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車山~蝶々深山 - 甲信越

2007年06月24日 | 山歩 - 甲信越



- レンゲツツジ咲く草原より八ヶ岳を望む -

レンゲツツジがようやく見頃になったというので、霧ケ峰に出かけました。

今回も素晴らしい好天だったので充分満足できましたが、レンゲツツジそのものは今度の週末の方がいいと思います。まだ蕾の状態のものも多かったです。

ここは人気の場所で観光客も多く訪れますので、どうしても人出が多いですが、メイン・ルートを外れると意外なほど静かな場所がいくつかあります。

行程 【 白樺湖~車山~車山湿原~蝶々深山~物見石~車山乗越~白樺湖 】

白樺湖から歩き始めます。



最初は自動車道路を上がって行きますが、蓼科山と白樺湖が早くも姿を現しました。



ニッコウキスゲがポツリポツリと咲いている鮮やかな緑一面の山肌の中を進みます。見上げると青空が綺麗です。



諏訪隠しを過ぎるとレンゲツツジが現れました。

レンゲツツジの咲く中を車山を目指して登って行きます。



左手には赤石山脈も見えます。



そして振り返れば、八ヶ岳です。



コバイケイソウも咲いています。

車山山頂はリフトを乗り継いで一般観光客も上がって来ます。賑やかですが、そこからの展望は素晴らしいです。



車山山頂からの眺め。蓼科山・八ヶ岳・富士山/赤石山脈/木曽山脈が見えています。(クリックで拡大)

山名付きはここから。



車山山頂から美ヶ原方面の眺め。山名付きはここから。



車山山頂から鉢伏山方面の眺め。山名付きはここから。

車山山頂からは反対の車山肩に向かいます。



見上げると青空に白い雲が綺麗です。

車山肩からは車山湿原に向かいます。



車山湿原付近から車山を見上げる。



車山湿原。



蝶々深山への登りでは一本の飛行機雲が青い空に白い直線を描いていました。

蝶々深山頂も展望がいいです。というより、歩いている道自体展望のいい状態が続いています。



蝶々深山頂直下から蓼科山。



蝶々深山頂直下から山彦谷南ノ耳・北ノ耳。変わった名前の峰ですが意味はわかりません。

この付近のレンゲツツジはまだ蕾の状態のものが多いです。コバイケイソウの花もまだでした。



蝶々深山からは広々とした草原の中の道を緩やかに下って行きます。(クリックで拡大)

左の1792m峰と右の山彦谷南ノ耳の間を行く道は物見石に向かっています。奥には三峰山と美ヶ原の王ケ鼻・王ケ頭が見えています。



1792m峰の山頂。奥は蓼科山。



1792m峰付近から蝶々深山・車山。



1792m峰の下りものびやかな草原の中を行きます。(クリックで拡大)

左の山彦谷南ノ耳から右の蝶々深山にかけて草原が広がっています。蝶々深山の右奥に車山、そして正面奥に蓼科山が見えています。

いつまでものんびりと風にあたりながらのびやかな景色に見入っているわけにはいきません。時間を見計らって白樺湖まで戻ります。

でも、まだまだ楽しみは続きます。



白樺湖への道から浅間山方面の眺め。



レンゲツツジと蓼科山。



レンゲツツジ咲く草原から蓼科山・八ヶ岳。(クリックで拡大)



緑一面の山肌も午後になり光の方向が変わったので、午前とは異なった姿を見せてくれました。



白樺湖に戻ってきました。これで歩き終わりです。



途中で見た花たち


今回の主役の花はやはりレンゲツツジです。他に、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ、アヤメ、シロスミレ、ミヤマキンバイ、キンポウゲ、ズミ、ヤマツツジ、・・・などが咲いていました。また蓼科牧場と立科町芦田を結ぶ道路の脇にはヤマボウシとアヤメがたくさん咲いていました。



レンゲツツジの蕾。この蕾の状態が蓮華に似ている為に付けられた名前です。当然このまま開花しますので、花もこの単位でまとまって咲きます。
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コメント
 
 
 
空の青が綺麗です。 (モカ)
2007-07-02 15:46:20
山塔花さま、こんにちわ。
盛りだくさんのコースに、うっとりです。
一度でいいですので、このように歩いてみたいです。
昨年、ツアーで白樺湖や美ヶ原高原には、行ったことがありましたが、景色を憶えていません。
空のこの青が、綺麗すぎます。実物はもっとすごいのでしょうね。

 
 
 
モカさんへ (山塔花)
2007-07-02 22:50:45
この日の空は、その色や雲の様子など少し異常と感じるほど特異な雰囲気がありました。

写真で色はなんとか出せても、「空気感」というようなものは出せません。

私は写真で「光の様子」が撮影できるようになりたいと考えていますが、どうしたらいいのかはわかりません。なんとなく「光の様子」を感じて写真を撮りますが、そこには感じた光が写っていません。でも、これを繰り返していくしかないのだと思います。
 
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