最近、コンビニを経営しておられた方と話す機会がありました。
24時間365日、年中無休で、「その頃、どんな生活をしていたか思い出せないくらい、
忙しくて」と話が始まりました。一日1000人以上が訪れる店だったそうで、アルバイトを
募集したことも何度かあったそうです。
面接や採用をしているうちに、その方が知らされたのは、「真面目で明るいこと」
だそうです。
お客さんが店内に入ってきた時、明るく挨拶ができるかどうか。
笑顔で対応できるか。
真面目に、働けるかどうか。
この点を、最も重視されていたそうです。
明るい挨拶と笑顔あふれる店ならば、また行ってみたいと思います。
ところが、店に入っても、一言もなく、機械的に扱われたら、、、残念ですね。
『光に向かって心地よい果実』(高森顕徹先生)には、
〝笑う時には、十六本の顔の筋肉を動かせばよいが、
怒る時は、六十二本動かさなければならぬ。
エネルギー上からも、笑い顔の方が怒り顔よりも得である〟
アメリカのある学者の面白い教訓である。
とお書きくださっています。
コンビニを経営しておられた方も、「教えられるとおり、笑顔が大事だと、
仕事を通して知らされ、鍛えられました」「一日千人に、笑顔で応対できました。
それだけ優しい言葉をかけ、笑顔を布施できるご縁だったのかなと思うと、
無駄なことは一つもありませんでした」とさわやかに話しておられました。
コンビニ繁昌の元は、「笑顔で挨拶して、真面目に働くこと」。
この方を見習って、一日千人とまではいかなくても、顔の筋肉を動かすことを
けちらず、周りの人に笑顔で挨拶できたら、人生、きっと変わっていくに
違いありません。(実際、コンビニで働けるかどうかが決まったわけですから)。
真面目に、実行していきたいと思います。