたのは、「真面目で明るいこと」
だそうです。
 お客さんが店内に入ってきた時、明るく挨拶ができるかどうか。
 笑顔で対応できるか。
 真面目に、働けるかどうか。
 この点を、最も重視されていたそうです。
 明るい挨拶と笑顔あふれる店ならば、また行ってみたいと思います。
 ところが、店に入っても、一言もなく、機械的に扱われたら、、、残念ですね。

『光に向かって心地よい果実』(高森顕徹先生)には、

〝笑う時には、十六本の顔の筋肉を動かせばよいが、
怒る時は、六十二本動かさなければならぬ。
エネルギー上からも、笑い顔の方が怒り顔よりも得である〟
アメリカのある学者の面白い教訓である。

とお書きくださっています。

 コンビニを経営しておられた方も、「教えられるとおり、笑顔が大事だと、
仕事を通して知らされ、鍛えられました」「一日千人に、笑顔で応対できました。
それだけ優しい言葉をかけ、笑顔を布施できるご縁だったのかなと思うと、
無駄なことは一つもありませんでした」とさわやかに話しておられました。
 コンビニ繁昌の元は、「笑顔で挨拶して、真面目に働くこと」。

 この方を見習って、一日千人とまではいかなくても、顔の筋肉を動かすことを
けちらず、周りの人に笑顔で挨拶できたら、人生、きっと変わっていくに
違いありません。(実際、コンビニで働けるかどうかが決まったわけですから)。

 真面目に、実行していきたいと思います。


想像以上の親切に、感激しました。

2012-01-18 08:09:59 | 法友・家族・友人


 託児所に預けていた娘を迎えに行った時のこと。
 夕方でしたが、娘はちょうど寝入ったところでした。
 職員の人や友だちに囲まれてうれしかったらしく、預けにいった
朝から大はしゃぎで、走り回って疲れてしまったようです。

 そこで、娘の着替えや弁当などを入れたカバンを持って、娘を
かかえて帰ろうかなと思った時に、職員さんから、

クルマまで、お送りしますよ

と声がかかりました。

 そのまま、ビルの2階にある託児所から、1階外の駐車場まで、
だっこして連れてきてくれました。
 それも、仕事だからそうしているというんじゃなくて、さわやかな
笑顔で応対してくれました。
 最後は、「またお願いします」と頭を下げて、柔和な顔で娘を
見送ってくれて。

 それだけではありません。

 娘をチャイルドシートに乗せていると、今度は別の職員が来て、
忘れ物を届けてくれます。娘が大好きなアンパンマンの
手提げバッグでした。
 実は、、、その託児所からプレゼントされたものでしたけど(汗)。

 その時に、託児所の人たちの、子どもが好きな喜びや、
一生懸命、心をかけてくれていることが伝わってきて、ハッピーで
温かい気持ちになりました。

呼べば呼ぶ 呼ばねば呼ばぬ 山彦ぞ
まず笑顔せよ みな笑顔する


 和顔愛語はもちろん、その上で、相手の期待以上のことができる
人間になりたいなと思いました。


会食

2012-01-16 07:57:53 | 法友・家族・友人


 今年も早や、半月が過ぎてしまいました。この前、新年を迎えたと思ったのに、
月日のたつのはアッという間ですね。
 昨日は、F館で講演会があって、伏木の法友たちと一緒に、同朋の里まで行ってきました。

 お昼には、皆で集まって会食です。
 あんしんで安全な食材を使ったお弁当だから、
市販の既製品や、原材料が心配な食品は一切口にしない方も、
会食の輪に加わっていました。
 同じ弁当を食べていると、それが一つの共通点となって、話題が膨らんでいきます。
 ご飯よりも、まずは野菜から食べた方が、血糖値が上がるのが、緩やかだから
いいんよと教えてくれる人や、
「ちょっと食事制限しているから、食べて」と、若手メンバーに、ギョウザや揚げ物を
分けている人、
「ソースの袋の切り口が分からんから、開けて」と、若者に頼んでいる年配の学徒などが
ありました。
 普段は寡黙な人にも笑顔がこぼれ、隣の席に座った人と、自然と話が始まっていきます。
 きれいで明るいラウンジに座り、法友とおいしい食事をともにできる幸せなひと時でした。


大掃除

2012-01-10 18:48:48 | 自宅


 最近、自宅の大掃除をしました。
 ミリオンセラー『人生がときめく片づけの魔法』の特集をテレビで放映していて、そのとおりに実行して。

 衣類→本→書類→小物→思い出の品

の順に片付けるのが、よいようです。

 最初に、衣類の整理。
 家中の服を一カ所に集めて、必要な物と、そうでない物とに仕分けをします。
 残すか、残さないかの判断基準は?
 一つ一つ手にとって、持った時にときめきを感じるかどうかだそうです。

 それで、一つ一つ手にして、残すもの、リサイクルショップ行き、法友に、廃棄処分の4つに分けます。

 法友に渡せる物はまわして、
 不要になった物、ときめかない衣類などは、今までありがとうと感謝して
処分へ。
 リサイクルショップにも持っていきました。ほとんど、受け取ってもらえなかったけど。
 燃えるゴミとなったのは、7袋分に。
 今まで、ゴミにスペースをとられ、囲まれて、暮らしていたのかな、と知らされました。

 あれこれ、片付けをしているうちに、緊急の時にと分けておいて、それきりになっていたへそくりも
見つかって、なぜか、うれしい……。

 戻す物は、しっかり定位を決めて、再び収納。
 物置になっていた一部屋が、今では、スッキリしました。
 気持ちの上でも、片付くと、うれしいですね。

 


帰省で知る親心

2012-01-09 15:50:02 | 法友・家族・友人


・今年もよろしくお願いいたします。

 昨年末は、1泊2日で帰省しました。
 普段、忙しくてなかなか両親と面と向かって、話ができていなかったのが、久しぶりに話をしたら、
 真っ先に出た言葉が、
「その顔、どうした?」。

 

 

 というのは、加齢からか、シミが増えていたのを、両親は、パッと見て、気づいたわけです。
 見逃しませんでした。
 その時、やっぱり親だな、と。

 また、クルマに積めないくらいたくさんの野菜や米を用意してくれました。
 野菜を積み込んでいると、しんしんと雪が降ってきて、スーツにマフラーを羽織るだけの格好で寒そうに
 動いていたら、「これ着なさい」と、自分が着ていたコートを渡してきます。
「そのまま、着て帰りなさい」とも。

 孫がいる年齢になっても、やはり子供が心配だとも言っていました。

 子供が年をとっても、親にとって、子供はやっぱり子供。仏教で説かれるとおり、大変なご恩に生かされて
 いるんだなと知らされました。