kirin☆気紛れ雑記

日々のつぶやき・・

男の子にとって母親の存在って・・

2008-11-22 | つぶやき
今は携帯メールっていう、手軽に(いい意味で)気持ちを伝えられる手段があって、ありがたいなあ。

11月某日は、私の4○才の誕生日でした。

思い起こせば、長男が大学1年の、親元を離れて初めての年のその日、
夜遅くに「おめでとう」メールが入り、感激したものでした。

さて、今年は・・
期待ってほどでは無いけれど、
もしかしたら入るかな、ぐらいに思ってました。

しかし、うちの二人の息子ときたら、親に対しては、ぶっきらぼう、口下手、照れ屋、ときているからなあ。
長男は・・だんだんと、変わってきて、こちらが照れるようなこともさらっと言えるようになってきましたが。
次男からはたぶん、なにもいってこないだろうと思っていました。

で・・夜の8時過ぎ・・
それは意外にも、次男からのメール着信音(「カノン」に設定してある)・・
「誕生日おめでとう。冬休みはバイトあるで帰るの遅くなる」
ってメールがきました。
男の子って、母親の誕生日を覚えてる(ちょっとは気にかけてくれている)
ものなんだなあ。
家にいたら絶対言ってもらえなかったと思うけど・・
しかし、このメールを出すのに勇気がいったやろうなあ・・と思った。

そして、さあ、床につく頃・・
もう長男からはメールは無いだろう。
「初めて親元を離れた年の母親の誕生日は」子にとって母親は妙にこいしくなるものだから、(今年は次男が)メールをくれたんだ、と自分なりに法則を作っていました。

さあ、日付が明日に変わってしまうぞ、ってときに、
長男からのメール着信音が・・(スピッツの「空も飛べるはず」)
「誕生日おめでとう!
いつもありがとう!」
とメールがきました。
いつもありがとう、か、私、なんにもしてやってないのになあ・・子供と離れてみて、私がしてやれることは仕送りぐらい。
頼りない母親でごめんよ。
親の知らないところで、成長してくれてありがとう!
コメント (6)
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片付け

2008-11-19 | 音楽
あと1ヶ月で、これ(このブログ)をかき始めて2年になる。
あの頃の私は、ありきたりの日常ではあったけれど、その平凡な毎日の積み重ねこそ、幸せだったのだと思う。

そこにはいつもオットの存在があった。
今になって気づく、私を元気にさせてくれていたのは、二人の子供、そしてそれ以上にオットの存在だったんだと。

ちっとも部屋の掃除をしない息子たち(そうやって育ててしまったんですね)。
部屋に散らかっている、教科書、ノート、プリントの山を整理している母。
本人にさせるべきものなのだろうけど、まったくやろうとしないから、私が業を煮やしてやってしまいます。
悪~い点数のテスト回答とか、時たま出てきます。そういうものは破って即捨てます(笑)。
次男の好きなミスチルのDISCOGRAPHY、自分でコピーしたのか、いくつかのアルバムの曲の歌詞がクリヤーファイルにファイルされていました。

何枚かのCDを聴きながら、それぞれの歌詞を見入ってしまいました。
私も、こうやって作業が中断するほうです。

桜井さんってかっこいいし。
染みる曲がたくさんあります。

最近、再放送が始まった「14才の母」の主題歌「しるし」、このれもよくて、イントロが流れてくると・・。


そして、この「手紙」という曲、歌詞が心に染みてきます。


手紙

過ぎ去りしあなたへ 想い出のあなたへ
かけがえのないものに気付きゆくこの頃です

ささいな事に情熱をぶつけ合って
それさえも微笑みに変わります 今ならば

遠い夏を越えて 秋を過ぎて
あなたの事を想うよ
今でも会いたくて 寂しすぎて
愚かな自分を恨みもするけど

過ぎ去りしあなたへ 想い出のあなたへ
今じゃ別の誰かの胸に眠るはずだよね
花ゆれる春なのに
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久々の・・

2008-11-11 | 日常
オットは去年、年末までいたリハビリ病院を退院するまでの数ヶ月、
「夜眠れない」
といって、軽い眠剤を飲んでいた。

入院、してるわけだから、リハビリ以外の時間はベットで寝ている体勢なわけだし(歩けないので出歩くわけにもいかず)、
昼夜の区別がつかず、夜眠くならないのもわかる気がした。

そしてそれは、退院して自宅に帰ってからは、比較的メリハリある生活ができるようになり、解消し、薬なしでも寝れるようになった。

が、その代わり、「私」が眠れなくなってしまった。
やっとの思いで寝付けたとしても、眠りが浅く、すぐ目が覚めてしまうし、
そんな時は翌日、ぐったりしてしまうし・・

で、今現在でもオットは近くの主治医に往診を月2回お願いしているのだが。
(ケアマネさんがオットの生活の手助けのプランをすべて手配してくれてます)

「時々眠れないそうです・・」
と、偽って(オットが眠れないことにして)眠剤を出してもらってます。
軽いものです。ほんと。
薬・・私がお医者さんに行って貰うこともできるんだけど、
なかなか行けない。
体は寝たいと言っているのに、頭がカチカチして(頭の中の時計が動く)、
心地よい眠りにつけない。


息子たちは今、家を離れていますが、
冬休みには二人帰ってきます。
それまでには、エンジンをかけて!

3ヶ月半ぶりに美容院へ行ってカットしてきました。
私にしては最長記録かも。
(だいたい2ヶ月に一度は行ってる)
ほんとうはパーマもカラーもしたいけど、
カットだけでがまん、がまん。
美容院で2~3時間もじっとしているんが苦手な私ってやっぱり変?!
「Hさん、年末にはパーマですかね!?」
という美容師さんの言葉に、
「そうですかね・・!」
って一応答えたけど、内心、
「はぁ~これで年内行かなくて済む~」
とほっとした私です。
美容院がほんとうは好きな場所なのに苦手な場所となってきています。
変な私!
とにかく、
さあ、前向きに、
まえむきに・・
心で唱えます。
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年賀状リスト作り

2008-11-02 | 日常
病気は、オット体の不自由さだけでなく、活気の良さ、頭のキレ、機転の良さ、微妙な感情表現・・など、生活するうえで必要不可欠なものも持っていってしまった。
(でもそれらは、日々の生活やリハビリを積むことによって微量にだけど回復していってくれると願いたい。必至の思いである。)
たとえオットがこれを読んだとしてもショックを受ける、ということは決してない。
以前から、ものごと理論的に考える人で、ちょっとやそっとでへこたれる精神の持ち主ではないから。
頭の中の記憶、知識、感情は以前と変わらず残っている。それはよくわかる。
でも、頭の回路の一部が障害を受けてしまったから、それらを表現する力が乏しく、もどかしくなってしまった。


「きょうは・・年賀状を出す人のリストを作るからね・・」
見れば、オットは必死に、いつも日記を書く大学ノートに、賀状を出す人のリストを書いている。
入院中お世話になった病院関係の人、今現在お世話になっているケアマネさん他色々な方達、親戚、友人、会社、思い出しながらそれぞれ仕分けして・・
普通なら15分もあれば出来そうな作業を1時間ぐらいかけてゆっくりやる。
これも、立派な頭のリハビリ。

「すごーい、よくできたね!」
私は、さも息子が小学生の低学年ぐらいのときのように、
少しオーバーにオットを褒める。
いい年をして変だけど、私はオットが、今は今なりに必死になにかに打ち込んでいる姿がかわいく見えて、手のひらで頭や頬をスリスリしてしまう。
忙しい、忙しい、と、年中、仕事、仕事で駈けずり回って、子供の運動会もまともに見に来てくれたこともないような人だった。
でも、家族のためにも、そして、会社、人様のために動き回って、いつも活き活きしていて・・

どうしてだよ・・
いやだよ、昔の姿に戻ってよ・・
深夜、眠れなくなって、たまらなくなり、
「いやだよー、もどってよー」
「どうして私を残して倒れたんだよー」
と、眠り込んでいるオットをたたき起こして困らせることもある。酷い妻だ。
身体障害者1級第1種。
身体障害者手帳に貼ってある写真のオットが微笑む。
「もう、受け入れなきゃだめだよ、Kちゃん・・」
理屈じゃないんだ。頭ではわかってはいるんだ・・
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