アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(株式)強くは言えないけど

2008-06-23 21:05:35 | 株式
 居酒屋「八剣伝」などを直営またはフランチャイズで経営するマルシェという会社の株を長年持っています。

 私はお酒をほとんど飲みません。今年は、職場の飲み会以外で酒を口にしていません。それなのに、なぜ居酒屋の株を持っているのかというと、その要因は株主優待にあります。
 優待内容は、100株以上で年6000円分、500株以上で年3万円分、1000株以上で年5万円分(加えて、20%の割引券を何枚か)の食事券がもらえます。

 昔は、仕様枚数に制限がなかったのですが、2,3年ほど前に、使用制限が一人1枚(1000円分)となってしまいました。このため、時々夕食を取りに行ったりしていましたが、最初にお通しが出てくるので、残り800円しか割引になりません。ご飯とおかずを頼んだらすぐに合計千円を超えてしまい、それ以上については現金を出さなければなりません。

 しかし、その後私の母親が必殺技を発見したのです。それは、持ち帰りで利用するということです。
 持ち帰りなら、お通しが出ません。しかも、ご飯は自分の家で炊いたり、パックのご飯を温めたりして用意することができます。従って、千円まるまるおかず代に使用できます。100円の焼き鳥なら10本も買えます。他に唐揚げなども持ち帰ることができるので、一人分としてはちょっと豪華なおかずになります。

 ということで、私の家の近所にある店で、何度もこの方法を実行しました。電話で注文して、出来たころに受け取りに行きます。お店の人も顔を覚えられたようですが、嫌な顔一つせず、商品を用意してくれます。実家の近くのお店では、私と母と二人で取りに行き、2000円分使ったこともあります。ずうずうしい母は、無理言って3000円分使い、それを4人分の夕飯のおかずにしたこともあります。
 また、先日初めてのお店に行ったのですが、こちらでも問題なく利用できました。

 ところが、私の通勤経路上の(上で書いたものとは別の)お店に行った時のこと・・・。
 電話で持ち帰りを注文し、お店に行っていつものように優待券を出すと、店員が・・・

 「お通しを注文されないと、優待券は使用できません」

 全く予想外の返答だったので、ここは素直に反論しました(笑)。
 「他の店では、普通に使えるんだけど・・・」
 すると、店員は別の店員(店長?)に相談。すぐに戻ってくると、優待券を受け取ってもらえました。ただ、今後もこのような使い方をしてもいいのかと尋ねると、今後は遠慮して欲しいというニュアンスのことを言われました。

 優待券を見ると「ご飲食1回につきお一人様1枚利用可能」と書いてあります。これをそのまま受け取ると、持ち帰りはその場で「ご飲食」するわけではないので、持ち帰りでは使えないと言われると、私も強くは言えません。
 とはいえ、そもそも株主優待券というのは、現金による配当の代わりに自社の商品を提供するものです(結果、会社の負担が現金より軽くなる)。そう考えると、持ち帰りで使ったとしても、実質何の問題もないはずです。商品の代金には、席を占領することも含まれているはずで、席を占領せずにさっさと帰る客は、店にとってもありがたい客のはずです。
 そもそも、現金も合わせて使うことを期待するのなら、こんな使えば使うほど(食べれば食べるほど)割引券の意味が薄くなっていく券を出すのではなく、例えば30%引きになるという感じの割引券にすべきだと思います。1000円引き券のような割引券だと、なら1000円をちょっと超える程度の使用で済まそうと考えるのは、ある意味当たり前です。

 何より、私が買った時には1100円台だった株価が、今は600円台まで低迷しているのですから、それでも株を保有し続けている株主のために、少しでもその痛みを和らげようという気持ちが、会社にはないのでしょうか?

 とはいえ、今のところ近所の店ではまだ普通に使えるので、今後も持ち帰りで使おうと思います。本部からのお達しが出て、このような使い方ができないのなら、お通しだけ出してもらってそれをその場で食べ、残りをお土産代に使うか、2軒ハシゴするかしようと思います。

 もし、先ほど書いたようなパーセントの割引券に変わったら、私は迷わず持ち株を全部売りますんで・・・。

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