- 大霧山山頂から両神山 -
久しぶりに大霧山に出かけました。
大霧山の魅力は山頂からの展望にあります。
この日も素晴らしい眺めに満足しました。
東武鉄道東上線及びJR八高線の小川町駅から皆谷行きのバスに乗ります。
普段はそれなりに登山客が乗っているはずなのですが、この日は他に地元のお婆さんが二人乗っているだけでした。
そして、二人とも途中で降りてしまい、乗客は私一人の状態になってしまいました。
春のシーズンの休日などは満員になる程混む場合もあるのに、この日はちょっと意外でした。
そのバスを橋場で降りました。
粥新田峠まで自動車道路と山道を交互に歩くのですが、最初の山道への入口が私の記憶と違っていました。
一部付け替えられたのか、記憶違いなのかはわかりません。
再び、自動車道路に出ますが、周囲は畑が広がり、その中に人家が点在しています。
左後方の笠山や前方の大霧山などを眺めながら陽射しの中を歩いていると暑いくらいです。
再び山道になると、杉の植林の中の道となり、ちょっぴりひんやりとします。
最後に再び自動車道路に出るとすぐに粥新田峠です。
ここから大霧山までは再び山道です。
標高差もさほどありませんから、一気に登ってしまいます。
着いた大霧山の山頂では文句無しの素晴らしい展望が広がりました。
山頂からの広大な展望 (クリックで拡大)
もう少し詳しく ・・・ まずは両神山の右側を ・・・。
両神山方面の眺め - 背後の右側には蓼科山・北八ヶ岳、同じく左側では八ヶ岳の赤岳と横岳が頭を見せていました。
浅間山・四阿山方面の眺め - 手前には城峯山/赤久縄山・御荷鉾山・雨降山、そして右側に鼻曲山・浅間隠山
草津の山々と奥志賀の山々 - 白根山・横手山・岩菅山・白砂山など、そして、中ほど右側には榛名山
谷川連峰・朝日岳・武尊山、中ほどに小野子三山・子持山
赤城山/燧ヶ岳/日光の山々(白根山・太郎山・男体山・女峰山など)
続いて両神山の左側はパノラマで ・・・。
武甲山/奥秩父の山々(雲取山・和名倉山・破風山・甲武信ケ岳・三宝山など)/両神山 (クリックで拡大)
とにかく素晴らしい眺めでした。
展望に十分満足して定峰に向かいます。
山頂から少し下ると左側に牧場が広がり、その先に笠山・堂平山が望めます。
同じく笠山
道が杉の植林の中を行くようになると旧定峰峠ですが、ここで右の道に入り、定峰に向かいます。
しばらくは杉の中のやや寒い道ですが ・・・
やがて明るい落葉の道となると陽差しの暖かさが感じられるようになります。
定峰の人家の間を抜け、広い自動車道路に出ました。
そこから直ぐ近くに西武秩父駅からのバスの終点があるのですが、この日は秩父駅まで歩くことに決めていました。
ただ歩くのも面白くないので、途中にある秩父の札所に寄って行きます。
まずは、札所一番四萬部寺です。
続いて札所三番常泉寺です。
さて、この三番から聖地公園を通って十一番に行けるのですが、まだ歩いたことがないのでそのルートを行くことにしました。
聖地公園内は全く面白くありませんが、途中から細い山道となります。
途中、武甲山の眺めがいい場所が何箇所かありました。
武甲山
こちらは丸山方面の眺め
稲荷社の前を通って、札所十一番常楽寺に着きました。
ここから秩父鉄道の秩父駅まで歩いて、そこで歩き終わりです。