北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

それぞれの個性を発揮して生き残ったカイツブリの子供達

2013年08月18日 | 
カイツブリの親子。

雛は5羽いたが、ひと月経った今では2羽しかいない。
親はもう餌を与えたりはしていないように見えた。


そのうちの一羽は、親に1日中べったりとくっついて離れようとしない個体。
餌を貰える確率が最も高いことから生き残れたのだろう。
それにしても一日中、親に「ピーピー」鳴いて付きまとうのも相当なエネルギーが必要ではある。


そしてもう一羽は、なぜか片親から嫌われている個体。
その親は、その子が餌を求めて近づくと威嚇して追い払おうとする。
片親から餌を貰えないようだった。雛にとっては、これは命に係わること。
それにもかかわらず、生き残れた。自力で餌を獲る能力に秀でているのかもしれない。


ひと月以上観察しているが、雛たちの傍にはいる親は片方だけのことが多い。
こうして両親と子供たちが一緒にいるのは、むしろ珍しい光景。


(ezk)

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