出歩記

気の向くままに歩き回り、歩いた軌跡を写真と共に記録に

若草山焼き

2018-01-27 | 京都日記

若草山焼き
奈良市に住む友人に誘われて若草山焼きを見に出かけた。近鉄奈良駅に着いたら普段より多くの観光客がいたので相当混みあうのだろうと思い、やや早めに若草山の麓に着いたのが16:15。それ程人出も多くないし、暗くなるには時間もあるので、山を下りて春日神社の「大どんと」を見に行くことにした。会場に着くと「大どんと」の火が燃え盛っている所であった。
  

しばらくすると、「御神火奉載式」が始まり、「大どんと」の火を松明に取り、その火を若草山まで運ぶ「聖火行列」が始まった。

  

聖火が若草山の麓に到着したのが17:30。それ程多くの人が出ている感じではない。野上神社で山焼きの無事を祈願する祭礼の後、18:15山麓中央の「大かがり火」に点火。

  

18:30大花火打ち上げ開始。たった15分間の花火ショーであったが、息も切らさず尺玉を交えての連続打ち上げは見事であり、特にフィナーレの「煌めき」は素晴らしく、終わった時は一斉の拍手であった。

   

18:30山焼き一斉点火。山麓中央の「大かがり火」から移した松明の火をほら貝、ラッパの合図で点火。あっという間に火が広がっていく。

  

しばらくは広がっていく火を眺めていたが、ふと後ろを振り返ると燃え盛る炎をながめるたくさんの人の顔が、炎に映し出されていた。

  

点火から10分程過ぎると炎は山の頂上近くまで到達し、あっという間の炎の祭典は終わってしまった。素晴らしいひと時であった。


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