きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「宮城のお米」

2007-10-17 22:27:26 | Weblog

  公共政策大学院ワークショップの河北新報の記事を読んで、ある不動産会社の社長さんから電話があった。「加美町のお米を東京に売り込みたい」とのこと。ありがたいお話である。これもマスコミ効果。

  会社にご挨拶にいくと、「にわか勉強ですが」と社長さんがいろいろ資料を出して説明してくれる。
  
 ・ 仙台伊達藩62万石、後に新田開発で実質的には100万石になったという。仙台米は、江戸へ年間約16万石(多いときで30万石)移出され、江戸の需要の3分の1を占めた。味も良いことから「本石米」と呼ばれ、江戸の米の値を決める基準にもなっていた。
 ・ こうした歴史を持つ宮城の米だが、先日東京に出張したとき、自分(社長)がむかし勤めていた「いなげや」(売上2000億円以上のスーパー)の店舗を覗いてみたら、宮城の米が置いていない。ササニシキは山形産、コシヒカリは福島産だ。
 ・ 知人に紹介してもらい、商品部の担当課長に電話して聞いてみると、「宮城のJAは全然売り込みにこない」とのこと。情けない話だ。

  千葉、栃木も売り込みにきているという。それにしてもどうした宮城??
  加美の米をどう売り込むつもりか、加美のJAに聞かなくては。


  大阪で日・エジプトのサッカー戦。
  4-1で日本が勝ったが、嬉しいような悲しいような。
  つうかエジプトは主力メンバー(欧州組)出てないし。
  ( 主力はイングランドリーグ、ブンデスリーグなどで活躍中。)