- アケボノスミレ -
スミレを見に出かけたわけですけれど、一番の目当てはアケボノスミレでした。目的通りたくさんのアケボノスミレを見ることができました。
途中何人かの人とすれ違いましたが、他の人は全くスミレなど気にしていません。スミレに興味を持つ前の私も同じでした。
でも今は違います。かつては単なる山道でしたが、今は楽しい花の道です。
山の楽しみは人各々ですが、山道の楽しみも、結局は歩く人の興味次第だということだと思います。
「スミレの女王」と呼ばれるのはサクラスミレですが、このアケボノスミレは個人的には「スミレの王女」と呼んであげたいです。
まずは、アケボノスミレです。
花柄をピシッと立てて、暖かめの色合いの綺麗な花を咲かせます。
花期には巻きぎみの葉が、株によっていろいろな姿を見せるのも面白いです。
アケボノスミレ
スミレは他にも咲いていましたが、やはり一番多く咲いていたのがタチツボスミレで、まとまって咲いている場所が幾つかありました。
タチツボスミレ
フモトスミレも何箇所かで見られましたが、一箇所たくさんまとまって咲いている斜面がありました。
フモトスミレ
フモトスミレのように小さいスミレは、コンパクト・デジタルカメラのAUTOモードだけで撮っている私には、なかなか上手く撮影できません。
他に咲いていたスミレは、スミレ(マンジュリカ) 、アカネスミレ、ニオイタチツボスミレ、ケマルバスミレ、ツボスミレ(ニョイスミレ) です。おそらく咲いていたはずのエイザンスミレには気がつきませんでした。
他に
シロバナイカリソウ、ジュウニヒトエ、ムラサキケマン、ミヤマキケマン、ミヤマハコベ、ヒトリシズカ、ホウチャクソウ、チゴユリ、ニリンソウ、カキドオシ、
ミツバツツジ、ヤマツツジ、シロヤシオ、ヤマブキ、オトコヨウゾメ、クサボケ、・・・
などが咲いていました。