KIRAKUjin~ Let's enjoy "Photo" together ~

kirakujin-photo-1@goo.jp
☆光と影の魔術師☆

2019年始のカメラ雑感 (スマホのカメラ機能も含めて)

2019-01-04 07:52:17 | 街頭スナップ


最近のネットニュースの写真関連記事で目立つものは
・フルサイズミラーレス
・スマートフォンの高性能カメラ機能
そして意外によく出くわすのが
・単焦点レンズのすすめ
である

フルサイズミラーレスは渇望されていたもので当然の流れといえる
(私はフルサイズ至上主義ではないが競争原理が機能していない分野であったのは問題である)
スマートフォンは現実的に最も普及しているカメラであり別の機会に語ろう
(これは複眼の画像情報を処理することで画像を構築するという昆虫のような新しい写真のあり方だ)

スマホは薄いゆえに複眼化が解決策の革命的アイデアかも知れない
フルサイズミラーレスはむしろその真逆の進歩といえる
センサーが大きくなれば当然 ボケは出しやすくなる
2本目のレンズとして 単焦点を選ぶのは良い方向だ

いずれ10個くらいレンズがついたスマホと
フルサイズの単センサーの単眼レンズのカメラと
いや いずれではなくいますでに その競争は始まっているのだろう
コンデジがスマホに駆逐されるのに そう時間はかからなかった
しかし一眼レフやミラーレス一眼は 完全にスマホに置くかえることは 現時点では無理だろう

ソニーのマビカ試作機が1981年 ニコンの普及型デジタル一眼レフのD100が2002年
1981年当時 マビカ試作機は新聞紙面を賑わせた
行きつけのカメラ店の店主と話をしたが フィルムに取って代わるには かなりの時間を要するだろうとの見解だった
当時はまだカメラ少年だった私は そんな電子的に画像を創り出して保存するカメラは嫌だと感じた
しかもソニーなんて まるで静止画ビデオカメラじゃないかと思っていた
カメラ店主の予言どおり この電子カメラがデジタルカメラとして主流になるのに 約30年かかったことになる
ただし次は30年ではなく 10年いや5年でも 大きな変革が見られるだろう

携帯はスマ ホになることで ボタンはどんどん減り 究極はボタンも端子も存在しない ツルツルになるのかも知れない
一方カメラは進歩すればするほど 操作部位としてのダイヤルは復活し とくにフジフィルムやオリンパスのOM-Dシリーズは フィルム時代を彷彿とさせる
ライカなどもっと極端で 巻き上げレバー以外は フィルムのM型にそのデザインは酷似している

単焦点レンズの話をするつもりだったのだが 脱線したまま突き進んでしまったので また別の機会に

写真は
Nikon Z7 + Af-S Nikkor 85mm f.1.8G
最近の私の お気に入りである

最近の複眼スマホは美しいボケを表現できてとても素晴らしいが
まだまだ フルサイズミラーレスと単焦点レンズの敵ではないのが嬉しいし そう単純には置き換えは難しい
フィルムがデジタル化されたのとは 理論的にも根本的に異なるのである




コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨットハーバー夕景 〜new ye... | トップ | Osaka station 雑感 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。