君影荘日記

東京の片隅の、小さな家の日記です。

植物たちから学ぶこと

2015-04-25 09:36:02 | つぶやき

庭で植物を育てているとそこから学ぶことが多い。

・その植物に合った環境に植えるとその植物本来の素晴らしい成長をする。逆に合わないところに植えると消えてしまうことも。
・買ってきて植えた植物は、馴染むのにしばらくかかる。二、三年かかることも。
・繁殖力の強い植物は、弱い植物を駆逐してしまうこともある。植え合わせは、大切。
・何年も花をつけなかった多年草が、花咲かせることもある。
・球根植物は、花を咲かせたあと、根に栄養をためることが必要。葉だけの季節が実はとても大切。
・似たような葉の形の植物よりも異なった葉の形の植物を並べた方がお互いに引き立つ。
・冬になり地上部がすっかり枯れたように見えるが、春になれば、たくましい緑が萌え出る。
・水や肥料をやりすぎりとかえって病気になったりする。
・暑い日が続いても、強い風が吹いても健気に頑張る。強い生命力を持っている。
・数ミリの小さな花もよく見れば魅力的な姿をしている。発見できるかは、見る側の観察力次第。
・私のテザインした通りの景色になんか、ならない。それをはるかに越える素晴らしい景色を作ってくれる。
・植物のナンバーワンを決めるのはナンセンス。それぞれがそれぞれなりに素晴らしい。

これらは、すべて人に置き換えられる。私は植物たちからいろんなことを教わっている。

写真は、オダマキ飾ったところ。(ゆ)