KIRA KARACHO/唐長の奏でる唐紙の音

唐紙屋「唐長」唐紙師トトアキヒコが奏でる光りと音…「唐長美術館」への軌跡

ことのはの唐紙

2011-05-10 23:50:51 | 文天紙結音の会(あやつこてんしゆいおん)


文天紙結音の会
「ことのはの唐紙」開催いたします。

ことはじめは、5月16日。
これより先、毎月第三月曜日に開催予定です。

ちなみに、次回の唐紙写経の会は、5月28日土曜日。

ことのはの唐紙には、毎月、書のテーマがありますので、月ごとにつくる唐紙にその文字を先生と書きます。

5月の唐紙は「双葉葵」、文字は「祈」。

その文字を唐紙のど真ん中にどーんというのでもよいですが、ぼくはその文字を記したあとに、または周りに、大切な人への思いをしたためてみて誰かに送るという趣旨にしようと考えています。
旅先から京都へ来て手紙を書くでもいいし、京都の方がどこかの誰かに手紙を書くでもいい。
書道教室ではないので、唐紙に思いをしたためるというのが大事なことなんです。
その上で、書の先生からいろいろ学べる機会でもある、という会。

その昔、平安時代、人々は美しい料紙に思いをしたためたのです。
そこから興ったものが唐紙です。
そういう歴史をふまえ、今の世で今の唐長のぼくたちの唐紙ができることを日々考え、思い描いた企画です。


写経の会は、神と人を結び
ことのはの会は、人と人を結ぶ


これら結びの音を奏でるのが、文天紙結音の会(あやつこてんしゆいおんのかい)にて、ぼくが目指すところです。






5月10日
トトアキヒコ

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