泳いだ！inもろやまpart２

注・長いので、忙しい方は後にしましょう。


日曜日のプール、とっても楽しかったです
きなこのプール体験は、３月のわんぱら合宿以来。
その時は、プールサイドで走り回るだけで、パパにどっぽんされてました
そして、今回。
泳ぎに不安はないので、あと一歩踏み出して、自ら泳ぐことが目標です。

「ママ、あたしはいいよ～」





「楽しいからおいでって」





「あ、メラニー」





「きなこ、およがないの？」
「・・・うん、あたしはいいの」





「さ、あがろうっと」
「だめ！およぎなさい！」





「ママ、きなこ、できないよ～」
「あんたならできるって」





こんなカンジで午前中のプールは終わったのでした





そして午後。
この後、ご想像の通りの事が起こるわけですが、パパが撮った膨大な写真を選んでいて気が付きました。
そういうことだったのかぁ・・・。
その時にはきなこから目をそらさまいと、周りが全く見えていませんでしたから。
ただ、きなこの必死な姿が残されているのだと思っていたら・・・


相変わらず、浅瀬でお茶を濁すきなこ
「ふぅーっ、困ったなぁ」





「そろ～」





「やっぱりやめとこ」
「こらっ！」





「きなこー」
「あ、メラニー」





「いくわよ」
「・・・・・」





！！！！！

「そのちょうしよ」
「・・・・・」





「いくわ」
「しっかり」





「えいっ」
「よしっ」





「・・・・・」
「うまいわ」





「あたしもいくわよ」
「・・・・・」





「あ、パパ」





「ゲボッ」





「きなこ、あたしがついてるわよ」
「う、うん」





そして、何を思ったか突然、

「ダーイブッ」





飛び込んだのは、この１回だけでした

その後も、何度も一緒に泳ぐふたり。
泳ぎ始めてからしばらくのきなこを捉えたフレームの中には必ずメラニーが。





まだまだ表情に余裕はありませんが、





一生懸命泳ぎます。





「メラニー・・・」





「バッチャ、バッチャ」





今までランですら、やらなかったレトリーブ。
レッスンでは先生に「レトリバーなのに珍しいですねぇ」と言われてました
それがどうしたことか、私が投げたブルーのオモチャを何度も取りに行っては、持って来てくれました（あ、これと同じオモチャを買って帰りましたよ）

せっかく取ったオモチャを奪われることもありますが（笑）、なんだかちょっと楽しそう。





私は、初めてわんこを飼って、こんなにも意思疎通が図れるものなんだと驚きました。
だから今回も、自分の叱咤激励がきっと伝わるはずだと信じて声をかけていたわけです。
犬と人間がコミュニケーションとれるのだから、犬同士のそれは当然と言えば当然かもしれません。

きなこのメラニーに対する友情？憧れ？・・・
詳しいことは分からないけど、そんなものがきなこをその気にさせたんですね。
メラニーが私の気持ちをくんで、協力してくれたのかもしれません





なんでもそつなくこなさないきなこが、小さな勇気を振り絞った時、喜びはとてつもなく大きいものになります。
こんな小さな出来事にプールサイドで拍手をくれたお友達、ありがとう





そして、超親バカ丸出しの長ったらしい記事にお付き合いいただいてありがとうございました