浄土真宗親鸞会 おわら風の盆 八尾からの便り

親鸞聖人の教えと、すてきな八尾の魅力を紹介します。

立山連峰に勇気をもらって

2012-03-28 07:55:34 | Weblog

ようやく春らしい日となり、立山連峰が雄大な姿を見せてくれました。

この日は八尾で80歳から92歳の、おばあちゃん3人を訪問しました。

さまざまな人生の苦しみに出会いながら、「過ぎたことをくよくよしても仕方がない」 

と、すてきな笑顔で、光に向かっておられる方々に

親鸞聖人のみ教えをお伝えし、ほのぼのと嬉しく、温かい気持ちになりました。

その後、富山市東部にある、富山会館へ向かいました。

立山連峰がだんだん大きく見え、まるで生きているようです。

塵のような雑多な日常の煩わしさを吸収してくれる、壮大なスケールの雄姿に

言葉では表現できない、感動と勇気をもらいました。

昨年1年間は、ハワイで仏法をお伝えし、季節によっては、毎日のように

ホノルルの青い空にかかる虹を見て、希望が湧きました。

富山は曇り空が多いですが、晴れて現れる立山連峰が、

「なぜ人命は地球より重いのか」多生永劫の目的をお伝えする私に、

「目的の大きさに比例して努力精進しなさいよ」

と応援をしてくれるのだと思わずにおれません。

恵まれた環境に感謝し、

 光明輝く浄土に向かって、相手も生かし己も生きる

自利利他の大道を進ませて頂きます!

 


胡弓のしらべに魅了

2012-02-12 00:48:02 | Weblog

2月11日(土)八尾ふらっと館での親鸞聖人に学ぶ会では、

研修室のイスが満席になる程、多くの仏縁深い方々が参加

されました。そして

「絶対の幸福こそ人生の目的であると、九十年の生涯

弥陀の救い一つを教えていかれたのが、親鸞聖人でした。」

                (親鸞聖人の花びら 桜の巻)

親鸞聖人のみ教えは阿弥陀仏の救い一つであることを

学びました。

昨年チューリップテレビで紹介された三味線の先生が参加

され、茶話会の時に、胡弓の生演奏を聞かせて頂きました。

初めて間近に胡弓という楽器を見て、哀愁漂う音色を聞き

感動しました。

おわら風の盆では、三日三晩三味線を奏でながら町流しを

されるそうで、「今年の風の盆は、ぜひ見に来て下さいね」と

嬉しいお招きを頂き、今からその日が楽しみです。

 おわら風の盆、曳山、獅子舞-富山県八尾町の紹介、とやま倶楽部


八尾ふらっと館

2012-02-07 10:54:44 | Weblog

八尾ふらっと館

八尾の町は、富山平野の南にあり、馬の背のような土地をたくみに

取り込んで稀にみる特異な町並みが造られ、清流など美しい眺めに

すぐれ、ほっと落ち着く町のたたずまいに心が癒されます。

風の盆で町流しのある旧町に、私たちが、いつも

親鸞聖人の教え聞き、語る、八尾ふらっと館があります。

昔から浄土真宗の盛んなこの地の中心に位置し、

1階は「おわら風の盆」や八尾の四季を通じた

多彩な観光情報の提供の場で、訪れた人が気楽にくつろげる

喫茶コーナーもあります。

2階は図書館や私たちが、親鸞聖人の教えを学ぶ研修室があります。

2月の勉強会は11日(土)2時~3時30分です。

誠なるかなや、摂取不捨の真言、超世稀有の正法 (教行信証)

永久の闇より救われて苦悩渦巻く人生が、そのまま絶対の幸福に

転じた聖人の、驚きと慶喜の絶叫なのだ。この摂取不捨の妙法を

詳説されたのが、親鸞聖人なのである。(歎異抄をひらく)

多くの日本人が心のよりどころを模索している今の時代だからこそ

浄土真宗の祖師、親鸞聖人 の一貫して変わらないメッセージを

一緒に聞いてみませんか?


 


一々の花のなかよりは

2012-02-02 21:00:08 | Weblog

 

一々の花のなかよりは、三十六百千億の

光明照らして朗らかに 至らぬ処はさらになし

                    (親鸞聖人)

大輪の妙華が心に開いた 親鸞聖人の述懐です。

その無数の花びらから漂う香気は、大衆を魅了して

今もやみません。 

           (親鸞聖人の花びら・桜の巻より)

この美しい親鸞聖人のご和讃の石碑が、

富山市八尾町のくるみ小路にあるんですよ。

おわら風の盆で有名な越中八尾は、江戸時代につくられた

当時のたたずまいを色濃く残し、和紙や養蚕などにより栄え

歴史的遺産も数多く残されています。

町の名の「八」は、たくさんの川や谷が寄り集まった地である

ことから末広がり、数多くという意味の「八」に由来しています。

この地が、私のフィールドです。

これから、仏縁深き八尾の地で、親鸞聖人の教えをお伝えする

私の心の歩みを綴っていきたいと思います。

やさしい町並みと温かい人々との出会いが私を育んでくれる

ことでしょう。よろしくお願いいたします。

 

 


後生の一大事の解決一つを教えられた親鸞聖人

2010-11-18 23:43:13 | Weblog

 

 

いよいよ寒くなってきましたね

先日は射水市の二千畳の親鸞会館で、

親鸞聖人報恩講が勤められました。

そこでは

「聖人一流章」について教えて頂きました。

 後生の一大事といっても二つある。

それは、

「極楽に往生できる」一大事と

「ながき世まで地獄におつる」一大事と、

聞かせて頂きました。

 

仏法は後生の一大事に始まり、

後生の一大事の解決で終わると教えて頂いても、

中々納得いかない人もいるかもしれません。

「こんな事が知りたい」という本にこのような質問が出されていました。

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問 仏教は全人類に後生の一大事があることと、

その解決の方法を教えるものであると

いわれますが、

近代合理主義の教育を受けた僕達は、

とてもそんな後生の一大事など

認めることは出来ません。

死のもたらすものは暗黒と消滅のみ

と思っていますが間違いでしょうか?

 

答 君達は自己の死という大問題を

真面目に考えた事がないのでしょう。

仏語に、

「独生独死独去独来」

というお言葉がありますが、

次の世界に出てゆくとなったら、

地位も名誉も財産も何もお伴しないのですよ。

淋しい事ではありませんか、

恐ろしいころではありませんか。

底の知れない不安を感じませんか。(続く)

 (こんな事が知りたい③より)

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後生の解決一つ教えられた親鸞聖人、

蓮如上人のお言葉を、

真剣に聞かせて頂きたいと思います

皆さん、寒くなってきましたので、

風邪にはご用心下さいね 


一切の滅びる中に 滅びざる幸福こそ

2010-10-30 23:41:43 | Weblog


随分寒くなってきました

先日は10月なのに、南砺の山では

雪で白くなり、びっくりしました

そろそろ鍋やおでんが美味しくなる季節ですね


先日もテレビ座談会にて

高森顕徹先生より

 「なぜ生きる」のご教導を頂きました。

関連を紹介させて頂きます

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もう、残酷な裏切りに傷つけられたくはない。

裏切らぬ幸せのほかに、

全生命を投入して悔いなしといえるものが、

あるでしょうか。

一切の滅びる中に、滅びざる幸福こそ、

私たちすべての願いであり人生の目的なのです。

 (なぜ生きる 1部6章より)

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また、『こんな事が知りたい』という本にはこのように

高森先生は教えられています。


やがては我々を裏切ることのあるものを

信じて生きるという事は馬鹿げた事です。

では、この世で生命をかけて信じても後悔のない

所謂、絶対に裏切ることのないもの はあるでしょうか。

結論を急ぎましょう。

何もないのです。

この世の一切は死ぬときにはなんのあて力にもなりません。

この肉体さえ焼いてゆかねばなりませんから。

今死ぬという時でも変わらぬもの、

それは三世諸仏をして成仏せしめた

本師本仏の阿弥陀仏あるのみです。

この御仏を信ずるものこそ、

永遠不滅の無上絶対の幸福

で生き抜くことが出来るのです。



全生命を投入すべき、

「裏切らない幸せ」の厳存を知らされた親鸞学徒は、

幸せ者ですね

 10月30日(土)は、

  じょうはな座 にて勉強会でした。


初めての方も沢山参詣され、

尊いご縁を頂きました


 温かいチゲ鍋


◎眼前に人生の目的が突きつけられる

2010-10-24 07:44:12 | Weblog



テレビ座談会にて

高森顕徹先生より

 「なぜ生きる」のご教導を頂きました。

関連を紹介させて頂きます

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◎眼前に人生の目的が突きつけられる

人は生まれたときが母艦を飛び立った

飛行機とすれば、悪戦苦闘の生きざまは、

乱気流や暴風雨との闘いであり、

敵機との交戦である。

激闘のすえ帰還すると、

母艦の影も形も見当たらぬ。

見わたすかぎりの大海原。

燃料計はゼロ、としたらどうだろう。

長い死闘はなんだったのか。

バカだった、バカだった・・・。

大命、将に終わらんとして悔懼こもごも至る

                (『大無量寿経』)

「臨終に、後悔と恐れが、代わる代わるおこってくる」

と説かれるのは、海面に激突する心境にちがいない。

 (なぜ生きる 2部6章より)

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仏法を聞かない人は、臨終まで分からない一大事、

仏縁のある人は仏法を聞いて平生に知る、

平生業成の親鸞聖人のみ教えを真剣に聴聞させて

頂きたいと思います。


 10月24日(日)は、

  じょうはな座 にて講演会でした。


尊いご縁を求めさせて頂きました





◎「でもね、あなたはやがて死ぬんだよ・・・」 と魂がささやく

2010-10-13 21:50:48 | Weblog



テレビをつけると、このチリ鉱山のニュースばかりですね

チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山に閉じ込められた

作業員33人の救出活動は、

13日午前(日本時間同日午後)も続き、

現時点で10人の方が地底から生還を遂げたとのこと。

事故発生から69日ぶりの再会を待ちわびた家族らの間では、

作業員が引き上げられるたびに歓声がわいた。

人がこれだけ長期にわたって地下に閉じ込められ、生還したのは異例。

「奇跡の生還」とも言われ、

世界中が歓喜に沸いたと報道されています



このニュースを聞いて、

高森顕徹先生 「なぜ生きる」に、

関連した所を思い浮かべましたので、紹介させて頂きます。

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◎「でもね、あなたはやがて死ぬんだよ・・・」 

  と魂がささやく

 阪神大震災で、瓦礫の山となった街に、

 多くの救助隊やボランティアが、

 必死の救援活動に挺身しました。

 壊れた家の軒下から、

 九死に一生助け出されたときは、

 「良かった良かった」と泣いて喜び祝福されたのに、

 「あのとき、死んでいればよかった」

 と、プレハブ生活の六十七歳の男性が、

 みずから命を絶っています。

 同じ道を選んだ人は、

 一人や二人ではありません。

 (なぜ生きる 1部8章より)

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たとえ一時救われても、

最も忌み嫌っていた死は、確実にやってきます。

「でもね、あなたはやがて死ぬんだよ」

という魂のささやきが聞こえてこないでしょうか?


願わくば、、

「死の滝壺に、何の準備もせずに飛び込んだら一大事」

と無常を観じ、真実の幸福を求める出発点

となることを念じたいと思います


秋が深まってきましたね☆ 

じょうはな座での次回の勉強会は、

 10月16日(土)

 (ヒル1時30分~3時30分)

  in じょうはな座 

ご縁を求めてぜひ御参詣下さい




クマにご用心

2010-10-09 23:27:09 | Weblog



最近、クマ出没のニュースがよく流れます。

くまったものです

夏の異常な暑さから、

餌となる木の実が少なく、

人里近くまで餌を求めて降りてくるそうですね


全国で熊の人身被害は50件をすでに超え、

例年の件数をすでに上回っているそうです。



同朋の里でも、色々とご心配いただき、

万一に備えてのクマ対策がなされました☆

①クマ対策の鈴

澄んだきれいな音色です。

②笛 フエ

逃げていくことが多く、近づいてこないそうです。

③なるべく個人行動は避けて

何人かのグループで散策するようにしてください、

との事です



 

自利利他

2010-10-05 21:09:05 | Weblog

 

大分涼しくなって、日も短くなって来ましたね☆

先日も高森顕徹先生から

射水市の二千畳にて、

正信偈について詳しく聞かせて頂きました。

大乗仏教の特徴は自利利他であると聞かせて頂きました。

「光に向かって100の花束」より聞かせて頂きます。

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相手の立場を理解しようとせず、

己だけを主張する、

我利我利亡者の未来は暗黒の地獄である。

光明輝く浄土に向かう者は、

相手も生かし己も生きる、

自利利他の大道を進まなければならない。

(1話より)

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仏教の目的は、後生の一大事を知る所から始まり、

後生の一大事の解決に終わると教えて頂きます。

私たち、光明輝く浄土に向かう者は、

相手も生かし、己も生きる、

自利利他の大道を進ませて頂きたいと思います。

 

10月に入り、秋らしくなってきましたね☆ 

じょうはな座での次回の勉強会は、

 10月8日(金)

 (ヒル1時30分~3時30分)

  in じょうはな座 

ご縁を求めてぜひ御参詣下さい