今日のころころこころ

2017・3・10 テキトーに渡るおばさんの橋 横浜の架替関東大震災復興橋梁・坂下橋を渡れば横浜市電保存館

関東大震災で壊滅状態になった横浜の橋。復興事業で国施工37橋・市施工141橋が新築・改築・修築された。
掘割川に架かるのは、現存は八幡橋1橋。架替は坂下橋・根岸橋・中村橋の3橋。天神橋はただいま架け替え工事。
池下橋から中村川と分かれ海へと真っ直ぐに向かう掘割川は人口の運河。



明治3年に掘削が始まり明治7年に完成。その後関東大震災で被災し復興事業で今の姿になった。

平成22年度土木学会選奨土木遺産に認定されている。

現存関東大震災復興橋梁・八幡橋。

たもとには、農林水産省動物検疫所。

謎の溶岩オブジェがある八幡橋八幡宮さま。

ここの公衆トイレも好い(^^♪

八幡さまの横を掘割川沿いにさかのぼる。磯子人道橋と磯子橋。

謎の穴は、かつてあったヘルムドックの水門跡だそうな。

磯子橋の先が坂下橋。

架替関東大震災復興橋梁・坂下橋は市施工・道路橋梁費支辨橋梁52橋のひとつ。平成14年に架け替えられた。
旧橋は横浜震災復興誌によれば。
位置・磯子區西根岸町瀧頭町地先(市道)
橋種・工形鋼桁
斜度・直角
橋長・27m
有效幅員・5.50m
面積・148.50㎡
施工期・著手大正十五年六月九日:竣功昭和二年四月三十日
總工費・40.775.01円
とある。
当時の親柱は不明。この意匠は新しいのかな?

坂下橋の向こうには古びた三角屋根。

ここにはかつて横浜市電の基地があった。

今は横浜市営バス滝頭営業所。

ここには横浜市電保存館がある。

正直へんぴな場所なんだけど、元々あった市電の基地を保存活用するのに市電保存館をここにつくったという。

あの古びた三角屋根は市電当時のままの現役だった!

それにしても、滝頭バス停。

なんだかシュールなのである。

かつては歩道があったのかな?
だったら素敵だっただろうに。。
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