桔梗ちゃんの日記。

妖怪、忍者、神社にフジヤマ。日本がやっぱり一番好き。

(4)台湾旅行:金瓜石、南雅、桃源谷、礁渓

2017-03-21 15:28:20 | 旅行
4日目も3日目と同じく運転手さん付きの車を用意してもらい、
金瓜石、南雅、桃源谷、礁渓温泉を観光しました。

この日もあいにくの曇り空、途中から雨になりましたが、
それでも明るい雲に覆われていたので山々には霧が発生し、
幽玄な自然美を堪能することができました。

金瓜石はその地名の通り、金鉱山です。金の他、鉄や銅も産出できたそう。
今回の台湾旅行で一番印象に残ったのは、日本とはまた違う山の形です。
風水で山を読みたくなる気持ち、なんかわかるなぁ。





天気が良ければオーシャンブルーが拝めたはずの絶景スポット、南雅。
でも、有害物質が山から流れているそうでここは遊泳禁止です。



海へそそぐ川は高野山のそれに似ていました。
いかにもミネラルたっぷり、という赤茶色の川床で。
高野山の川も生き物が全くいない、っていいますよね。

桃源谷では霧雨と霧によって、地名の通り俗世を離れた別世界が広がっていました。
遠くの山から熱帯の鳥らしい鳴き声が聞こえてきたのでしばらく耳を傾けていると、
今度は火の鳥みたいなシルエットの鳥が5匹、優雅に頭上を飛んでいくではありませんか。
びっくり!

友人たちはその間ハイキング中で、
危険なので私は駐車場近辺をウロウロしていたのですが、
沢山歩かなくても綺麗なものは見れるのですねー^^

段々畑


民家


お供えを燃やしていました。



後で調べてみると、その美しい姿で飛んでいった鳥は
ヤマムスメ(Taiwan Blue Magpies)という、青い綺麗な鳥でした。
今度は是非、その鮮やかな色も見てみたい!

怪我した足で台湾旅行なんてダイジョーブかと心配していましたが、
杞憂に終わりホッとしてます!

楽しかった(^^)


(3)台湾旅行:安抗、三峡區

2017-03-20 11:10:27 | 旅行
3日目は友人の父方と母方の家族歴代のお墓へお墓まいりにいきました。
台湾の墓地なんてもちろん初めてです。

墓地もその国の文化を垣間見ることができますので私は最初から興味津々。
不謹慎な言い方かもしれませんがエキサイティングでした。

想像していたとおり、墓地はガッツリ隠宅風水。
それでも各墓石は微妙に角度が異なるのですが、
友人の父方のお墓は見事に南西向きでした。

しかも墓から望む景色の素晴らしいこと!!!
雨上がりの曇り空で、山には霧がかかっており、まるで水墨画を見ているよう。
当然、山の麓には川が流れていました。





カラフルな建物は家ではありません。笑 全部お墓。



家族が一斉にお線香を掲げて拝礼した瞬間、背後からドーン!と雷鳴が!
!!!どびっくり!!!!

しかも雷が鳴り響いたのはその一度だけ。
お祖父さまたちが喜んでくれたのかもしれませんね。

ガーディアンである地の女神さまに「お金」を捧げるべく火をつけて燃やしたあと、
大きな(紙とはいえみっしり詰まっているので結構な重さかと思います)「お金」の包みを
ご先祖さまのためにお供えしました。


台湾でのお墓まいりでおもしろいのは、
最後に硬貨を2枚用意し、ご先祖さまと「対話」すること。
こういうのっていいなぁ、って思います。

質問して硬貨を投げ、表裏だったらYes、
表表だったら「まだ」、裏裏だったら「多分」、ということでした。



そうそう。後で複数の人から(親戚であるにもかかわらず)「なんでお墓に着いていったの?」と
マジ顔で驚かれてしまいました。二言目には「怖くないの?」

何度も何度も同じ質問を繰り返されたことから、
墓地に対する感覚も日本のそれとは違うのでしょう。

あ、私が変なのかな。笑

「一面に広がる暮石に向かって『みなさん、コンニチハ!!!』してきた」と
満面の笑みで言ったら大笑いされました。

三峡區では三峡祖師廟を参拝した後、ランチ。
トップにある写真がそのお寺で、真ん中に龍神さんが隠れています。^^
この写真を撮った途端、雨が降ってきました。おおお

三峡祖師廟へ向かう橋にはたくさんの狛犬さんがいましたが、
「阿」のみ。「吽」はひとつもありませんでしたよ。何故かしら。




檀の木でできた足マッサージグッズと
アーモンドと蓮の粉を買いました。







(2)台湾旅行:九份

2017-03-20 10:32:40 | 旅行
いやー、台湾タクシーの商人魂といったら!大笑
九份には長距離バスで行く予定でしたが、いざバス停の前に立つと
帽子をかぶったおっちゃんがやってきて、

「九份?九份、バス2時間。私、40分。200元!」

話を聞いてみると、おっちゃんはタクシーの運ちゃんで、
複数の人とシェアしていけ、ということでした。
2時間は大げさだし、バス運賃は98元ではありますが、
足のこともあるし、快諾しました。

何がたくましい、っておっちゃん、日本人しか声をかけていなくて。
日本だとタクシー代は高いから、Noという確率は確かに低い。
値下げ交渉もしないことを知っているんですね。
九份まで日本語で和気藹々と快適に移動しました。笑

セブンイレブンとファミマの多さに爆笑


九份の町は山の急斜面に位置しています。
なんでこんな不便な場所が栄えたのだろう、と疑問でした。

ガイドブックによると最寄り駅は「瑞芳」と書いてある。
おお、意味深。金のにおいがプンプンしてきた。笑

瑞芳駅を通りすぎると山間にお寺ができてきました。寺の名はなんと「金山寺」。
あー、こりゃ完全に鉱山だぁ、と思ったら黄金博物館の看板と労働者のイラストがでてきた!

納得!

九份から海が望めます。


豎崎路と基山街


 




お茶に興味があるなら九份茶坊はおすすめです。
漢方治療院をリフォームしたという歴史ある建物で、
海と山を眺めながら様々なお茶が楽しめます!

私が行ったときはお客さんは誰もいなくて、長い間ゆーったりすることができました。
この日は結構寒かったのでありがたかったです。^^

夕方に台湾系アメリカ人の友人夫婦と合流し、
彼の親戚と一緒に豪華な中華料理をいただきました。

どれもほっぺたが落ちるお料理でしたが、特に
写真の真ん中にあるBuddha jumps over the wall (凄い名前!)こと佛跳牆は
美味しくて文字どおり私もぶっ飛びました‼︎




 

(1)台湾旅行:台北市

2017-03-20 10:22:06 | 旅行
3月14日〜18日の4泊5日、台湾へ旅行してきました。
台湾を訪れるのは今回で二度目。
9年前は台北市のみの観光でしたが、今回は宿泊は市内でも観光はすべて郊外にしました。

台湾は一言でいうと温和なお人柄の国!みなさんとても親切です。
まずは台湾空港で。
税関で長蛇の列に並んでいたら、前方から男性が一人ずつ入国カードに記入もれが
ないかどうかチェックしてきました。
私の番になったのでカードを差し出すとそれには全く目をむけずに
おもむろに整列用させるためのテープを開け、閉まっていたブースも
私だけ(!)のために開けてくれたのです。

その際「Sorry」と謝られてしまいました。私が怪我をした足を引きずっていることに
今まで気がつかなくてすみません、といった意味なのでしょう。

感動しました。私。

道ゆく人もお店の人もホテルの人もみんなフレンドリーで優しかった。
足のことがあったので不安がありましたが、楽しい旅になりました。

台北に着いてまず大笑いしたのはスクーターライダーの多さ。
警官も白バイならぬ白スクーターでしたよ。




路地裏に入ると昭和の時代にタイムスリップしたような雰囲気がありました。





到着したその日の夕飯は、店を4件もはしごしました。笑
焼いた鴨飯からスタート、小籠包&ワンタンスープ、豆腐花、
ピータン豆腐&かぼちゃ春雨&フカヒレと白菜の炒め物。



相変わらず豆腐花は美味しかったです!


カナダでアウトドア三昧:ウィスラー

2017-02-10 16:44:15 | 旅行
カナダのスキーリゾート、ウィスラーへ行ってきました。
さすが冬季オリンピック会場になっただけあり、設備は最高です。^^
窓からゲレンデが見える、暖炉とキッチンがついた素敵な部屋に
5泊6日滞在しました。

 
 
2日目の午前はリフトで上がってウィスラー山をスノーシューで散策、
午後はロストレイクの森を散策。
3日目はクロスカントリー、4日目はブラックコームとウィスラーでスキーを楽しんだ後、
5日目はもう一度クロスカントリーをする予定でした。



ところが。
4日目の午前中はゴンドラとリフトで一気にブラックコームの登頂の手前まで上がり、
カナダらしい絶景を見て胸をふるわせ、
加えて人はそんなにいないし、足元はパウダースノーだし、
気分を最高わーぃわーぃ!…とエンジョイしていたのですが…

激混みのウィスラーからゴンドラでUターンしてきた際、
出口で氷で滑って転倒、まさかの捻挫。

リゾート地なんですから放置しないで
塩なり、小石なりなんか撒いてくださいー‼︎

痛みも酷く、歩くのもままならない状態だったのですが、
一晩寝たら少し良くなったので急遽テーピング、アイゼン、ポールを購入。
夫がクロスカントリーで遊んでいる間、私はヨチヨチ歩きで森を散策しました。

捻挫した足でヨチヨチ、といったって、フィットビットを見たら
10,51km歩いちゃってましたけれど。ははは

もう一度クロスカントリーはしたかったですが、でももしクロスカントリーをしていたら
カメラを持ってじっくりゆったり自然を眺めることはなかったはずなので、
アイゼンとポールによるヨチヨチ10km散策も素敵な体験でした。

また、ゆっくり歩いていたから色々と綺麗なものや楽しいものを見つけることもできましたしね。

この木々をくぐって散策開始。


快晴でした。気温はマイナス9度。


以前「おっさんの髭」と教えてもらったのに、今回は「魔女の髪」といわれました。笑
いずれにせよ森が豊かな証拠です。今回食べられることを知ってびっくり。
最後に苦みがくっときます。ビタミンCが豊富なのだそう。



熊のひづめ跡を見つけました。


キツツキやリスも見ましたよ。^^

1月はほとんど雪が降らず、私たちが行く直前にドサッと降ったので
ラッキーでした。バンクーバーに到着した時も雪が降っていて
一面の銀世界が広がっていたのですが、地元の方がいうには、通常は雨でウィスラーに向かうと雪になるのだそう。
「こんなに雪が降るなんてクレイジーだ!」と叫んでいたので(笑)、
帰りのドカ雪は異例中の異例だったはず。

冬は初めてだったとはいえ、このエリアは何度か来ているのですが、
やっぱり私はカナダが好きなんだと実感して帰国しました。
カナダの自然は本当に綺麗。また行きたい^^

湖面に積もったふわっふわの雪。