『アンストッパブル』という映画を見ました。
この作品はたしか年明けぐらいに公開されていました。
興味はありましたが、そのときは別の映画を見て、次に映画館に行ったときには終わっていたという。。。
内容は、無人で暴走してしまった貨物列車(危険な荷物付き)をベテランの機関士と新米の車掌の2人が止めようと奮闘するもの。
…それだけ?(笑)
まぁ、簡潔にまとめるとそれだけです。
こういう映画は緊迫感が命ですね!
現実にこんなこと起こったら困るわ!
…と思ったら、実は現実に起こった話を基に作られた映画なんです。
Wikipediaで調べてみたら、基にしたというか、現実の事件にわりと近い形で映像を再現しているようです。
事件が起こる発端とか、列車を止めるときに後ろから引っ張ってしまおうとか、などなど。
そうやって考えると、否が応でも緊迫感が出てきますよね。
まぁしかし、この映画を見ていると、どこかで見たようなありがちなシーンに出くわしました。
組織の対応の話なんですけど。
お偉いさんの立場とすれば、まずは損失(金額的な意味で)がどれくらい出るか、から考え、損失を最小限に抑える方法から試すので、どうしても対応が後手に。
そして却って被害が甚大になる方向へ。
一方、現場の人は考えられる最悪の被害(人命的な意味で)を避けるため、早い段階で手を打とうとします。
しかし上からの命令は絶対で、挙句の果てに「逆らったらクビにするぞ」と言われる(苦笑)
そして被害にあうのは決まって現場の人たち。
映画だから誇張している部分があるとはいえ、現実もこんなもんでしょう。
どこかで聞いたような話だし。
聞いたことあるといえば、この映画の予告を見たとき「こういうストーリーの映画を前に見たことがあるなぁ」と思いました。
その映画もやばいものを積んだ列車が止まらなくなって、それを止めようと奮闘する人たちがいるという話。
ちょっと調べてみたところ、確信は持てませんがおそらく『アトミックトレイン』という映画だと思われます。
山脈沿いを走っていた映像だけが頭に残っている…
1999年の映画のようですが、感想を見てみると結構ひどい映画だったようです(笑)
何がどうなったかまったく覚えていないので、もう一度見てみたくなりました。