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☆光と影の魔術師☆

標準レンズは 50mm??

2019-02-12 22:21:00 | デジ一眼+純正レンズ

"すでに何度か述べたかも知れません いまは最初に一眼レフを購入するとき 標準レンズとしては それは単焦点レンズではなく いわゆる標準ズームなのだと思います

よほど理由がない限り 最初から単焦点レンズを選ぶことは まずないのでしょう しかしまだズームレンズが一般的はなかった遥か昔 とくに1970年代の後半は 一眼レフのカタログには 50mm f1.4 が装置されていたものでした

35mmフィルムカメラ全盛期 スナップカメラの頂点はライカであり それを選ぶカメラマンのタイプによって 選ぶ標準レンズには好みがあり 50mm35mm 二つの大きな選択肢だったようです

ゆえにM型ライカの元祖は 究極のレンジファインダーを持つM3であり 50mm枠がメインてあり その後35mm枠も採用したM2が追加されたのです

例えば決定的瞬間という撮影用語の代表格(諸説異論はありますが)である アンリ・カルティエ・ブレッソンは ズミクロン 50mmが代名詞のように語られています

ところで ズミクロンと言えば通常 f2を意味します 現在通常 似たスペックのレンズとしては f1.8になるのでしょうか

もし私が最初に一眼レフを選んだ頃に戻って カメラとレンズを選ぶとしたら シルバーのオリンパスOM-1かブラックのニコンFM そしてレンズは 50mm f1.8かもしれません

当時最も普及していた 50mm f1.4よりも若干暗いとはいえ ズミクロンより明るいわけですし f1.4よりf1.8 廉価で薄型で 傾向性に優れていました

今回私が使用したレンズはニコンの Ai Af Nikkor 50mm f1.8Dです

1980年に発売されたニコンEM 当時ブロ仕様とされていたニコンが初めて発売した リトルニコンの代名詞を持つ超小型の一眼レフ

それに合わせて設計された 50mm f1.8 シリーズEはいわゆるパンケーキタイプでしたが 当時NIKKORの銘すら与えられない廉価版でした

このレンズは時代を経て何世代もの変遷を遂げました そしてその基本設計はそのままに 今回の Ai Af Nikkor 50mm f1.8Dに受け継がれており 平成最後も2019年でも 新品で入手することができます しかもニコンで最も廉価なレンズとして

現在の最新設計の優秀な50mmレンズたちとは ちょっと写りは昔風ですし 私のZ7に純正アダプターを介して装着できますが AFは使用できません 最も AFは私にとって必須ではないので この小型軽量のレンズはとても頼りになる相棒です

f1.8開放での神戸旧居留地の撮影ですが 空気感のある しっとりとしたモノクロームを表現できていると思えるのですが いかがなものでしょうか"

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