皆様、こんばんは。
お盆休みはいかがでしたか。
私は今年は母の初盆だったので、実家で母の帰りを待っていました。
人が集まる事のキライだったへんこな父も、一人暮らしが寂しい為か
賑やかな事が好きだった母の為に、早くから盆提灯を用意し、
母の初盆に多くの親戚を招いたので、心温まる初盆になりました。
自宅に、仕出しを取って、皆で昔話に花を咲かせながら
会食しました。
親戚がいっぱい集まって会食・・・これは生前母が一番したかったこと
だと思うと・・・不覚にも涙が出ました。
母が生きている間にこんな会ができたら・・・と思うと胸が熱くなりました。
でも、きっと母は天国から見ていてくれたでしょう。
ねぇ、お母さん、
節約家のお父さんがこんな風に贅沢な会をお母さんの為に用意してくれたのは
ビックリやね。
ねぇ、お母さん、
天国から見えていますか。
皆がお母さんの思い出を語りに集まってくれましたよ。
ねぇ、お母さん、
今回の会をするにあたって、兄夫婦がすごく働いてくれましたよ。
家を掃除してくれて、祭壇を綺麗に飾ってくれました。
お花も忘れず活けてくれました。
ねぇ、お母さん、
お母さんの晩年の生活を支えてくれた父さんもネコのミーコも
まだまだ元気だから、天国から父さんとミーコを見守っていて
下さいね。もう少し、こちらに居て欲しいです。
父さんは一人暮らしになり寂しそうですが、
父さんまで急に逝ったら、娘の私はさらに寂しくなりますから。
ねぇ、お母さん、
私はあなたが逝って、平気な顔をして生きて居ますが
時々、かげで泣いています。
「いい歳してあほやね。」って笑って下さい。
時々は夢に出て来て、「稲子、がんばれ~!」って
発破かけてくださいね。
そしたら、頑張って生きていけそうな気がします。
お盆・・・今まで、深く考えた事がなかった私ですが
今年はスーパーなどで見かけるお盆の供養の品が
目に飛び込んできて、これは何?これは必要???
って色々考えさせられました。
ネットで色々調べました。
その中でも、なすときゅうりの飾りの意味を知りとても興味深く思いました。
なすときゅうりは 精霊馬(しょうりょううま)という
名前で呼ばれ、なすが牛、きゅうりが馬なんですね。
ご先祖様の魂(精霊)が、お盆に馬に乗って帰って来て
また天国へ帰って行くという意味があるそうです。
行きは馬に乗って少しでも早くお家に帰って
いただき、帰りは景色を楽しんだりしながら、
ゆっくりと牛に乗って帰っていただくという
意図の表れらしいです。
今回の記事は母の初盆の話だったので少し寂しい内容になりごめんなさい。
お盆は13日~16日までなので、もうすでに3日以上過ぎました。
大切な人の事を皆様も思い浮かべた日々だったと思います。
酷暑だった夏も、あと少し、
色々な思い出を胸に夏を元気に乗り切りましょうね。