東京新聞の記事は不正確です。少子化もふまえて組織の見直しをするということで、国立大が教員養成を止めるべきとの方針はどこにも存在しません。RT @wobaba: 日本の国公立大学における文系、教員養成系課程の廃止や(理系)転換を文部科学省が推進?
相変わらず東京新聞や一部ブログに基づいて国立大に教員養成を廃止させるのが文科省の方針であるとのツイートが少なくないが、元資料も見ずに安易に鵜呑みにするような情報リテラシーで大丈夫なのか何とも疑問だ。
教員養成についてはゼロ免課程の廃止は言われていますが小中を中心とする教員養成を国立から排除する動きは事実としてありません。RT @kimurashigekix: ! >すでに国立大学での教員養成系、文系の廃止は着実にすすめられているのだ。
体制寄り、反体制いかんに関わらず、ネット上で事実に基づいて発言することは基本的なルールでありモラルだと思います。情報リテラシーを疑わせるような安易な発言は無力ですし、時には反作用や悪用をもたらすだけです。自戒も含めて繰り返し確認すべきことでしょう。
国立大から教員養成廃止など繰り返し東京新聞記事や特定のブログ記事に基づいてコメントが流されている。事実については少なくとも新聞やブログ記事を鵜呑みにしないのが当然のリテラシーだと思うが。RT @muranori7:ネット上で事実に基づいて発言することは基本的なルールでありモラル
@muranori7 ご指摘に感謝です。文部科学省のサイトから国立大学法人評価委員会資料を確認してみました。教員養成大学・学部については少子化を受け量的縮小を図るのと同時に、教員の質の向上のため機能強化を図る。との振興策が読み取れました。続きます...
@muranori7 一方、人文・社会科学系については、グローバル化など社会構造の変化に対処すべく質的な転換。理工系への融合も。育成する人材像の明確化や身につける能力の可視化などが提言されていますね。 まだ続くことご容赦下さい。
@muranori7 この有識者委員会の提言と、各国立大学が策定中の中期計画と、文科省の政策と、これが閣議を通じて政府の方針となったり法令化されるプロセス。大学側の自主的計画に与える有形/無形の影響などにとても興味あり、これを機会に学んでいきたいと思います。
ええかつ評価委は5年ごとの中期計画を評価する有識者委員会で直接文科省の方針を決める場ではありません。RT @wobaba:法人評価委員会資料を確認してみました。教員養成大学・学部については少子化を受け量的縮小を図るのと同時に、教員の質の向上のため機能強化を図る。との振興策
今各国立大は、28年度からの中期計画策定中で、それを評価するための指針として述べたものです。勿論それなりにインパクトがあり各大学は苦慮していると思いますが。RT @muranori7: 評価委は5年ごとの中期計画を評価する有識者委員会でRT @wobaba
実際に各大学でベースにしているのは去年策定のミッション再定義で、これは文科のネットで各大学ごとに公表されています。中期計画はそれとそう大幅に変わらないと見ています。RT @muranori7: 28年度からの中期計画策定中で、それを評価するための指針RT @wobaba
ぜひこれをご覧ください。教員養成学部も文系学部も単純に廃止とかには全くなっていません。学部改組による再編はあるでしょうが。RT @muranori7:去年策定のミッション再定義で、これは文科のネットで各大学ごとに公表RT @wobaba
海外勤務ご苦労様です。国立大が大きな転換点にあるのは間違いなく、ぜひ注目し続けてください。一次資料はほとんど文科のサイトにあります。情報公開の時代ですから。RT @wobaba:海外に在住しております。しかし、出来る限り一時的情報を探し出し、国公立問題の今後に注目
横国のこの課程は元々教育学部からのゼロ免主体の転換で、そこが突かれているのかもしれませんが、まだどういう改組になるのかははっきりしていないのでは。性格の曖昧なゼロ免の問題は以前から指摘されています。RT @wobaba: 例えば横浜国大の人間文化課程廃止と資源再配分など
この報道は東京新聞=中日新聞だけだったと思います。愛知の人文系の教員が危機感から語ったのがそのまま不正確な報道になっていました。他紙は単純な教員養成や文系廃止とは見ていないので評価委についてはパスしたのしょう。RT @wobaba:一部報道に政治的意図があるのか/ないのか?
それにしても教員養成や文系だけでなく、グローバル化の旗印の下に国立大が大変化を求められ難しい状況にあるのは事実です。RT 他紙は単純な教員養成や文系廃止とは見ていないので評価委についてはパスしたのしょう。RT @wobaba:一部報道に政治的意図があるのか
来年夏迄の次期中期計画の中身が要注目ですが、政治的な謳い文句ほどにはラディカルな変革が難しいのが大学や教育で、極端な悲観反発でも安易な現状維持でもない賢さが必要かと。RT @muranori7: グローバル化の旗印の下に国立大が大変化を求められ難しい状況にRT @wobaba
各地の巨大な教委などの体制もそうですね。かつ教員養成はコストがかかりすぎで私学全面依存はそもそも無理ということもあります。RT @kingbiscuitSIU: 長年営々として築いてきた教員養成がらみの大学利権をみすみす手放すような真似
何度も書いていますがこのブログと元になっている東京新聞記事は不正確です。国立大評価委員会が中期計画評価の指針としたものを文科が各大学に通知しただけのものです。一次資料に当たって下さい。RT @rokoroko0919: 『教員養成系、人文社会科学系の廃止や転換』を各大学に通達した
ぼくは文科を擁護する気などまったくないんですが、生来事実に反する言辞は嫌いでして、SNS界隈のリテラシーのいい加減さにうんざりしています。RT @oyaziMK2: この界隈では村山先生が孤軍奮闘状態なのが何とも・・・同じ教育学さんですらデマに便乗している人もいる状態だし・・・
まあ国立大評価委員会というのが制度的に分かりづらいのでしょうね。それと「大変だー」という危機感からなんでしょう。でも情報リテラシーは大事です。RT @muranori7:国立大評価委員会が中期計画評価の指針としたものを文科が各大学に通知しただけのもの
評価委員会と文科省は別です。関連組織の情報を通知することは常に行われています。いずれにせよ国立大から教員養成を廃止するという文科省の方針はどこにもないでしょう。RT @discoder_x: 予算を分配する官庁が指針を「通知しただけ」ですか
繰り返しになりますが、東京新聞9月2日の「文部科学省は先月、同省の審議会『国立大学法人評価委員会』の論議を受け、国立大の組織改革案として『教員養成系、人文社会科学系の廃止や転換』を各大学に通達した」という記事は誤報です。
長々とRTしてすみません。
先ほどの記事を読んで、内容があまりに偏向したものであると判断出来ない人が多いのは、本当に嘆かわしいと思います。少し検索しただけでも、こうやって「誤報ですよ」と詳しく解説してくれるツイもあるのです。
リテラシー能力、情報を総合的に判断する能力、そもそも情報を伝える、受け取る、発信する時の倫理観などが、今問われているのだと思う。
こういう時に分かりやすい、センセーショナルなものに飛びつき、一緒になって感情を爆発させること、それこそが「智慧」の劣化なのです。