芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

週末は12月議会の準備でした

2021年11月28日 | 生活
初日の議案も届き、12月議会開会まであと少し。
議案チェックと質問作成はぬかりなく進めなくては。

この週末は一般質問の組み立てに時間を費やしました。
先日の合同委員会では、第5期総合計画後期計画の「まちなか(中心市街地)活性化」について
前期計画の施策の考え方から変更になる方向、との説明があったので
大きなテーマとして「中心市街地」を取り上げることにしました。

これまでの中心市街地の開発について
過去の議事録や計画を探して、現在に至る流れを確認し、
質問を作成。

ひと段落ついたので、いつだか新聞でみた抹茶小豆ぜんざいが食べたくてカフェへ。



想像したとおり、抹茶の苦味と小豆がぴったり。

十勝は小豆の産地。
洋菓子も美味しいけれど、もっともっと小豆の文化が広まっても良いと思います。


町内の施設等を視察しました

2021年11月27日 | 議会/委員会
厚生文教常任委員会所管施設を現地調査しました。
まわったところは以下の箇所です。

① 障がい者用生活体験住宅
② 放課後ディサービス事業実施予定地
③ 集団研修施設「かっこう」
④ ふるさと歴史館ねんりん
⑤ (昼食)新嵐山スカイパーク
⑥ 公立芽室病院


①障がい者用生活体験住宅 と ②放課後ディサービス事業実施予定地は、
国から取得した土地等の一部にあります。



内部に入って説明を聞き、活用の様子がよくわかりました。

放課後ディについては、現在事業者公募、選定中。
具体的な事業内容は事業者決まってから。

③ 集団研修施設「かっこう」とふるさと歴史館

第62代横綱大乃国は、芽室町出身です。

「かっこう」には大乃国資料館が併設させています。
「かっこう」の閉鎖に伴い、新たな資料展示場所を検討中。






⑤ (昼食)新嵐山スカイパーク

先日の雪がまだ溶けずに残っています。



風が冷たくて寒いと感じましたが、ディキャンプを楽しまれている方もいました。

今日のランチはサバのスパゲッティとサラダ、スープセット



隣接するめむろワイナリーにも立ち寄り、内部でワインができるまでの詳しいお話を伺いました。






⑥ 公立芽室病院

9月議会で補正予算を議決した、新型コロナウイルス感染症対策施設の整備状況や
PCR検査等がどのように実施されているのか、を確認しました。


半日かけて町内の施設をまわりました。
現地確認や実際の流れなどを確認できたので、今後の議案調査に活かしていきます。



議員定数と報酬〜議員定数について

2021年11月25日 | 議会/委員会
議会運営委員会では、議長諮問事項である「議員定数と報酬」および
「多様な議員のなり手について」を検討中です。

検討にあたっては「削減ありき」ではなく、議会基本条例を踏まえ「今後の議会はどうあるべきか」という視点に立って、
毎月検討事項を決めて議論を進めているところです。

その後の検討経過についてお知らせします。


(1)「常任委員数と委員会数について」協議結果
「現状維持」と「2人削減」という2案が出されました。
  議論の視点は、次の4点です。
1 会議を安定的に運営できるか
2 町民の声を反映させることができるか
3 住民の福祉向上に寄与する議論が確保できるか
4 議会の役割(議会活動)を発揮できるか

(2)「議員定数について」検討しました。

共通資料をはじめ、委員による自主調査や研究を踏まえて各委員から発言がありました。

「住民の福祉向上に寄与するためには、現行定数を維持していくことが必要」
「現行定数は町の事務事業数を踏まえた調査機能確保ができる」
「人口推移を見通し、町民の意見を聴くためには現行定数を維持すべき」
という現状維持の意見が多く出されました。

正村は「議会改革の進展、少子高齢化による今後の人口減、
さらに芽室町議会は住民参加機能が充実しているという視点から2減としては」と
定数削減の意見を述べました。



議員定数と報酬を検討する上での参考資料

町村議会議員の議員報酬等のあり方 最終報告(概要)



今後も議員間で検討を進めるとともに、
12月からはじまる「町民との意見交換会」において町民の皆さんからご意見を頂く機会を設けていきます。


芽室町のGIGAスクール構想〜現場を視察しました

2021年11月23日 | 議会/委員会
GIGAスクール構想とは、児童・生徒1人に1台のPCと高速ネットワークを整備することで、
より質の高い教育を提供しようとする国の教育政策。

コロナウイルス感染症拡大により、オンラインを活用した授業や学習環境を整備する必要性が高まり、
当初の予定よりも大幅に前倒しで構想が進んでいます。

芽室町においても、令和3年3月までに端末を整備。
今年度から小中学校においてPCを使った授業が始まっています。


「 GIGA スクール構想による児童生徒へ1人1台パソコン端末配備について 」

厚生文教常任委員会では、教育現場でICTを活用した教育がどのように行われているのか、を実際に知るため
町内の小中学校を訪問しました。

小学校1年生から各学年の授業を参観しましたが、学年に応じた活用をしていると感じました。
とくに電子黒板は新たな資料の提示や画面に書き込める!(簡単に消すことができる)
視覚的にも理解しやすいツールであると確認できました。

AIドリルは「一人ひとりに個別最適化した学習を提供する」ツールと言われています。
こどもの習熟度に合わせて問題が出題されていくので、その子に合ったペースで学習をすることができるとのこと。
子どもの解答をAIが分析してくれるので、先生が赤ペンを持って丸つけをすることは不要です。
時代が変わっていくのを目の当たりにした視察でした。


今後は、家庭へPCを持ち帰ることを計画しており、活用の幅も広がっていくようです。

なお、家庭でのWi-Fi環境については、各家庭において整備し、
就学援助世帯については、国の基準に基づき援助(令和3年度予算額では12,000円/年)をする予定です。



ICT教育はますます進んでいくと思いますが、単に知識や情報を提供するのなら学校は不要になります。
学校で学ぶことは知識の習得だけではありません。
キーボードを打てば答えが出てくるものばかりではない、思考力、判断力、主体性など
教育の原点を大事にしてより効果的な学習を目指してほしいと願っています。

きみちゃんねる 第7号!

2021年11月21日 | youtube まさむらきみこのきみちゃんねる
みなさん こんにちは。

大谷選手MVP獲得、おめでとうございます!
常に自分を見失わず、高い目標を掲げて、ひたむきに努力を重ねながら歩んでいる姿に
励まされる人は多いかと思います。
わたしもそのうちのひとりです。

さて、YouTube。
発信ツールがたくさんあるけれど、なにをどう使っていけばよいのか、と
常に考え中です。
もうちょっとこうすればよかったかも、と振り返りながら
次はもっといいものを!と手探りの中、進んでいるところ。

ということで、
新しいきみちゃんねるができましたのでアップします!

内容は「議員の報酬と定数について」です。

どうぞご覧くださいね。



きみちゃんねる第7号 https://youtu.be/X1ZdTjHykoM




また、好評のNGはこちら

とおーい目をしている、と言われてしまいました。

皆さん、みてくださいねー


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合同納骨塚についてメールをくださった方へ

2021年11月20日 | 議会/委員会
先日メールで合同納骨塚についてのご意見を頂きました。
お返事を書いて返信メールを出しましたが、メールが戻ってきてしまいました。
直接お答えのしようがないので、ここにお返事いたします。

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この度は、合同納骨塚についてご意見を頂き、ありがとうございました。

令和元年に町は合同納骨塚の必要性について町民アンケートを行いました。
対象は、町内の霊園/共同墓地を利用している方で、将来的なお墓やお骨の管理に対する考え、
合同納骨塚の設置希望などが設問内容です。
アンケート結果では、早急な合同納骨塚の設置を求める方が少数でした。

当時の常任委員会では、「アンケート対象者が限定されており、合同納骨塚設置を希望される町民の声が
反映されてないのではないか」「設置判断のためなら全戸調査がよい」という意見もありました。

町はこうした議会の意見を踏まえ、総合計画後期計画策定に合わせて、
今年12月に町民アンケートを実施する予定です。
その結果を踏まえて、町の方針を決定していくという流れになります。

近年では、結婚しても子どもを持たない夫婦や、生涯結婚をしない単身者、
高齢化による身寄りのない人たちが増えており、少子化や核家族化が進む中では、
誰がお墓を守るのかという問題もあるといいます。
そうした状況の中で、合同納骨塚は解決策のひとつです。

お墓については、それぞれの事情や考え方があることは理解しつつ、
政教分離の観点、行政の役割はどこにあるのか、総合的に検討する必要があると考えています。




11月臨時議会

2021年11月11日 | 議会/委員会
11月10日は11月臨時議会でした。

提案議案は、専決処分(事故による損害賠償額の決定、地域集会施設の設計変更)2件と
補正予算でいずれも全会一致で可決成立。

補正予算から主なものとしては以下のとおりです。

①灯油高騰に対する低所得者世帯への支援として810万円
【要件】令和3年11月1日現在芽室町に居住している方
市町村民税非課税かつ、つぎのいずれかに該当する世帯
・高齢者のみの世帯
・重度障害者同居世帯
・ひとり親かつ自動不要手当受給世帯

支援を受けるためには、申請が必要です。
対象者の方には、11月末ごろ役場から通知が届きますので、期限内に申請手続きをお願いいたします。

②新型コロナウイルスワクチン追加接種関連費として2800万円
【対象者】2回めの接種から8ヶ月経過した方

以下、接種のスケジュールです。参考にしてください。






③町営スケートリンク造成に520万円
これまで町営リンク造成を委託してきたスケート協会から人員確保が見込めず、
今年度の事業請負は困難との申し出があり、今年度は民間事業者がリンク造成することになりました。

リンク造成に必要な車両(散水車3台、トラクター、ショベル)借上げ費用とリンク維持管理費用を新たに追加。


スケートリンク造成や除雪計画など冬を連想させる言葉が出てきました。
山の雪は、この数日の激しい雨ですっかり消えてしまいましたね。

農作業も終盤ですが、これからお天気が続いて作業が進むことを願っています。

きみちゃんねる メイキング

2021年11月07日 | youtube まさむらきみこのきみちゃんねる
You Tube「まさむらきみこのきみちゃんねる」
先日アップしましたが、ご覧になっていただけたでしょうか。

You Tube収録は相変わらず慣れず、目があっち行ったり、こっち行ったり‥
落ち着いてみていただけるように、
また、わかりやすい内容にすることを
これからも心がけていきたいと思っています。

今回もメイキングができましたので、皆様にご紹介します。

まさか、カメラが回っていないと思ったら‥
撮影スタッフには「油断もスキもある」と言われています。

You Tube「まさむらきみこのきみちゃんねる」メイキング

https://youtu.be/Dd2E_uZthZI

You Tube、いつもみてくださってありがとうございます。
試行錯誤していますが、「みているよ」という声に励まされています。



本編はこちら
きみちゃんねる「令和2年度コロナ対策事業費はどんな事業に使われたのか」
https://youtu.be/v_Iv3fICEIU


旧国立農業試験場芽室宿舎跡地を福祉ゾーンに⁉

2021年11月06日 | 議会/委員会
先日「民間事業者による放課後ディサービス開所」についてブログに書きましたが、
今日はもう少し視野を広げて、旧国立農業試験場芽室宿舎跡地の活用についてお伝えします。

まず放課後ディサービス開設をめぐる視点を整理します。

・国から取得した当時の土地活用とは異なる活用であること

町が維持管理している土地や建物は、町長に権限あります。
とはいえ、この土地取得から活用目的については議会でも議論があり、
土地利用から事業を検討するのが先ではないでしょうか。

・旧国立農業試験場芽室宿舎跡地の一角であること

開設にあたっては町内にある民間の建物等を探したが、適切な物件がみつからなかった、
そこで民間事業者は町に相談し、町はこの場所を提供した。

この土地は、行政財産といって行政が町民の福祉向上のために活用する目的があります。
民間事業者が行政財産である土地で、事業を実施するということは、行政目的と合致していなければなりません。

放課後ディは、現在事業者選定作業を行っており、11月下旬には決定。
12月中旬に地域住民への説明会が予定されています。

こうした放課後ディの動きだけではなく、実はもっと大きな構想があることが
その後開催された厚生文教常任委員会で明らかになりました。




出典:厚生文教常任委員会資料より

旧国立農業試験場芽室宿舎跡地は、9,744㎡あります。
その西側を町は「福祉ゾーン」に位置づけました。

具体的な構想は、イメージ図ですが、
今後老朽化した宿舎独身寮の解体やグループホーム整備も見込まれており、
民間事業者主体の大きな構想があることがわりました。

厚生文教常任委員会調査では、
先日説明のあった放課後ディとこの構想にかかる民間事業者との関係について、質疑したところ、
具体的な事業者名をあげて「町との連携は密に図れられる」との答弁。
慌てて、放課後ディを担当する課長は「公平性を担保できる手法で」と先の答弁を打ち消すような
別の課長の答弁。



第 13 回厚生文教常任委員会会議記録より抜粋したもの

現在公募が行われているにもかかわらず、すでに相手先が決まっている?‥

課長によって答弁が異なる意味は?


この土地一帯を国から取得する際に「農業従事者用住宅と障がい者就労支援シェアハウス」
という用途目的を定めましたが、
「取得後に利活用を考えていく手法であり、議会とも協議しながら検討していく」と
当時の総務課長は述べています。

来週には合同委員会が開催され、市街地における今後予定される施設活用や土地利用について説明があります。

旧国立農業試験場芽室宿舎跡地は、常任委員会を超えた全体の議論が必要であり、
合同委員会でも議論になることは間違いないでしょう。

集団研修施設「かっこう」は今年度で閉館

2021年11月04日 | 議会/委員会
集団研修施設「かっこう」は、廃校(旧美生小学校)となった施設を利用した研修施設。
わたしも小学校の学級行事やまちづくりのイベントでこの施設を利用したことがあり、
町民にとっては馴染みのある施設です。

「かっこう」は、平成3年に開館してから「青少年の生涯学習の場」として
多くの町民に利用されてきましたが、施設の老朽化、そのための維持管理費が増えたことから
令和3年3月をもって閉館する方向であることが厚生文教常任委員会で明らかになりました。


出典:第14回厚生文教委員会資料より


町が運営している施設は、明確な目的があります。
施設を閉館することは、施設が位置付けられている計画との関係、
もっと言えば施設を所管する町や教育委員会の大きな方針との関係にも影響を及ぼします。
「古くなったから閉館します」
町民にお知らせをして、終わりではないのです。

わたしがポイントだと考えるのは以下の3点。

①社会教育施設全体の今後のあり方を教育委員会として、
どのように整理したのか(しようとしているのか)が、今回の委員会調査では明確ではありませんでした。

②「かっこう」には、芽室町出身の力士・大乃国資料館も併設されています。
施設の閉館後はどこへ移設するのか、も決まっていません。

大乃国資料館を社会教育施設にどう位置づけ、活用していくのか、も大きな課題です。

③また、「かっこう」を閉館した後は「普通財産に戻して活用していく」との答弁もありました。
普通財産に戻して、売却するのか、貸付するのか、どのように活用していくのか、
明らかになっていません。

旧国立農業試験場芽室宿舎跡地も含め、町の土地利用全体構想がみえない。

「かっこう」の今後については、これからも所管する委員会や合同委員会でも調査を進めていきます。