歴声庵

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2012年の声優ラジオ感想

2013年01月01日 22時30分11秒 | 声優ラジオ関連

 本当は2012年中に纏めたかったのですが、結局年内には書けませんでした。簡単にですが、私にとっての2012年の声優ラジオ感想をランキング形式で纏めたいと思います。

1位:『溝らじ』の終了
 やはり2012年の声優ラジオ関連で、私にとって最大のニュースはこれですね。今まで私が声優ラジオ趣味を続けるに当たって、必ず牽引するようなエース格な番組があり、『はにはにらじお』→『うたわれるものらじお』→『えふメモ(メロ)らじお』→『麻衣ふぇあらじお』→『溝らじ』と続いてきたのですが、長い間エース格だった『溝らじ』が終わってしまった訳です。これだけ面白い番組が終わってしまってショックが大きく、穴を埋めれるような番組は見つかっていないのですが、それでもまだラジオ趣味は続けられています。

2位:上坂すみれ軍団長の奮戦
 声優さん個人としては、私にとって2012年一番縦横無尽の活躍をしてくれたのはこの人ですね。私がこの人の事を知ったのは2011年でしたが、ここまで軍事や歴史に詳しい声優さんが現れるとは思いませんでしたね。この人の事を知るまでは歴女の声優さんが出てきてくれただけで嬉しかったものですが、まさか声優さんで本物が現れるとは思っていなかったので、本当に驚いたわけです。
 そして2012年はその軍事知識を縦横無尽に駆使して大活躍。特に『上坂すみれの装甲親衛歩兵連隊放送』は声優さんがガチの軍事番組をしてくれたので、本当に面白かったです。特にライト層を切り捨てて、「判る人だけ判れば良い」と言う姿勢は、マニアとしては嬉しい次第です。正直番組単体としてはポスト『溝らじ』と呼べるような番組は見つかっていないものんぽ、現在私のラジオ趣味を支えてくれているのはこの人だと思います。

3位:minori勢の躍進
 2012年の特徴としてminori番組の躍進がありますね。2012年は『すぴぱらじお』『ぺるらじ』『minori通信』とminori関連の三番組が配信され、大躍進の一年でした。これで、ゆみこふさんの番組を復活させてくれれば、ポスト『溝らじ』も夢では無いのですけれどもね~。

4位:『すきらじ』の失速
 一方勢いを失って失速したのが、遠近さんの『戦国ラジオ』です。2010~2011年は私にとってエース級の番組だったのに、一気に面白くなくなったなと言うのが正直な感想です。色々原因はあるかと思いますが、個人的には「ライト層を取り込もうとした為に、マニア層には物足りない番組になってしまった」と言うのが一番大きいと思っています。これと正反対なのが『上坂すみれの装甲親衛歩兵連隊放送』で、ライト層を切り捨てた事によりマニア層にとって大変楽しい番組なっているので、『すきらじ』と比べて明暗が分かれたと思っています。ただこの手法は新規ファンを諦める手法なので、中々他では難しいでしょうけれども、歴史雑誌がライト層を取り込もうとして、それまでの購買層が離れてしまったと言う状況と、「すきらじ』の失速を重なって見えてしまいます。


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2 コメント

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あけましておめでとうございますm(__)m (ゆうてい)
2013-01-04 07:00:04
上坂すみれの装甲親衛歩兵連隊放送ですが、最初の放送のときにライト層を切り捨てて一部のマニア層向けの企画だからスポンサーが付かない(笑)。
だからリスナーにスポンサーになって欲しいと言ってましたよね。
ライト層は絶対数こそ多いもの、競争相手が多いうえに移り気ですから、どちらに的を絞るかというのも難しい話ですね。
それでも最初からライト層切り捨ててもある程度のリスナーは付いてくると見込んでいる訳ですから、上坂すみれの特異な個性に期待していたのかもしれませんね。

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Unknown (歴声庵)
2013-01-13 18:24:47
ゆうてい様

 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

 『装甲親衛歩兵連隊放送』は今回のイベント発表で隊員を増やしたみたいですし、成功した珍しいケースですよね。しかし、これはあくまで「上坂すみれ」と言う看板があったからで、同じ内容でも金子氏と鈴木氏だけでは成功したとは思えません。そういう意味では遠近さんの番組では同じ手法が使えるとは思えないので、難しい所です。
 何はともあれ、少数でも有料リスナーが居れば、番組が運営出来ると言う前例を作ったのは大きいのではと思っています。
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