アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

ごあいさつ

2009-12-31 22:27:30 | その他
 本当は例年のように、各ギャンブルについてのまとめを書きたかったのですが・・・。

 3日連続でコミケ+公営競技グランプリという日程は、私のようなオヤジにはあまりにきつすぎました。もう体がぼろぼろです。
 この3日間の件も含め、年が変わってから改めて更新したいと思っています。

 それでは、みなさん良い新年をお迎えください。

(地方競馬)ジンクス通り

2009-12-29 21:57:13 | 地方競馬
 本日は、生まれて初めてコミケ(コミックマーケット=日本最大規模の同人誌即売会)に行ってきたのですが、これについてはまだ後日・・・。

 その後、国際展示場駅からりんかい線に乗り、更にモノレールに乗りついで大井競馬場へ。今日は東京大賞典です。

 競馬新聞はいつも「競馬研究」を買っていたのですが、それがなくなり、代わりに登場したのが「競馬ブック」でした。私は、中央はいつも競馬ブックを見ており、ファックス新聞をダウンロードする時、昨年あたりから南関版が出来ていたので、多分紙面もあるんだろうなとは思っていましたが、実際に紙面版を見るのは今回が初めてでした。
 とにかく、私は横組みの馬柱(横組みなので「柱」ではないですが)に慣れているので、南関の専門誌に横組みのものができただけでありがたいです。

 競馬場に到着した時は6レースのレース中でした。7レースから購入開始です。
 7レースは、圧倒的1番人気の馬がいたので、素直にこれを本命。相手を3頭選んで3連単6点買いとしたところ、あっさり当たり。1番人気の馬は後方待機していましたが、強引な捲くりを打って逃げ馬を捕えました。
 8レースと9レースは、順当に外れました(笑)。

 そして10レースが東京大賞典です。
 東京大賞典のたびに言っていることは、「JCダートの結果は東京大賞典につながらない」ということです。JCダートでは、あまり人気のない馬が激走し、その後伸び悩んで「どうしてあの時走ったのかよく分からない」ということが何度かありました。一方、JCダートで凡走した人気馬が、地方に戻るとあっさり巻き返すというケースも多々あるのです。
 従って、本命はヴァーミリアン。そして、対抗は南関所属のフリオーソ。サクセスブロッケンも当然買いますが、狙い目はここ2走の惨敗で一気に人気が落ちたボンネビルレコードでした。ヴァー、フリ、ボンの3連単は、6月の帝王賞と全く同じ結果の組み合わせなのに、300倍くらい付いていたのは驚きました。1万円くらい買ってやろうかと思っていましたが、さすがに減らすことにしました。
 一方、人気になっているゴールデンチケットが、まさしく私が考える「ジンクス」に適合している馬です。それまではただの馬だったのに、JCダートの好走で人気急騰。しかし、所詮は3着に流れ込んだだけで、大井で同じような競馬をすればまず届かないし、それまでのように先行すれば目標にされて潰れるだけです。ですから、3着にすら受けませんでした。また、南関の上がり馬セレンについても、こういう馬はまず来ない(アブクマポーロのような例外もあるが・・・)と思っていたので無視する予定でしたが、地元のファンも同じように思っていたらしく、あまり人気がなかったので、3着で少し押さえました。

 これで買う予定でしたが、馬体重を見てがく然としました。
 まずボンネビルレコード。11kgも増えています。ずっと馬体重は安定していたのに、これはさすがに増えすぎです。寒くなって絞り切れなかったのでしょうか。
 更に、フリオーソは13kg減。休み明けで減っているというのもありますが、調教はほとんど本数を追っておらず、これでこの馬体減はさすがにおかしいだろうという気持ちになりました。

 従って、配分を大幅に変更しました。まず、フリオーソ関係の馬券を減らしてサクセスブロッケン関係の馬券を増やし、消去法からセレン、ロールオブザダイス、ヤマトマリオンあたりの配分を増やしました。しかし、それでもゴールデンチケットは3着すら押さえませんでした。

 レースは、予想以上のスローペース。1000mの通過は63.1秒でした。ここまで遅ければフリオーソは残れるんじゃないかなどと考えていると、スローに気付いたゴールデンチケットが、向こう正面で一気に捲くって行きました。多分、ルメールは7Rを見ていたのでしょう(笑)。しかし、あまりに見事に捲くって行ったので、これはやられたかと思っていたのですが、直線に入ると全く伸びませんでした。
 人気の2頭が抜けだし、注目は3着争い。フリオーソは早々と失速し、捲くったゴールデンチケットを交わしたのはロールオブザダイス。その外からセレンが迫っています。どちらにしても当たりですが、ロールの方が好配等なのは間違いないので、固唾をのんで見守りましたが、ロールがセレンを頭差振り切って3着を確保してくれました。1着争いはよく見ていませんでしたが、どちらでもOKでした。なお、審議になりましたが不利を受けた対象は3着のロールでした。一応3頭ボックスも押えていたので、万一降着になってもそれほど問題はありませんでしたが、降着もありませんでした。

 馬体重はいろいろ微妙なところがあり、明らかに太そうな数字で出てきても、ちゃんと来たりすることもあるのですが、今回は馬体重を信じて良かったです。
 何しろ、当初この当たりの組み合わせは、実際買った馬券の8分の1程度しか買わない予定だったのです。フリとボンの比率を減らしたからこそ、この組み合わせを増やせたのですから、馬体重を素直に受け止めて本当に良かったと思います。

 おかげさまで、この時点で年末のグランプリシリーズは黒字で終わることが確定しました。明日は、もう何年も当たった記憶がない競輪グランブリ。あまり考えていないのですが、岡山出身の石丸が出ています。やっぱり石丸から買うしか・・・。
 ということで、明日も朝はコミケに行き、その後京王閣競輪場に出向く予定です。

(中央競馬)まあ納得

2009-12-27 22:30:58 | 中央競馬
 有馬記念は、「予想に反して」順当に決まりました。

 私の1着受けの1頭であるドリームジャーニーが勝ったまでは良かったのですが、ブエナビスタ2着ではどうしようもありません。まあ、穴狙いに徹していたし、この組み合わせまで買うと妙味がどんどん減るので仕方ありません。

 一方、アンライバルドは何と最下位(競走中止のスリーロールスを除く)。途中テイエムプリキュアが凄い勢いで下がっていくのが見えたので、最下位はプリキュアで間違いないと思っていたのに、それより7馬身も遅れたぶっちぎりの最下位。これは、この馬にも何かあったのでしょうか。
 しかし、ハイペース濃厚のレースなのにわざわざ先行したのには驚いたし呆れましたが・・・。ガイジンは凄い騎乗をしたかと思えば意味不明な騎乗をすることもありますね・・・。

 プリキュアについては、よく走ってくれたと思います。
 しかし、単勝65倍って、「ぶっちゃけありえない」んですけど・・・。本当なら100倍・・・いや、200倍でも買いたくなかったです。万一スローになっても、牡馬相手にそう簡単に勝てませんって・・・。
 でも、有馬記念という大舞台で走ってくれたことだけでも感動しました。次はいよいよ日経新春杯。多分これで引退でしょうね。今度は全力で応援します。


 年末グランプリシリーズは、結果的に大赤字となりました。これは取り返せないかな・・・。

(中央競馬)有馬記念予想

2009-12-27 00:59:21 | 中央競馬
 年末のグランプリシリーズは既に始まっています。現時点での私の成績は、

 賞金王決定戦(競艇)・・・ハズレ
 中山大障害(障害競馬)・・・ちょい当たり

 という感じ。金額的には少し赤字です。
 明日は有馬記念。荒れ模様のオッズになっていますが今回も狙います。


 逃げるのはテイエムプリキュアかリーチザクラウン。テイエムの陣営は逃げなくてもいいようなコメントをしているため、思ったより落ち着く可能性も否定はできないが、他にも前に行きたい馬は多い。ハイペースと仮定して予想する。

1.アンライバルド ◎

3番人気で皐月賞を制して以来、不本意な成績が続いている。しかし、今回は2戦2勝の中山コース。追い込みというよりは捲りタイプなので、小回りの中山コースが合っていると思われる。最内枠なので包まれる可能性もあるが、ハイペースになって縦長の隊列となれば、外に出せるチャンスはあると思う。人気の落ちた今回が狙い目。

2.ブエナビスタ △3

前走は、前残りを許したとはいえ、最後に見せた末脚は強烈だった。あれほどの脚が使えるのなら、牡馬一線級相手でも互角以上の勝負ができておかしくない。しかし、騎手を変えたところを見ると、今回あるいは先行策を取る可能性がある(内枠を引いたので更に可能性が高まった)。アンカツが今まで先行させなかったのは、先行させると同じような脚が使えないからだとしたら、今回は買えないということになる。札幌記念を含めれば今回が秋4走目となり、疲れも不安。

3.ミヤビランベリ

前走はトップハンデながら逃げ切って快勝。しかし、なんと今回が初GⅠ。今回も逃げればハイペースに巻き込まれる危険性大。狙えない。

4.マイネルキッツ

今年は人気薄で天皇賞を制したが、その後は伸び悩んでいる。追い込み脚質はいいかもしれないが、中山コースは9戦して1回も勝っていない。これでは買えぬ。

5.コスモバルク

これで有馬記念6年連続出走。しかし、通用するだけの力が残っているとは思えない。

6.エアシェイディ △2

GⅠ未勝利で、地味に走り続けているという感じだが、相手なりに走っている感じがある。昨年は3着。今年も昨年とレベル的には変わらず、今回も馬券圏内に食い込む余地はある。

7.マツリダゴッホ

2年前の勝ち馬。中山コースは12戦して8勝という相性の良さを見せている。今回もチャンスはあると思うが、オールカマーのように楽に先行する事はできないだろう。前走も負けすぎ。人気になるようなら妙味なし。

8.リーチザクラウン

展開の鍵を握る1頭。もしテイエムが無理をしなければ、この馬がマイペースに持ち込む可能性も否定できないが、ハイペースなら厳しい競馬は避けられない。前走は、いくら東京コースであることを考慮しても止まりすぎ。

9.ドリームジャーニー ○

今年は宝塚記念で、2歳時以来のGⅠを制覇した。その後、オールカマーと天皇賞では敗れたが、展開が向かなかったもので気にする必要はない。昨年のこのレースでは4着に来ており、中山コースは得意な方である。複勝圏内に絡む確率は、この馬がもっとも高いように思う。

10.スリーロールス

混戦の菊花賞を制している。ただ、1回だけでは信頼しきれないし、中山が初めてというのも不安。脚質も先行である。

11.イコピコ △4

神戸新聞杯では目の覚めるような末脚を見せつけたが、その後2走は末脚一息。アンライバルドとは違い、こちらは直線だけで伸びるタイプのように見える。前走は初の中山で早めの競馬ながら3着どまり。人気面を考えると買いにくい。

12.テイエムプリキュア

エリザベス女王杯で大穴の片棒を担いだ馬。仮に前回と同じような展開に持ち込めたとしても、牡馬相手では逃げ切れないだろう。

13.シャドウゲイト

最近は裏開催で走っているが、そこでも勝ちきれていない。ここはさすがに厳しすぎる。

14.セイウンワンダー △1(最上位)

昨年の2歳チャンピオン。地味だが堅実に走っている。中山コースも得意で、このメンバーでも要注意。

15.ネヴァブション △5

最近はちょっと負けすぎだが、中山コース適正は悪くない。混戦なら或いは・・・。

16.フォゲッタブル ▲

血統面で注目されている馬。菊花賞で接戦の2着と好走し、ステイヤーズステークスでは人気に応えた。疲れが心配だが、テイエムオペラオーがこのローテーションで3着と好走している。チャンスは十分にある。

現時点での買い目

1着受け 1,9
2着受け 14,16
3着受け 2,6,11,15

36点とあまり多くないので、もう少し手を広げるかも・・・。単騎逃げを想定して、リーチから逃げ先行馬へ流すことも考えています。
あと、プリキュアはダメだと思っても買いますんで(笑)。

(中央競馬)2度目の同着

2009-12-26 00:18:25 | 中央競馬
 先週は朝日杯フューチュリティーステークスでしたが、こちらは穴を狙うも本命が入って惨敗でした。
 まあ、分からないレースだったので賭け金も控えめにしていたものの、やっぱり外れればショックということで、落ち込んだ状態で、このGⅠより後に行われた、GⅡの阪神カップを迎えました。

 全くやる気がないので、データマイニングを見ました。最近はあまり当ててくれませんが、今回は考えるのも面倒だったけど一応買おうということです。で、その予想は1番人気のキンシャサノキセキと、やや人気薄のプレミアムボックスが並んで少し抜けており、あとは横一線という内容でした。どちらも追い込みに近い脚質だったこともあり、この2頭を1,2着に固定。3着はそれぞれ11点流しました。一応200円ずつ均等買いだったのですが、そんなに堅い組み合わせでもないし、レース直前に「1,3着の組み合わせも買っておくべきだったかな」と思ったりしていました。

 レースは、キンシャサノキセキがいきなり出遅れ。これは早くも終わったかと思いましたが、その後ハイペースになりプレミアムボックスと一緒に外を回って上がってきました。いい感じでしたが、プレミアムボックスは4コーナーで内を同じく追い込んできたサンカルロにすくわれるような形になりました。
 この時点で、これは先日の阪神ジュベナイルフィリーズと同じパターンかな(私の本命アニメイトバイオが、内をアパパネにすくわれ、直線では同じ脚色になった)と思っていたのですが、プレミアムボックスも負けじと抵抗しています。それを尻目に、出遅れたキンシャサノキセキは突き抜けて1着。2着は外のプレミアムボックスと内のサンカルロの、首の上げ下げの勝負となりました。

 正直、スローを見るまでは、ちょっとだけ負けたと思っていたし、1番人気が1着で10倍台の2頭が2,3着なら、10万も行かないかな・・・なんて思っていたのですが、確定オッズを見ると、何と2400倍。すなわち、48万円かゼロかの、まさに天国と地獄と言うべき写真判定だったのです。フジ系列の番組でも、JRAが出しているスローの映像を出してくれましたが、まさに「ゴールの寸前では外、ゴールの直後では内」というほどの大接戦。審議があったこともあり、確定までは時間がかかり、フジ系列の番組内では確定が出る前に放送時間が終了してしまいました。
 しかし、かつての傾向から、私はこの時点で、2着は同着となるだろうと思っていました。昨年の天皇賞のように、1着の写真判定なら、意地でも優劣を決める可能性がありますが、2着ならそこまでしないのが通例です。相当際どい接戦だったとしても、優劣が付くときには遅くともレース後10分以内には結果が出ます。それが、10分経っても出ない以上、同着となる公算が極めて高いだろうと思っていました。
 放送終了後は、携帯の情報を待っていましたが、発表された画面で最初に見るのは複勝の払い戻し。ここには、2番目のところに「13」が表示されていました。ここに「17」が表示されていた場合は、2着はおろか同着の可能性も消えてしまうので一安心です。しかし、同着の場合は番号順に13が上に表示されます。下にスクロールさせていくと、案の定2着は同着で確定していました。

 ということで、払い戻しは半分になりました。しかし、それでも元金50倍以上ですから、大当たりには変わりありません。今年はあまり頼りにならなかったデータマイニングですが、最後に大当たりをプレゼントしてくれました。
 以前、数年前の京都牝馬特別でもメイショウオスカルが同着となって当たったケースがありました。同着により、「大当たりかゼロか」から救われたケースは今回が多分2度目です。
 あと、先ほど書いた「1,3着も押さえていれば」を前組み合わせ100円均等買い(賭け金合計は同額)実施した場合、1,2着、1,3着の両方が当たりになるため、若干払い戻し金は増えていたし、長い写真判定を気楽に見ることができたのですが、それでも何とも言えない緊張を味わえて得をしたとも言えると思います。

(パチンコ)帰ってきた?

2009-12-24 11:51:52 | パチンコ
 パチンコの「CR南国育ち」についてです。

 パチスロでは、4号機でも5号機でも発売された南国育ち。私はいずれもそれなりに打っています。以前も、パチスロをパチンコとして発売されたケースはありますが、だいたい無理してパチンコ化しているケースが多く、最初はこの台も同じだろうと思っていました。
 更に、なぜか萌えキャラを採用。全く関係ないという意味ではなく、メインヒロインのまどかなどは、パチスロのパネルで登場してはいます。しかし、繊細なタッチで描かれたパチスロのまどかは、一瞬見ただけでドキッとさせられるような魅力を持っていました。ところが、パチンコのまどかは、アニメーションで描かれる事情を考慮しても、その魅力は完全に失っています。もしパチスロがなければ、十分に魅力的だと思ったかもしれませんが、そういう意味で残念なキャラクターでした。

 最初に打ったのはミドルスペックの方でした。
 確変突入率は70%と高いのですが、5ラウンドの大当たりが全体の18%を占め、更に初当たりに関しては2%分を除いて時短が9回転で終了。確変を引いていたとしても、この9回転で29.8分の1を当てなければならないという厳しい壁があり、スルーすれば時短なしの潜伏確変状態になります。時短中に大当たりを引ければ、その後は最低100回の時短が付くのですが、突入が厳しい割にはすぐに連チャンが終わってしまうことが多いです。
 こういうシステムは、綱取物語でも使われていましたが、そんなに好評だったとは思えないのですが・・・。確変を引いていれば、早い当たりが来るのでそれなりに増えるのですが、じわじわとしか増えません。5ラウンドとかで通常に落とされたら、目も当てられないです。ツボにはまれば爆発することもあるのですが、どちらにしても中途半端なスペックだとしか思えません。

 一方、遊パチの方ですが、期待せざるを得ないスペックになっています。
 大当たり確率約100分の1。100%確変に突入し、10回転で終了。初当たりに関しては、2%分を除き時短は9回で終了するのですが、時短中に大当たり(突確含む)を引ければ、それ以後は時短100回となります。
 まさに戦国乙女ライクなスペックです。似たようなシステムは、新・お天気スタジオも採用していたのですが、こちらは大当たり確率が135分の1だったため、引き戻し確率が少し劣っていました。南国育ちの方が、引き戻し確率の分戦国乙女に近いです。確変の継続回数は戦国乙女より2回多くなっていますが、その分確変中の確率が20.5分の1となっています。
 こちらは、初打ちの時は確変中に驚くほど当たりを引けず、面白さを全く体験できませんでしたが、2回目の実践では連チャンに15ラウンドの引きも重なって圧勝。遊パチとは思えないほど出玉を積み上げられました。やはりこのスペックが遊パチには最適です。パクってもいいので、他のメーカーも取り上げてほしいと思います。
 演出についても、両スペックで概ね共通となっているのですが、例えば大当たり終了後9回転の演出は、ミドルの方ではサッパリ当たる気がしないのに対し、遊パチの方はそれなりに期待感を持って見ることができます。

 その他の演出については、滅茶苦茶予告が乗りながら外れたりすることが結構あるのはどうかと思う(遊パチなんだから、プレミアが出なくてもほぼ100%当たるようなパターンがあってもいいと思う)のですが、疑似連4連、蝶群、虎柄、ジョディ出現などは相当の信頼度があります。先読みについても、ジョディ絵柄はもちろん、顔メモリーが出現した場合は、一応打ち出しを止めて様子を見るべきだと思います。
 連続予告についてですが、2回目を通過するかどうかがカギです。2回目は、リーチになることはないもののガセで終了することがあります。リーチ確定となる演出や、(1回目だけではなく2回目も)リプレイが出てくると3回目への継続が確定します。更に、3回と4回についてもそれなりに信頼度に差があるため、4回続いてほしいところです。

 そして、連続予告の中でも主題歌である「二人の南国」が流れ出すパターンがあるのですが、これが激アツ・・・かつ、私の中では今年出たパチンコの中で最も気持ちい演出であると言いたいです(笑)。1回転につき、歌が何小節かずつ流れるのですが、3連続までは多分確定で、そこでリーチになっても期待度は十分にあります。しかし、3連続目で終わらず4連続に発展した場合は、プレミア以外で最も期待できるリーチ「SUPERドキドキチャンス」に必ず発展します。この発展の仕方が、先ほどの予告の歌の続きで綺麗にリーチにつながっていくのです。3度くらいしか見ていませんが、こんな見事なリーチは、最近ちょっと記憶になく、本当に感動しました。その歌がいいのも、このリーチが映えている理由の一つだと思います。もっと言えば、このリーチが見られれば負けてもいいくらいの気持ちで、逆にこの予告が3連で止まって普通のリーチになりながら、最終的にはSUPERドキドキチャンスになって大当たりになった日には、当たったにも関わらず、なんで4連続してくれないのかと怒りが湧いてくるくらいです(実話)。
 歌だけは平和のホームページで聴けるので、一度聴いてみてください。なお、決して「上手い」とは言えないです(笑)。

 一方、時短突入するかどうかが決まる大当たり後9回転の演出については、少し物足りないと言わざるを得ません。パチスロの、蝶が飛ぶかどうかを期待する8回転を再現しようとした気持ちは分かるのですが、その割には良く分からないスロット演出やボタンプッシュに頼った理由が分からず、更に全く期待できない青背景カットインがイライラを増幅させます。戦国乙女ほど長くする必要はないのかもしれませんが、もう少し工夫がほしかったです。
 あと、確変を抜けて時短に突入したあと、バタフライチャンスを発生させる意味もよく分かりません。確変中の10回転と比較して信頼度が激減(とはいえ、実践上20%近くは当たるけど)しています。時短中なんですから、普通のリーチアクションを発生させればいいと思います。時短終了10回転前になるとカウントダウンが始まるのですが、これの存在意義も全く不明。ただでさえ当たりが引けずイライラしているのに、それに拍車をかけるようなことをしてどうするのでしょう。

 とはいえ、トータルでは合格です(歌4連続予告だけで合格(笑))。戦国乙女のように末永く楽しませてほしいのですが、遊パチなのに早くも釘が・・・。

(アキバ系)ブルーレイの発売状況

2009-12-17 12:57:34 | アキバ系
 アニメ作品がブルーレイで発売される傾向が、いよいよ一般的になってきました。12月に、私が購入を予定している18作品のうち、実に13作品がブルーレイです。実際、DVDとブルーレイの両方を発売している作品については、ブルーレイの方が売れている作品が多いようです。個人的には、レンタルはともかく、セル版を買っている人にとっては、5,6本分のお金でブルーレイを再生できるPS3が買えるのですから、どうせならブルーレイだけ発売すればいいのではないかと思っているくらいです。

 更に、私の場合はブルーレイがあるかどうかで、購入を決めるかどうかにまで影響をあたえることがあります。買おうかなと思っても、ブルーレイ版がないからということで見送ったケースがあります。同じ作品について見比べたことはありませんが、ブルーレイとDVDでは、映像の美しさが雲泥の差です。

 それでもDVDの購入を決めた作品を紹介したいと思います。

 ○咲-Saki-

 以前も紹介した美少女麻雀アニメです。ブルーレイがないことより、面白さが大きく上回った作品でした。

 ○戦場のヴァルキュリア

 これも以前紹介しました。
 美しい絵が売りなのにDVDか・・・とも思いますが、加えて、「PS3のゲームが原作なのにブルーレイじゃないって・・・」と突っ込みたくなります。本当に残念ですが、それでも買ってしまいました。

 ○鋼殻のレギオス

 正直、少し後悔しています。
 角川作品については、ブルーレイ化が本当に遅れています。現在放送中の「そらのおとしもの」については、結構面白い作品なのですが、ブルーレイ版が無いことに加えて見送りました。

 ○涼宮ハルヒの憂鬱

 第2期シリーズです。以前のものを買っているので買ったというやつです。これも角川作品です。
 「エンドレスエイト」については私も否定的です。前回と比べ何も進まなかったという話があったことも不満だったし、解決方法も「うーん」と言わざるをえない内容でした。

 ○GA 芸術家アートデザインクラス

 私は中学時代、「美術」の時間が最も嫌いでした。この作品の主人公たちは、1日の半分以上(?)が美術関係の授業という学校に通っていますが、芸術を上手くネタとしてまとめていて、更にテンポもいいので買ってしまいました。
 できればブルーレイで出してほしかったことに変わりはないですが・・・。


 続いて、DVDで発売された作品のブルーレイボックス化についてです。

 最近ではこういうケースもありますが、基本的に私はこれを無視しています。
 そのDVDを送って手数料を払ったら、ブルーレイに替えてくれる・・・くらいのサービスはないのでしょうか。ブルーレイボックスにするのもいいですが、最初に発売されたものをすぐ買った熱心なファンをもっと大切にしてほしいと思います。

 ということで、(DVDを買っている)AIRもKanonも、恋姫無双も乃木坂春香もブルーレイボックス購入をパスした私ですが・・・。

 「瀬戸の花嫁(来年3月発売予定)」は買います。

 瀬戸の花嫁はそれくらい特別です。ブルーレイボックスにかかるお金(楽天ブックス価格、税込で38,695円)なんて、これっぽっちも惜しいとは思いません。

(パチスロ)今更のときメモ

2009-12-14 21:03:44 | パチスロ
 KPEのパチスロ、「ときめきメモリアル」を打ちました。

 ときめきメモリアル、通称ときメモは、1994年に発売された恋愛シミュレーションゲームです。最初はPCエンジンのCDロムロムで発売されました。当時では考えられない「フルボイス(多分)」を採用しており、マニアックなハードだったCDロムロムの中では売れていた方だと思います。本格的にブレイクしたのは、その後プレイステーションで発売されたのがきっかけでした。私も、このプレステ版はプレイしました。

 個人的な感想としては、あまり高い評価はできませんでした。
 まずはシステム面について。このゲームは多くのキャラクターが登場するうえ、ワンループの攻略時間がかなり掛かるため、いちいち一人ずつ攻略していくと相当時間がかかるので、複数の女の子を同時に攻略していけば、複数の女の子のエンディングを見ることが可能でした。まあそれは許せるとしても、一番疑問だったのが、ある程度手をつけていた女の子を放置しておくと、最後にその女の子の不満が爆発し、その結果その噂が広まって、全ての女の子の、主人公に対する感情が低下してしまうことです。この状況になると基本的にやり直しとなるため、結果的に恋愛対象になりかけている全ての女の子と等しく付き合っていく必要があります。
 そもそも二股(このゲームでは3~4人くらいは同時に攻略できます)をかけている時点で、現実的には問題がある状況なのに、それで一人の女の子に集中すると、結果的にその子にも嫌われてしまうのは、強い違和感があります。このゲームをプレイする前に、パソゲーで「同級生」という恋愛シミュレーションゲームをプレイしていました。こちらはシミュレーションというよりアドベンチャーゲームの要素が強いのですが、例えば二股をかけていると、付き合っている様子をもう一人に見られて、破綻してしまうというストーリーも用意されていました。アドベンチャーゲームということで、ワンループのプレイ時間が短いので、一人ずつ攻略していってもそれほど時間がかからないのですが、現実的にはこれが当然のストーリーでしょう。その「同級生」が、あまりにゲームとしてよくできていた(誤字は多かったですが(笑))こともあり、ときメモのストーリーには馴染めませんでした。
 それ以上に嫌だったのが、「声優の演技」です。のちに有名になる人もいますが、当時としては無名の声優ばかり。しかも、その一部はとても合格点があげられないレベルでした(特に、約1名本当にド下手な人がいました)。私は、フルボイスのゲームは声優に時間を取らせすぎるため、有名な声優は時間的にも金銭的にも使えないのかと思ったくらいです。
 当時は大学生でしたから、ある程度時間があったために、一応全員クリアしましたが、結局その後発売された2以降は、一人としてクリアしていません。2以降は比較的有名な声優も出てくることがあったのですが、とにかくあのシステムは時間を要するので、プレイする余裕がなかったということです。

 で、今回パチスロになりました。コナミの子会社であるKPEが発売したのですから、一応原作には忠実にできていると思います。しかし、今回メインヒロインとして抜擢された3人以外が、完全にサブキャラ扱いされていることに、少し違和感があります。
 ボーナス確率が約80分の1。通常の7並びは35枚しか出ないのですが、その後必ずRTに突入し、これがそれなりに続き、それが終わらないうちに次のボーナスを引いたりするため、ARTにあまり入らなくてもドーンと負けることはあまりないように思いました。
 私の実践では、最初はARTに入らず、入っても1回で終わる展開が続いたのですが、10連敗した後の次のボーナスで入ったARTが何回か続き、更に1度300G近くハマったこともあって出玉が増え、最終的にプラスで終わることができました。
 2度目の実践では、詩織とのデートが16回継続。最後に詩織から告白されて終了しました。

 ということで、パチスロの感想・・・。
 通常時は一切目押しが不要なんですが、あまりにも単調です。その代わり、ボーナスはサクサク引けるのですが、ARTはなかなか引けません。普通に当たって、下校チャレンジとかになってもデートを受けてもらえることはほとんどないし、不良とのバトルになっても勝てる気がしません。ART確定の3色ビッグ以外については、ボーナス入賞時にART突入の告知をしない方がいいのではないかと思います。歌が流れたって、所詮は5ゲームで終わってしまうので、出だしの部分しか聴けないし・・・。
 一方、ART中は単独9枚役成立時に目押しが必要ですが、なんであんな単純なリール配列にしたのに小役だけは目押しがいるのか・・・。もうウルトラマンで小役も押し順で調整できる方法が確立しているのに、どうして導入しなかったのでしょう。
 システム面については、キン肉マンみたいなシステムですが、連チャン条件などはサッパリ分かりませんでした。これでは、いったい何に期待して打てばいいのか分かりません。どうせ雑誌で情報が出るのですから、連チャンのツボみたいなものをさっさと発表してほしいです。3色ビッグについても、自分も周りもあっさり単発で終了しました。どちらにしても、パチスロはボーナスを引くのが目的で打つもののはずなのに、ボーナスを引いてはいけないシステムというのは、私は好きになれません。やはり、ARTが続くゲーム数を制御するシステムでいいと思います。
 おまけ機能として、ART中にパンクナビが発生すると液晶上でパネルが開いていき、全部開くとサブキャラ(笑)も含めた女の子のスナップが表示され、一緒に表示されるQRコードを読み取れば、それを待ち受けとして使うこともできます。ただ、その待ち受け、なんかデザインが手抜きなような・・・。KPEのサイトで受け取れる待ち受けは結構質がいいのですが、それと比べるとかなり見劣りします。一生懸命集めようという気にはあまりなりません。

 ということで、批判を並べる結果になりましたが、解析が出たらもう少し打つかもしれません。女の子のコメントで、前向きなコメントが多く出ると高確率状態・・・なんてこともあるかもしれないし、南国育ちや島唄(キン肉マンも同じだけど)のように、ARTに入らないと状態がアップしていくというシステムなら、ハイエナも有効ではないかと思います。

 余談ですが、記事に出てきた「同級生」は本当に名作でした。これがあまりに良すぎたので、それがときメモにハマれなかった要因の一つではないかと思います。特に、ポニーテールのスポーツ少女が、主人公と結ばれたあとポニーテールをおろして出てきた場面があまりに衝撃的でした。

(中央競馬)スカパー!HD導入

2009-12-10 22:17:01 | 中央競馬
 10月から、ハイビジョンCS放送が本格スタートしました。スカパー!HDです(以後、HDと表記します)。

 今までのスカパーは、デジタル放送とはいえ画質はアナログ放送並で、映像も4:3でした。しかし、HDになるとハイビジョン画質となり、映像も16:9になります。私の見ているチャンネルでは、中央競馬中継のグリーンチャンネルや、アニメ専門チャンネルのAT-Xがハイビジョン対応になります。
 なら、すぐに導入と行きたいところでしたが、大きな問題点がありました。HDになると、コピーワンスがかかってしまうことです。以前は、地上、BSデジタル放送をHDレコーダーなどでデジタル録画した場合、録画した番組にコピーワンスがかかり、一度DVDなどにダビングすると元のデータが消えてしまう仕組みとなっていました。地デジなどは、その後ダビング10に改良されて使いやすくなったのですが、HDは未だにコピーワンスとなっています。
 競馬番組はともかく、アニメ番組ではDVD-RW等に落とした作品を放送された順番に見て、最後にDVD-R等に落として保存しておくという感じで視聴することが多いのですが、コピーワンスになると、最初からDVD-Rに落とさなくてはなりません。見た結果、思ったより面白くなくて、もう保存する必要がないと思っても、DVD-Rに落としていたら消せないし、DVD-RWに落とした結果、残すという判断になったら、せっかくのDVD-RWを保存用としなければなりません。また、最初にDVD-RWに落とすときは、例えば作品Aの3話、作品Bの8話、作品Cの5話、作品Dの7話という感じで録画していくのですが、コピーワンスでこれをすると、保存する時に複数の作品がバラバラに保存されてしまうので、最初から保存用としてDVD―Rに落とさなくてはいけなくなります。

 このように、コピーワンスは非常に使いにくいので、すんなり移行に踏み切ることはできませんでした。或いは、チューナーを2台使って、ICカードを使いまわせばいいのかとも考えましたが、HDのICカードはHD専用なので、これも不可能です。
 ところが、思わぬ解決法がありました。一人の加入者が、同じ住所を登録し、同じ口座(カードなど)を使って支払を行う場合は、2台目以降のチューナーについては加入料、基本量とも不要ということです。従って、新しいチューナーではグリーンチャンネルだけ視聴し、AT-X等は古いチューナーを使えば、現在と同じ視聴料でできるということです。
 ということで、HDのチューナーを購入し、今まで使っていたアンテナを使ってHDが視聴できることを確認し、仮登録を行って、16日間の無料視聴期間に入りました。入ったのが11月18日だったので、12月になってから本登録を行えば、視聴料を節約できます。

 あとは、分配器でアンテナ線を二つに分け、HDチューナーと古いチューナーにアンテナ線をつなげばいいと思っていたのですが、ここで思わぬ障害が待ち受けていました。
 スカパーのアンテナは、分配できないということです。分配器の説明書をよく読むと、スカパーのアンテナについては分配できないと書いてあります。
 解決方法としては、アンテナを2つ付けるか、2つのチューナーに配信ができるチューナーを付けるかのどちらかとなります。最初は、新しいアンテナを買って付けようかと考えましたが、スカパーのホームページを見ると、移行キャンペーンとして、HDを導入する人には、アンテナを5千円で設置までしてくれるというサービスがあることに気付きました。普通に買えば8千円くらいはするし、取り付けは当然別料金です。本来なら仮登録前に話をしておかなければならないものなので、ダメ元で電話してみましたが、そういう人も多いのか、OKしてくれました。なお、このサービスは取り付けを依頼しなくても値段は変わりません。今までスカパーやBSのアンテナは自分で取り付けていましたが、無料ならやってもらった方が得ということです。

 こうして、無事視聴環境は整ったのですが、問題は録画環境です。

 HDの録画については、S端子接続による録画は当然可能ですが、これではハイビジョン画質で録画できません。ハイビジョン画質にするためには、対応するレコーダーに接続する必要があるのですが、これに対応するレコーダーを私は持っていません。一番新しいソニーのブルーレイを買ったのはそんなに昔の話ではないのですが、なぜ対応していないのでしょう・・・。
 東芝も対応しているようなので、東芝のブルーレイレコーダーが発売されたらそれを買おうかとも思ったのですが、現時点で東芝のブルーレイレコーダーが発売されるという話は聞きません(開発はしているようですが・・・)。ということで、諦めて新しいソニーのブルーレイを買おうかと思っています。実家の父親のレコーダーがまだ地デジ対応していないので、私のお古をあげる方向で行きたいと思っています。

 ついでに、そこまでするなら、AT-Xの方もHDの方に移行しようと思います。DVD-RW(BD-RE)で持って出るものは地デジやBSのものに限り、AT-Xの作品は家で見てもいいかなと・・・。ただ、どうせ切り替えるなら、視聴料が1カ月得になる「月終りに現在の契約を解除し、翌月の初めにHDで契約という視聴方法を取りたいところですが、12月末には生放送の年越しイベントがあるからなあ・・・。

 こんな感じで、思ったより道のりは長かったですが、うちにもグリーンチャンネルをハイビジョンで見る環境が整ったのでした。これで、画像はフジテレビで見て、音はグリーンチャンネルのものを聴くという方法を取らなくて済むようになります(フジテレビの実況は必要以上に騒ぐので嫌いなんです)。

(パチンコ解説)回数切りの2機種について

2009-12-10 21:57:29 | パチンコ解説
 内容としては旬を過ぎてしまっているのですが、せっかく書いたので載せておきます。

 似たようなスペックを持つ新台が別々の会社から発売されました。一つは、藤商事の「相川七瀬~時空の翼~」」、もう一つはオリンピア(平和)の「及川奈央のフルーツスキャンダル」です。
 この2つの共通点は、「100%確変に突入し、特定回数の大当たりを消化するまでは必ず続く」「潜伏確変の割合が多く、潜伏したまま特定回数を消化して終わってしまうことがある」という点です。

●スペック

 「相川七瀬」の方は、FPHとFPFの2スペックがあり、FPHの方が一般的です。大当たり確率は329.3分の1で、確変中は49.6分の1。大当たり出玉は1020個(一部大当たりでは475個)。確変突入率は100%でリミッター6回。リミッター発動後に時短100回となります(ただし、出玉のある大当たりの後に限ります)。
 当選時の内訳ですが、通常時ヘソからの入賞については、何と66%が潜伏。出玉あり(15R)は26%、出玉あり(7R)は3%、出玉なしで電サポ突入が5%です。潜伏中については、出玉なしで電サポ突入が1%に減ってしまい、70%が潜伏ということになってしまいます。一方、電チュー入賞については100%が出玉ありとなります。
 要するに、潜伏も含めて6回当たる間に、一度でも当たれば基本的に(時短中にヘソメモリーが消化された場合は例外となることがありますが)残りの大当たりは全て出玉ありとなり、更に時短中に大当たりを引ければ、6回まるまる出玉ありとして消化できるということです。一方、6回の大当たりの最後まで出玉のある大当たりを引けなかった場合は、出玉を全く得ることなく、通常時に戻ってしまいます。
 なお、FPFの方は大当たり確率が399.6分の1(確変中は56.5分の1)と悪化している代わりに、1回分の出玉が1230個(15Rの場合)と多めになっています。選択率はどうも同じのようです。

 一方、「及川奈央」の方も、考え方は「相川七瀬」とほとんど同じです。なお、現時点では1スペックしか発売されていません。
 大当たり確率は318.83分の1で確変中は79.71分の1。大当たり出玉は1280個。確変突入率は100%でリミッター7回。リミッター発動後に時短100回となります。
 当せんの内訳は、通常時ヘソからの入賞については、出玉ありが12%。潜伏は37.5%で、残りは時短に突入します。時短は、電サポ回数に細かい振り分けがあり、(大当たり全体に対して)2%は10000回。21.9%が50回、残りの26.8%は60~100回となっており、この間に確変中の確率を引けないと、潜伏確変となってしまいます。一度潜伏してしまうとその後は大変で、82.1%がそのまま潜伏。出玉ありは12%で変わらず、残りが時短(若干50回が多めで10000回が少なめ)。一度潜伏してしまうと、出にくい仕様となっています。電チューからの大当たりについては、100%出玉ありです。

●ハイエナについて

 この2機種に共通して言えることは、何といってもハイエナです。これについては、2機種について狙い目がかなり違ってきます。
 「相川七瀬」の方は、「及川奈央」と比べると比較的出玉ありの割合が高いため、残り大当たり回数の多少にかかわらず、潜伏中の台は狙い目となります(当然、多い方が望ましいです)。一方、「及川奈央」の方はその割合が低いため、残り回数が少ない台は通常時よりも妙味が薄くなる場合があります。残り6~5回なら文句なく狙い目。4回も狙って構いませんが、2回、1回の台は狙ってはいけません。

●残っている確変の回数

 問題は、今何回残っているかという点です。
 まず、どちらの機種も出玉ありの大当たりを引き、100回転の時短を経過した後については、通常時であることが確定します。朝一についても、朝一ランプ(「相川七瀬は一番右の7セグのドット、「及川奈央」は、左下のセグメントの右にあるランプ(下から2番目?)」の点灯を確認すれば、確変かどうかは確認できます(特に仕込んでいない限り)。
 自分が打っている場合、「及川奈央」の方は2ラウンドランプの点灯で大当たりに当せんしたかどうかが判別できます。しかし、「相川七瀬」の方は小当たりの時もアタッカーが高速で15回開放するため、ラウンドランプが存在しません。従って、高速開放中に表示されるセグメントの形で判別するしかありませんが、ネット上などで情報が流れているので、探してみてください。
 そして、最も大事なのは、データ表示機で確認する場合です。
 どちらの機種も、潜伏確変、小当たりとも、大当たりとしてカウントする店が多いです。従って、小当たりかもしれないという可能性も考慮して、ハイエナをする必要があります。「及川奈央」の方は、小当たり確率が360分の1程度と低く、それでいて確変の潜伏確率は高いため、たとえ1回の当たり表示でも、試しに打ってみる価値はあるでしょう。ただし、初当たりは時短に入る可能性が高いため、その当たり表示の後50回回していない台については、確変である可能性が低くなります。理想としては、通常時と思われる状態から、1度当たりを引き、更に短いゲーム数でもう1回当たりを引いていれば、潜伏している可能性は一層高くなります。更に、もし確変状態であれば、まだ5回以上残っていることが確定するため、狙いどころとなります。ここから2回確変を引くまでは十分に狙えます。ただ、この状態から打ち始めて最初の当たりで時短を引いた場合は、初当たりを引いた可能性が高まるため、時短をスルーした場合は後2回打ってみるのもいいでしょう。また、出玉ありの当たりを引いて時短を抜けた後も、通常時については打つことについてそれほど損がなく、初当たりを引ければ潜伏しても高期待度の「残り6回」「残り5回」をプレイすることができるため、時間と出玉に余裕があればもう少しおいかけ「残り4回以下になったら止める」というのも一つの手だと思います。

 一方「相川七瀬」の方は、小当たり確率が160分の1くらいと、若干高めなので、出玉あり大当たりの後、3,4回短いスパンで当たっていたとしても、確変に入っているとは限りません。ただ、確変時の大当たり確率は高めなので、怪しい台を50回転程度(余裕があれば100回転程度)回してみて、潜伏を含む大当たりを引けなければ撤収するというのも一つの手です。また、残りのストック数に限らず狙い目となることから止め時が難しいケースが多々あり、更に「及川奈央」と比べると、初当たりと2回目以降の大当たりの内訳に差がほとんどないため、いつの間にか6回のリミッターが発動して通常時に落ち、いつの間にか初当たりを引いて確変状態に入ってしまったというケースもあります。一度打ち始めて1回でも潜伏確変を確認した場合は、出玉ありの当たりを引いて終わるのがベストですが、キリがなければ100回転(できれば150回転以上)回して確変当たりを引けなければ通常時に落ちたと判断して止める手もあります。

●演出について

 演出等についても少々・・・。
 「相川七瀬」の方は、北斗の拳と同様の色演出を搭載しているのですが、「赤」はかなり期待できます。回転開始時の枠の「赤」も期待できますが、実写系の最後のウインドウが赤なら当たりは目前です。リーチでは実写系がメインとなりますが、せめて「恋心」以上(もしくはLive)にはなってほしいところです。新曲の2曲については信頼度抜群で、特に「すきだよ」については、ハズレを見られる方が珍しいくらいです(通常時からではさすがに外れることもありますが)。通常時は、初当たりにつながる確率が1200分の1以下なんですが、無理なあおりはそれほどありません。一方、フリーズなどで即当たってしまうこともあります。
 また、ブレイクアウト演出は、基本的に小当たりor潜伏確変演出ですが、潜伏中についてはスーパーリーチのハズレから小当たりor潜伏確変演出に入ることが多くなるように思います。また、突然確変(電サポ付き)及び実質7R当たりの場合も、これらの演出から突入します。

 一方、「及川奈央」の方は、通常時の実質出玉あり大当たり確率が2000分の1以下という低確率なので、通常時はよほどのことがないと当たりません。しかも、結構激しい煽りが発生することも多く、「激熱」に群予告等が絡んでビキニリーチへ発展しても平気で外れます。しかし、平和恒例の虎柄演出はそれなりに期待できるような気がします。その他のリーチについても、十分に予告が乗った状態からの実写系リーチなら、それなりに当たります(通常時は厳しいですが)。
 小当たりor潜伏確変については、基本は絵柄全消灯(これはノーマルリーチが+1コマで外れた瞬間に発生する場合もあります)です。ルーレット演出に発展し、「バカンス」に入れば時短当たり。「?」に入れば基本何もなし(潜伏確変の可能性はあります)ですが、稀に時短に入ることはあります。「大当たり」に入ったところは見たことありません(笑)。また、スーパーリーチが外れたあとバカンスモードに発展する可能性もあるため、通常時はそちらに期待することもできます。

●出玉あり大当たりを引いた場合の、残り回数の演出

 「相川七瀬」は、7で当たれば6連チャン確定ですが、7を引けなければ6連チャンを否定ということはありません。その他の奇数絵柄については、次の大当たりまでは確定。偶数を引いた場合も、大当たり中のミニゲームに成功すれば次の大当たりが確定。成功しなくても、内部的にまだ確変が続いている可能性もあります。傾向として、最後の1回は確定告知が発生しないことが多いように思います(ヘソの入賞から当たって大当たりが1回減り、結果的に当たらず時短に突入する場合への配慮か)。

 「及川奈央」の方は、当たった数字がそのまま残り回数に直結するのですが、これも保証レベルの話です。実際は5つ残っているのに1で当たり、再抽選で3に昇格し、その後も昇格を繰り返すというケースがあります。大当たり中のミニゲームに成功した場合も次が保証となる上、時短のバカンスモードに入っても内部的には確変という場合もあります。

●小技

 どちらも大当たり、及び時短を右打ちで消化するタイプなので、電サポ中はもちろん、大当たり中についても止め打ちは効果的です。
 電チューについてですが、ヘソメモリーを消化させてもし当たってしまうと、大当たりが1回減ってしまう可能性があるため、できる限りミニデジタルのメモリーを切らさないようにする必要があります。特に「及川奈央」の方は、右打ちをしていても跳ねた球がヘソ付近に集まって入賞してしまうことがあるので、電サポが終わるまで消化させないようにすることが大切です。ですから、止め打ちはミニデジタルのメモリーが2個以上点灯している時に限った方が良さそうです。
 「相川七瀬」の方は、電チューまでの道のりがやや遠いため、3回開放のうち「2回目の開放後ワンテンポおいて止め、3回目の開放と同時に打ち出し」という方法がベストです。こちらもメモリーは2個以上ある時に止め打ちすべきです。

●感想

 色々な面を含めての感想。
 まずは「相川七瀬」について。倖田來未をリスペクトしたような台ですが、このようなスペックにも十分適応した、バランスのとれた演出になっていると思います。私にとっての相川七瀬は、大勢いる歌手の一人でしかなかったのですが、数々の曲を聴いていると名曲が多いなと思いました。更に、このパチンコのために作られた2曲の新曲もかなり良曲だと思います。
 確変中の演出もシンプルなので、確変中の確率が悪い割にはサクサク進む感じがあります。一度FPFで300回以上ハマったことがあるのですが、時間はかかったものの、思ったよりは早く終わりました。
 あえて苦言を呈するなら、(事情はわかるものの)出玉のある大当たりが終わった後、次がある時は確実に告知を出してほしかったと思います。告知がない時に大当たりを引いて、「やった!6連チャン」と喜んだらそれが最後の確変大当たりだったり、逆に「もう1回あるだろう」と思いながら打っていたら100回転で時短が終了し、肩すかしをくらわされたような気分になったりしました。まあ、その辺を含めての「推測する楽しみ」なのかもしれないですが・・・。
 確変中はストック数に関わらず打っていいタイプなので、腰を据えてじっくり打ってみたい台でもあります。

 一方、「及川奈央」ですが・・・。個人的には、ハイエナがなければ打ちたくない台です。
 何より嫌なのが及川奈央の声。特に、及川奈央をモデルとしたアニメキャラの声が最悪。いくら本人をモデルにしたキャラであっても、それに声優としての技術が足りない人が声をあてると、非常に不快感がある演技になります。相川七瀬も倖田來未も、アニメキャラは声優(と思われる人)が声をあてており、その結果抵抗なく楽しむことができるのです。
 そのアニメ絵にしても、あまりにも雑で目を覆いたくなります。もう少し丁寧に描けないのでしょうか。少し余談になりますが、次に控える平和(オリンピア?)の新台「南国育ち」についても、あまりにも手抜きな絵にガッカリ。たった1枚の絵でもグッと来たパチスロのパネルのデザインはどこへ行ったのか・・・。頼むから、外注に出してほしい(既に外注に出しているのなら、別のところにしてほしい)です。
 7連チャンがかかる時短中の演出をセグメントだけにしたのも疑問。連続予告が何回続けばどれくらい熱いのかがサッパリ見えません(少なくとも5回では必ず大当たりとはなりません)。リーチ突入時に出てくるハートについても、巨大ハートが出たのにあっさり外れることもあります。通常時と同じ演出ではいけないのでしょうか。
 そして、上でも書きましたが、とにかく通常時の出玉あり大当たりの確率が低いので、リーチアクションがほとんど死んでしまっているのが残念です。上では、「通常時を打ってみるのも一つの手」と紹介しましたが、通常時と分かっている状態を打つのは本当に苦痛です。
 ついでに、1で大当たりした時に、大当たり中に出る演出は何故コナミの「ビシバシチャンプ」のパクリなんでしょうか(演出の雰囲気がほぼ同じ)。コナミがこの液晶を作っているのでしょうか。ビシバシチャンプシリーズをよくプレイしている私としては、非常に不愉快な演出です。