21日現在、秋田県側からの登山口の手前2~3キロ地点で、落石のため通行止め。
そこに車を止め歩くと、登山口まで40分程かかります。
21日現在、秋田県側からの登山口の手前2~3キロ地点で、落石のため通行止め。
そこに車を止め歩くと、登山口まで40分程かかります。
湯沢市秋の宮のうどん・蕎麦屋さん「郷」に行った。
お昼で満員だった。
他県ナンバーの車もとまっていた。
ツレが3時頃でもやってますか、と尋ねるとやっていますと言った。
鬼首までドライブして、国道をはずれ須金岳の登山口などをチェックした。
はじめてそれと意識して見上げた須金岳は、南側は絶壁が延々続いていた。
どういうコースを登るんだろう。
上には「天狗の相撲とり場」という場所があるらしい。
天狗がいてもおかしくない山容だった。
旧国道や花山へ抜けるみちなど、軒並み通行止めになっていた。
通行止めになっていなかったら、そのまま山の道を行って、ぐるっと回って別の道を通って帰ったかもしれない。
でも行けなかったから来た道を戻った。
だからまたお蕎麦屋さんの前を通った。
で、寄った。
そうしたらお店の女性が「よかった」とうれしそうに言った。
待っててくれたのかなと思ったら、蕎麦を打っていてくれたのだった。
きのこ蕎麦を食べた。
なめこ、くりたけ、落葉、ひらたけ、だっけかな。
きのこがこれでもかってぐらい入っていたけど、蕎麦の邪魔にはならない。
きのこの風味が野生的だった。
蕎麦は十割だけど、色は白っぽくてちょっと細身で、上品で繊細な味がした。
蕎麦湯は濃厚でとてもおいしかった。
お店の女性が、お客がわたしたちだけだったからだろう、サービスで抹茶を入れてくれた。
ツレは「おれは要らない。水がいい」と言った。
店を出た後、さわやかな食事だったな、とてもいい気持だと思った。
余計なものが入っていない素のものは、体にも心にもいいんだな。
帰り、秋の宮から泥湯にぬける標高の高い山道を通った。
山葡萄の葉が赤かった。
高い所から見下ろした、西日の当たった山々の紅葉は、世界が燃えているようだった。
季節によって、こんなに劇的に世界の色が変わるなんてすごいな。
それだけ、植物に覆われているってことなんだね。
天気がいい、温泉に行こう。
鳥海山が望めるフォレスタ鳥海に行った。
ホテルだからきれいなお風呂、でも内風呂は塩素臭がする。
ツレが「今日はゆっくり入っていい」と言うので、初めてサウナにちゃんと入ってみた。
30秒ぐらい入ったことは2回ある。
入る時間は確か12分と書いてあった。
中に砂時計が置いてあったのでひっくり返した。
あづいよ~
何も見るものがないので、砂時計の砂を見ていた。
ほとんど汗が出ない。
こんなものなのかな~、よくわからない。
砂が落ち切って、やっと終わったぁ。
気持ちいいっていうよりは耐え忍ぶ感じ。
サウナから出て露天風呂に入ったら、暑くてもうお風呂はけっこうですって気分だった。
ふと見ると、水の入った大きな木の風呂が置いてある。
「サウナのあとザブンと入らないでください」と張り紙がある。
ということは、そっと入れということか、なんだサウナから出たら水風呂に入るものなのか。
そっと入ってみた。
ああ、きもぢいい~
冷たさを感じないものなんだな、しばし弛緩。
そのうちクラクラしてきた。
気持ちいいからもっと入ってたいのに。
いい忘れたが、わたしの他お客さんはいなかった。
ここで倒れた場合・・・
イカン、それは避けたい。
出てからもう一度露天風呂に行った。
今度はとっても気持ちよかった。
道が崩れていて迂回したりして、どこを走ったのかよくわからないが、鳥海山のまわりの高原地帯をドライブした。
牧場のお店の上階が、鐘のある塔になっていて、ソフトクリームを食べながら階段を上って鐘を鳴らした。
牧場や高原が上から見えた。
大きなトラックが牧場から出ていくところだった。
幌の隙間から牛が見えた。
「子牛が売られていくんだな」とツレが言った。
ドナドナドーナ ドーナー♪ 子牛を乗せてぇ
ドナドナドーナ ドーナー 荷馬車がゆれるぅ
ドナドナは子牛が売られていく歌だ。
見晴らし公園で、日本海と飛島と鳥海山を見た。
帰り、由利高原鉄道が、ちょうど田んぼ中の駅にとまったところを見た。
乗るも降りるも、あそこまで歩くのかな、ほんとに田んぼの真ん中に駅があるのだ。
田んぼは黄金色。