昨日の毎日新聞に
「イヤフォン完全ワイヤレス時代」と言う題名の記事が載っていた。
スマートフォンと無線でつなぐワイヤレスイヤフォンの売れ行きが
好調だという。
写真はソニーモバイルコミュニケーションが発売したもの。
イヤフォンの中心が空洞になっていて装着していても、
他の音(駅のアナウンスや呼びかけなど)も聞こえるという。
マイクも搭載していてアプリを使えば通話もできるらしい。
先日、某駅で「独り言を言っているような変な女子」を見かけたが、
少し近づいて見ると、コードつきのマイクを耳に入れ
スマホで誰かと会話していた模様。
中年オババにとって、携帯は今も魑魅魍魎なものであるのに
携帯を耳にあてずに電話をする時代がもうそこに来ているのだ。
(車の運転中にマイクをつけて携帯電話で話している人は見かけるが)
イヤフォンと言えば、音楽を聴くか語学の学習で英語を聞くのに
使うぐらいにしか思っていなかったが、歩行しながら
外の音も聞きながら、携帯電話を耳にあてる事もしないで
誰かと電話できるなんて・・・
便利!・・・というより
そこまでするかっ!って感じが否めない。
そんなに始終イヤフォンを使い続けていたら
若年性難聴になりはしないか・・・心配だ。
外を歩く時ぐらいは、風の音、鳥のさえずり、葉っぱのサラサラ揺れる音
川の流れ、街に溢れている様々な音を楽しむ余裕があるほうがいい・・・。
人間社会、ドンドン便利になるのはいいけど
それとともに人間らしさや、人と人の生の触れあいが
無くなっていくようで、すごく寂しい。
私、オバサンは、遅れてる~!って言われても
ワイヤレスイヤフォンだけは買わないから、ね!