KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

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☆光と影の魔術師☆

Osaka station 雑感

2019-01-14 08:44:17 | 街頭スナップ



かつては貨物基地でした
扇状に広がる線路と 倉庫のような建物と
大阪駅の北側は 先に開発された南側と違い
美しさとは 縁遠い場所でした

大阪駅そのものの再開発に伴い
北側も貨物基地がすべて撤去され
グランフロントを中心とした
賑やかな街に変貌しました

平成は31年目で終わりを迎えます
昭和の頃の佇まいの記憶も 人びとから
徐々に薄れていくことでしょう

街もまるで生きているかのごとく
日々の積み重ねで 変化していきます

街頭スナップは そんな記憶の
積み重ねなのですね

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2019年始のカメラ雑感 (スマホのカメラ機能も含めて)

2019-01-04 07:52:17 | 街頭スナップ


最近のネットニュースの写真関連記事で目立つものは
・フルサイズミラーレス
・スマートフォンの高性能カメラ機能
そして意外によく出くわすのが
・単焦点レンズのすすめ
である

フルサイズミラーレスは渇望されていたもので当然の流れといえる
(私はフルサイズ至上主義ではないが競争原理が機能していない分野であったのは問題である)
スマートフォンは現実的に最も普及しているカメラであり別の機会に語ろう
(これは複眼の画像情報を処理することで画像を構築するという昆虫のような新しい写真のあり方だ)

スマホは薄いゆえに複眼化が解決策の革命的アイデアかも知れない
フルサイズミラーレスはむしろその真逆の進歩といえる
センサーが大きくなれば当然 ボケは出しやすくなる
2本目のレンズとして 単焦点を選ぶのは良い方向だ

いずれ10個くらいレンズがついたスマホと
フルサイズの単センサーの単眼レンズのカメラと
いや いずれではなくいますでに その競争は始まっているのだろう
コンデジがスマホに駆逐されるのに そう時間はかからなかった
しかし一眼レフやミラーレス一眼は 完全にスマホに置くかえることは 現時点では無理だろう

ソニーのマビカ試作機が1981年 ニコンの普及型デジタル一眼レフのD100が2002年
1981年当時 マビカ試作機は新聞紙面を賑わせた
行きつけのカメラ店の店主と話をしたが フィルムに取って代わるには かなりの時間を要するだろうとの見解だった
当時はまだカメラ少年だった私は そんな電子的に画像を創り出して保存するカメラは嫌だと感じた
しかもソニーなんて まるで静止画ビデオカメラじゃないかと思っていた
カメラ店主の予言どおり この電子カメラがデジタルカメラとして主流になるのに 約30年かかったことになる
ただし次は30年ではなく 10年いや5年でも 大きな変革が見られるだろう

携帯はスマ ホになることで ボタンはどんどん減り 究極はボタンも端子も存在しない ツルツルになるのかも知れない
一方カメラは進歩すればするほど 操作部位としてのダイヤルは復活し とくにフジフィルムやオリンパスのOM-Dシリーズは フィルム時代を彷彿とさせる
ライカなどもっと極端で 巻き上げレバー以外は フィルムのM型にそのデザインは酷似している

単焦点レンズの話をするつもりだったのだが 脱線したまま突き進んでしまったので また別の機会に

写真は
Nikon Z7 + Af-S Nikkor 85mm f.1.8G
最近の私の お気に入りである

最近の複眼スマホは美しいボケを表現できてとても素晴らしいが
まだまだ フルサイズミラーレスと単焦点レンズの敵ではないのが嬉しいし そう単純には置き換えは難しい
フィルムがデジタル化されたのとは 理論的にも根本的に異なるのである



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ヨットハーバー夕景 〜new year's eve〜

2018-12-31 23:32:57 | 街頭スナップ


いわゆる 大晦日である

さんざんこのブログをさぼっていて 知人から指摘され
あっ そういえば と久しぶりに自分で観たら なんと一年以上も・・・
撮影そのものをさぼっていたわけではないので まあ いいかということで

とりあえず 今日は2018年の撮りおさめ
遠くへは行けないので できるだけ 定点撮影で

Nikon Z7 + Af-S Nikkor 85mm f.1.8G

ニコンの85mmは AiとAf-SのDタイプの いずれもf.1.4を愛用していた
しかし Nikon Z7がせっかく取り回しに優れているので Afで軽量の85mmがぜひ欲しくなった
Z nikkorの85mmは2019年に発売予定であるので Af-S Nikkor 85mm f.1.8Gを購入し 純正アダプターで使用した

使用レポートはまた改めてするとして 作例はこのようはものである




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フルサイズミラーレス到来 Nikon Z7 礼賛!

2018-12-30 16:37:55 | 街頭スナップ


Nikon Z7 + Af-S Nikkor 85mm f.1.8G

ミラーレス機をメインに使うようになって久しい。
初号機のパナソニックのLumix G1が2018年秋に発売され、京都の紅葉撮影に使用し、ミラーの無い軽妙な撮影感に将来の可能性を感じた。
その後、オリンパスPenやOM-Dシリーズに魅了され、ライカマウントレンズに没頭し幸せ?な10年間を過ごした。

しかし世の評価はミラーレスに対する不当な評価も一部にあり、初心者向きとか、一眼レフこそ至上とする心無い、明らかに知識や理解不足とされる発言も散見されたものだ。
そもそもフィルムの時代から一眼レフのミラーなど、できれば無い方がよいのであった。
撮影時のブラックアウト、動作による振動、とくに広角レンズの設計の不自由さなど。
仕方ない部分ではあるのだが。だから遥か昔から、ハーフミラーなど試行錯誤があったと言える。

デジタル一眼が出現した時から、センサーが撮影前と撮影時の両方の情報を捉えられることに気づき、どこか早く開発してくれないかなと。
ゆえにマイクロフォーサーズの出現は、まさに時代をリードするものと感じた。

フルサイズのミラーレスは、ライカやソニーがカバーしてくれたが、ライカは所有したもののランニングコストの問題および、デジタル部分の弱さがしっくり来なくて。
ソニーはとても良いカメラだし、私の写真人生のルーツたるミノルタの末裔のαではあるのだが・・・誠に申し訳ないが、ソニーにはカメラ以外の機械の故障や対応で運が良くなさすぎて、とてもカメラも使う気になれなかったのである。これはあくまでも個人の問題であり、ソニーを非難するつもりはさらさら無いので、くれぐれも誤解なさらないように。

ニコンとキャノンは日本の一眼レフの両翼を担う存在であり、また積年のライバルでもある。
ミラーレスについては両社とも、メインに据える気は当初無かったのであろう。
キャノンはAPSのEOS Mを。ニコンは1型センサーのニコン1を開発した。
EOS Mは2018年にいよいよKissの名を冠し、販売的には成功を収めたといえる。
方やニコン1は同年、ひっそりとその幕を閉じた。

ここでニコンのミラーレスについて、少し言及しよう。
ニコンは最初の一眼レフたるNikon Fから、Fマウントである。私が書くまでもなく、この伝統のマウントは、ニコンのニコンたるアイデンティティーであり、また足枷でもあった。
ミラーレス機をニコンが最初に開発するにあたり、極めて異例だが、ニコン1シリーズとして小型の新マウントを与えた。
現在のセンサーの性能を考慮すると、マイクロフォーサーズや1型センサーは、私にとっての写真らしい写真を撮れる、必要最小限のセンサーである。
ボケも表現できるし、何よりレンズが小型化できる。
その点フルサイズ、もっと言えばAPSより遥かに有利である。OMシリーズから受け継がれたオリンパスの優位性は偉大なものだ。
ニコン1もこの点、非常に期待的であり、望遠や連写性能は一眼レフを上回るものがあり、鉄道や野鳥の撮影など有利な部分が多々あり、その終焉を惜しむ声が多かった。かくいう私もそのひとりである。

意識はしていなかったが、欲しかったもの。私にとって、きっとそれはニコンのフルサイズミラーレスだったのだろう。
一眼レフから10年近くも離れてしまった私にとって、それは久しぶりに心の底から、自分でも忘れていたニコンへの郷愁と期待と特別な思い(我々の世代はニコンは神なのだ)を呼び覚ました。
Nikon Zはそういう意味で衝撃的だったが、その直後にほぼ同時に、キャノンがEOS Rを発表したのにも驚かされた。キャノンは新製品でいきなりのキャッシュバックである。
しかしキャノンさんよ。F2とF-1の頃から、越えられない壁があるんですよ。40年経ってもね。

今回、ニコンは高画素で画質重視のZ7と、連写速度や高感度重視のZ6という選択肢を我々に与えてくれた。キャノンはバランスに優れた一機種のみである。
私の使用目的からは、高価だがZ7が合目的である。
しまいこんであったFマウントレンズを引っ張りだしてきた。それぞれ思い入れがあり、勝手知ったるレンズ達だ。
Nikon Z7を幸いなことに、発売直後に入手することができた。評価記事を連日のように目にする。
SDカードじゃないとか、ダブルスロットじゃないとか、私はプロじゃないから(笑)何も不利益はない。
まずは既存のFマウントレンズで、ニコン本気の、Zシリーズで撮影できる幸福を、写真の神に感謝しようではないか!

注) 今回の投稿内容はあくまでもニコンに永年魅せられた筆者が、時代の波を読み切れず、ソニーなんぞにフルサイズミラーレス機で後塵を拝しまくったニコンへの恨みつらみと、やっとZ7を入手し、のぼせた頭で綴った戯れ言であるので、過激な表現をどうかご容赦願いたい。

Nikon Z7
Af-S Nikkor 85mm f.1.8G
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