「つづきを書いてよ~」とねだったら送ってくれた。
ナニナニ?最後まで続けて欲しいとな。…しょうがないのう~♪
なんにせよ、筆箱は大切なアイテムだ。
諦める訳にはいかない。
Fは覚悟を決め氷の上に乗った。
一歩一歩慎重に進む。
大丈夫だ。
とうとう筆箱をつかみゆっくり方向転換する。
まだまだこれからが勝負だ。
ゆっくりゆっくりこちらに向かう。
俺等も息を殺して見守る。
あと少し!
「あ!」
「急げ!」
破滅の音と共に亀裂が向かってきた。
ビッビッビシッビシッ
ザブ~ン
「冷てぇ~」
幸いに転ばなかったから腰の下あたりまでの被害だった。
Fはランドセルと筆箱を俺等に預けて着替えに帰った。
始業時間には間に合わないので先生やみんなには俺等が説明した。
「お腹の調子悪いみたいでした」
「下の方を着替えに帰りました」
「やっちゃったみたいでした」
「池にはまったと言ってくれとのことです」
みんながクスクス笑っているとFが戻った。
「アノ~池に落ちちゃって…」
爆笑だった。
終
ナニナニ?最後まで続けて欲しいとな。…しょうがないのう~♪
なんにせよ、筆箱は大切なアイテムだ。
諦める訳にはいかない。
Fは覚悟を決め氷の上に乗った。
一歩一歩慎重に進む。
大丈夫だ。
とうとう筆箱をつかみゆっくり方向転換する。
まだまだこれからが勝負だ。
ゆっくりゆっくりこちらに向かう。
俺等も息を殺して見守る。
あと少し!
「あ!」
「急げ!」
破滅の音と共に亀裂が向かってきた。
ビッビッビシッビシッ
ザブ~ン
「冷てぇ~」
幸いに転ばなかったから腰の下あたりまでの被害だった。
Fはランドセルと筆箱を俺等に預けて着替えに帰った。
始業時間には間に合わないので先生やみんなには俺等が説明した。
「お腹の調子悪いみたいでした」
「下の方を着替えに帰りました」
「やっちゃったみたいでした」
「池にはまったと言ってくれとのことです」
みんながクスクス笑っているとFが戻った。
「アノ~池に落ちちゃって…」
爆笑だった。
終